【ふしぎ風習】鳥取県西部では法事に『アンパン』を配るのだが、そのアンパンが世界一ウマい理由が分からないのでパン屋に聞いてみた

私は鳥取県中部と西部のハーフ。鳥取は横に長い形をしていて、東と西では文化も言葉も全然違う。私の実家は中部だが、いつも心には西部のスピリットが燃えている……とか言うと中部が気を悪くするだろうか? どのみち純度100%の鳥取 […]


【ガチンコ】千葉の「茶梨」vs 鳥取の「青梨」はどちらが最高か? 地元民がプライドを賭けて食べ比べた結果…

この時期ちょうど旬を迎えるフルーツに「梨」がある。さほど興味が無い方には無駄な知識かもしれないが、梨には大きく分けて2つ「茶梨(赤梨)」と「青梨」があることをご存じだろうか? どちらが美味しいのか? どちらの方が好きなの […]


【超穴場】SNS映えすると話題の「山の中の廃路線」へ行ってみたら … “危険生物の襲来” でお蔵入り寸前に

今からお話するのは2019年夏のできごとである。私の出身地である鳥取県の山奥に、30年以上前の廃線跡が現存しているらしい。そして近年、その周辺が「SNS映えする」として密かに話題になっているのだそうな。マジか……ちっとも […]


【意味分かる?】ポプラ、完全にローソンポプラへ … と見せかけて謎の『ローソンポプラ風ローソン』が静かに増殖していた

俺たちの『ポプラ』が『ローソンポプラ』に移行しつつある件については以前、当サイトの佐藤記者(島根県出身)が驚きをもってお伝えした。山陰地方を皮切りに全国的な移行が始まり、今年夏までに路面店のポプラは姿を消す予定らしい(一 […]


【梨騒動】鳥取名産『二十世紀梨』が本当は千葉生まれだということを千葉県民はどう思っているのか? 聞いてみた結果 → 大論争になった

我が故郷・鳥取県の特産品といえば『カニ』がセンター、その次は『二十世紀梨』で決まりだろう。毎年9月になると実家から送られてくるのを楽しみにしているのだが、母いわく今年はやや不作らしい。今のうちに大量摂取しておかねば!

ところで最近、衝撃的な事実を知った。鳥取の誇りたる二十世紀梨、実は千葉県で生まれた品種だというのだ。幼い頃から漠然と「鳥取固有の品種」と思っていたのに、これは少し恥ずかしい。おまけに千葉では現在も、二十世紀梨が生産されているのだという。

果たして千葉の人たちは、この件をどう思っているのだろうか……?

・元祖は松戸市

不安になった私は千葉県松戸市の観光協会へ問い合わせてみた。二十世紀梨は明治21年、松戸市の松戸覚之助さんという人が偶然発見した品種なのだそうだ。それが鳥取へ持ち込まれ、特産品にまでなったらしい。今後2度と松戸市に足を向けて寝るわけにはいかない。

──あっ、もしもし? おかげさまで鳥取では現在、二十世紀梨が最盛期を迎えております。これも松戸市さんのおかげです。

担当さん「松戸市でも現在、梨の旬を迎えていますよ。例年8月中旬~10月初旬がシーズンです」

──ちなみに二十世紀梨が松戸生まれだということを、松戸市民は認識しておられるのでしょうか?

担当さん「全ての市民が認識しているというわけではないと思いますが、『二十世紀』という地名のついた地区の小学校では、小学生が梨園の方と共に梨を育成する授業があります。若者世代ではあまり知らないかもしれませんが、一定の年齢以上の方では知っている方も多いといった感覚でおります」

──松戸市で最もメジャーな梨の品種は二十世紀なんですか?

担当さん「ニ十世紀梨もメジャーではあると思いますが、現在松戸市での収穫量は少ないですね。シーズン初めに出回る『幸水』、その他『豊水』や『新高』などがメジャーであり、好まれているように感じます。松戸市ではこれに『かおり』『あきづき』を加えた5品種を主に販売していますよ」

・プチショック!

なんと……松戸市は梨の生産こそ盛んであるものの「二十世紀梨はそれほどメジャーではない」という衝撃の事実が判明してしまった! 鳥取の独走状態という点はホッとしたが、また別の意味で少し恥ずかしい気持ちだ。

──そうだったんですね……! 松戸では梨狩りも体験できると聞きました、今度行きたいです。

担当さん「あまり多くはないですが、ちょうど今頃の時期なら実施している梨園もありますね。松戸の梨は需要が多く、ほとんどが直売やもぎとりで完売してしまうんですよ」

・千葉の男、梨を語る

ちなみに二十世紀梨の魅力は “歯ごたえ”“ほのかな酸味” にあると思う。『幸水』『豊水』といった俗に言う “茶色い梨” も食べたことはあるが、個人的には「柔らかさと甘さがややオーバー」だと感じるのだ。

こうなっては生まれも育ちも千葉県市川市・当サイトのサンジュン記者に実家から届いた二十世紀梨を食べてもらい、意見を求めるしかないだろう。千葉における梨の二大産地は松戸市と市川市であるらしく、サンジュン記者は「母校の校歌に “梨の花” という歌詞があった」と語るほど、生粋の “梨にはうるさい男” なのである。

市川市で『梨』はどういった立ち位置なのか? と尋ねてみると、「食べ物では一番有名かな」との答え。神妙な面持ちで梨を食べるサンジュン記者…………どう? おいしいですか?

サンジュン「これって…………MAX(マックス)なの?」

──マックス……とは?

サンジュン「これが鳥取のフルパワーの二十世紀梨なのね?」

──今年は不作ながら大ぶりで甘めだと聞いておりますが……。

サンジュン「じゃあ端的に言うけど、甘さがちょっと足りない。でも見方を変えれば “上品なお味” だよね。カブトムシも仕方なく食べるだろうね、たぶん」

・サンジュン大いに語る

なんだなんだ? これはケンミンショーなのか? 松戸市観光協会の方同様、サンジュン記者も「市川の梨といえば『豊水』や『幸水』であって、あまり二十世紀の印象はない」という見解らしいが、それにしても少し言い過ぎではないのか?

サンジュン「まぁ、詳しくはカブトムシに聞いてみてほしいよね。たぶんカブトムシはこの二十世紀を食うよ……生きていかなきゃいけないからね。だけど、どっちを好んで食べるかって言ったら、間違いなく『豊水』『幸水』だね。鳥取のカブトムシはきっと “千葉に生まれたかった” って思ってるだろうよ」

──この野郎! 『豊水』や『幸水』は柔らかすぎると感じるのですが!?

サンジュン「あ〜〜〜全然違います。それは食べるタイミングによってです。俺は梨に関して本当にうるさいからね。君、ちょっと勉強不足なんじゃないの?」

──……千葉生まれの二十世紀梨を「鳥取に取られた」という感覚は?

サンジュン「それは全然ないよ。松戸で生まれた珍品を鳥取の方が大切にしてくださって、むしろありがたいですよ。まぁ鳥取の人が二十世紀梨、欲しかったんでしょ? 少しでもおすそわけできるものは、してあげたいよね。でもさ……これ本当にマックス? はっきり言って『豊水』『幸水』に比べたらウマさは7割くらいだね」

・梨論争が勃発

なんだか釈然としない気分ではあるが、ともかく千葉の人が鳥取に対して怒っていないことだけは確かなようだ。自分が逆の立場だったら「むしろありがたい」と言えるだろうか? サンジュン記者はこれでなかなか、懐が深いと言えるのかもしれぬ。

……とはいえ、やっぱり二十世紀梨が一番おいしいと思うんだけどなァ! こんな時、頼るべき人物は1人しかいない。鳥取の姉妹都市とも言うべき島根県出身・佐藤記者にも梨を食べてもらうことにしよう。

──佐藤先輩! 豊水・幸水よりも二十世紀ですよね!?!?!?

佐藤「もちろん断然、二十世紀だな」

あぁ……やはり持つべきものは地元の先輩であった。こうして当編集部内で静かに勃発した梨論争。「梨の王 = 二十世紀説」を立証するため次の秋、私はMAXの二十世紀梨を探す旅へ出ようと思っている。

参考リンク:松戸市観光協会公式サイト
Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.



【激レアグルメ】鳥取の心『いぎす』を知っていますか / 今日は鳥取県民の日

鳥取出身の男性有名人といえば水木しげる・石破茂・小野ヤスシといった、やや渋めのメンツがスタンダードだったのだが、ヒゲダン(Official髭男dism)の登場で状況は急変した。あのような田舎から才能ある若い人が生まれ、ついに紅白にまで出場したのだ。

山陰のおジイちゃんおバアちゃん達も、今じゃみな彼らの活躍を楽しみにしている。こんなハッピーな話があるだろうか。ヒゲダンの皆様には今後とも健やかに、素敵な音楽を作り続けてほしいと強く願う次第である。

……さて、察しのいい読者はお気づきかもしれないが、実は私も鳥取県の出身だ。本日9月12日が『鳥取県民の日』だということを個人的には全く知らなかったが、ヒゲダンの方々はご存知だっただろうか……少しだけ気になるな〜!

・鳥取の一部地域

せっかくなので、今日は皆さんに我が故郷の郷土料理をご紹介しよう。その名は「いぎす」と言って、『いぎす草』なる海藻を煮固めたもの。

これは鳥取県の中でも主に中部地方で食べられており、東部や西部へ行くと存在自体を知らない人も多い。ちなみに当サイトの佐藤記者は鳥取寄りの島根県出身なのだが、「いぎす」について尋ねると「聞いたこともない」という答えだった。

“郷土料理” といえば大々的に売り出されている風に感じるけれど、いぎすはもっとマイナーな存在である。スーパーで売っている場合もあるが、圧倒的に売っていない可能性のほうが高い。かと言って母が「いぎす」を作るのを見たことはないし、私自身も作ったことはない。

これはどういうことかと言うと、恐らく私の祖父母世代(80代〜)が好んで「いぎす」を作っていたのではないか、と個人的には考えている。祖母が生きていた頃は「いぎす」を頻繁に食べていたが、そういえばここ数年はお目にかかっていない。

よって今の若い世代には、ひょっとすると「いぎす」を知らない人も増えているのかもしれず、私の認識は全県民に当てはまるものではない、ということをお断りしておく。

・いぎす作りに挑戦

少し前置きが長くなってしまった。どのみち東京在住の私がナマの「いぎす」を入手するのは難しい。ってことで、地元から『乾燥いぎす草』を空輸してもらうことにした。

乾燥したいぎす草は “ザ・磯” という香りがしてスゴクイイ。コンブに近い匂いなのだが、コンブよりも奥深い感じだ。それを水でジャブジャブと洗う。

すると別の海藻やカスなどが浮いてくるから、それらを掃除しつつ草をほぐす。

……とか偉そうに言っているけど、これは私にとって初めての「いぎす」作りだ。幼いころは「いぎす」を専門に売る店もあったと記憶している。「親戚の○○おばさんはいぎす作りが上手」といった話を聞いた覚えもあるが……詳しくは忘れてしまったなァ。

水を吸ったいぎす草は、今まさに海で取ってきたかのよう!

・練るべし!

そしてキレイになったいぎす草を、水と一緒に煮ていく。個人的にはここでの水分量と火加減が、「いぎす」の出来を左右するのだと思う。

沸騰すると次第に赤から茶色へ変色し……

少しずつ草が水に溶けてゆく。

説明書きを読むと、ここから「粘りがでるまで練り上げます」とある。

なんと……いぎすって「作る」んじゃなくて「練り上げる」ものだったのか……!!!

ひょっとして祖母が元気だった頃の鳥取では「今日の “いぎす” は上手く練れたで〜」「うちのは練りが足りんかったかいな〜」とかいう会話が、日常的に街角や食卓で交わされていたのかもしれないな……う〜ん、ノスタルジー。

こうなってくると「 “いぎす” を練れてこそ一人前の鳥取女」と言っても過言ではない気がしてきたぞ。初めてだけど心を込めて……脇を締め内角をえぐるように……

練るべし!!!

練るべし!!!

練るべし!!!

・完璧にできた

とはいえ初心者だから「ここぞ」というポイントまでは分からない。説明書きの指示通り、15分間練り上げたところで火を止める。

う〜ん、海藻がこんなにドロドロになるとは!

練り上げたものを容器に移し……

あとは冷めるまで放っておくだけ(今回は約2時間)。

すると……

笑っちゃうくらい完璧な「いぎす」が完成した。

・衝撃の真実

「いぎす」の食べ方は好みのサイズに切り分け、ショウガやネギとともに醤油で食べるのが一般的とされる。見た目はヨーカンに似ており、幼い頃マジで何度か間違えたものだ。さっそく食べてみると……

う〜ん! コレコレ!

祖母が作ったものよりやや固かったが許容範囲内だろう。30歳を超えて私は初めて「いぎす」を完璧に作り上げたのだ。これでようやく一人前の「鳥取で生まれた女」を名乗れるというものではないだろうか……えっ? 「味はどうなのか」って?

味は………………無いよ!

このことを説明するのはなかなか難しいのだが、「いぎす」はそもそもウマいとかマズいとか、そういった次元の食べ物ではない。もちろんほのかに海藻っぽい風味はする。しかしコンニャクほどの歯ごたえも、豆腐ほどの味わいもない……存在感でいえば『麩(ふ)』くらいの薄さだ。

多くの鳥取県(中部)民にとって「いぎす」とは、「特別好きでもないけど、食卓にあるからなんとなく食べる」といった立ち位置だと思われる。もちろん「 “いぎす” が大好物」「三食 “いぎす” でもイケる」という方もおられるだろうから、これはあくまでも個人的感覚だとお断りしておくが……。

だからといって、「いぎす」が嫌いだという人もあまりいない気がする。 “おばあちゃんが作っていて、そのまたおばあちゃんも作っていた” ……いぎすを食べるのに、これ以上の理由がいるだろうか? ある意味『心のバトン』ともいうべき「いぎす」文化を、私は鳥取出身者として継承していく義務があると、今回強く感じた次第だ。

さて今回この記事を読んで「 “いぎす” を食べてみたい」と思った読者も何人かおられるだろう。残念ながら「この店へ行けば確実に食べられる」等といった情報をお伝えすることができないため、こうなったらもう、最初からいぎす草を練っちゃうことをオススメしておきたい。けっこう簡単だから大丈夫だ。

それにしても『鳥取県民の日』の過ごし方として、「 “いぎす” を作った」は我ながらけっこう有意義だった気がするな〜!

Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.



鳥取名物『とうふちくわ』を手軽に自作する方法を発見! 今夜のおかずは「セルフとうふちくわ」で決まりだぜっ!!

練りものが、好きだ。かまぼこ、ちくわ、つみれ……なんでも好きだ。おでんなんかに入れても美味しいし、そのままでもウマい。1品でこれほど有能な食材というのも、なかなか珍しいのではないか。

さて、鳥取の名物に『とうふちくわ』というものがある。その名の通り、豆腐とちくわが合体した食べものだ。その響きだけでもヘルシーそうだし、なにより美味しいので近場で購入できるならばリピ必至である。しかし現実は、そうもいかない。ということで、自作してみることにしたぞ。

・鳥取県民のちくわ愛

今一度『とうふちくわ』について説明しておこう。木綿豆腐と白身魚のすり身を混ぜて蒸し上げた、鳥取県中東部に見られる加工食品だ。かつて鳥取藩主が魚の代わりに豆腐を食べるようお触れを出したことにはじまるとか、貴重な魚の代替品として生まれたものであるなどと言われているらしい。

鳥取県出身の亀沢記者に聞いてみたところ

「鳥取の人は、かなりちくわを食べるよ。でも普通のちくわはあまりなくて “とうふちくわ”と “あごちくわ” の一騎打ちって感じかな」

と教えてくれた。

総務省統計局のサイトを見てみると、確かに鳥取市はちくわの支出金額が全国トップ(2017年~2019年平均)だ。鳥取の人が「ちくわをかなり食べる」というのは、本当らしい。亀沢記者の言葉に従えば、この数字をたたき出している背景には “とうふちくわ”と “あごちくわ” の存在があるということだろうか。

・作るしかない

記者もその『とうふちくわ』を手に入れる機会に恵まれたため、さっそく食べてみた。なるほどこれは、不思議な食感と味だ。なにかと問われれば「ちくわ」と答えるが、豆腐らしさも存分にある面白い食べものだ。豆腐もちくわも大好きなので、これは良い。ウマい! 

しかし、そのへんのスーパーで気軽に購入……といかないのが、困ったところだ。もちろん、ネットで取り寄せることはできるが「今食べたい!」となった時が問題である。こうなったら残された手段はひとつ。そう、自分で作るしかない。

・そこそこ「とうふちくわ」

用意するものは、スーパーで売っているちくわと木綿豆腐──以上だ。豆腐を細長く切って、ちくわの穴に詰めるだけ。めっちゃ簡単!! 美味しいものと美味しいものを組み合わせているので、どうしたって美味しく仕上がるはずだが、問題は『とうふちくわ』の味に近づけるかどうか。

実はそれほど期待していなかったのだが、食べてみるとそこそこ『とうふちくわ』の味だった。食感はやや異なるが、どうしても食べたい時にその気持ちを抑えるくらいにはアリの味である。

まさかこんな、ちょっとしたことで『とうふちくわ』に近い味を楽しめようとは。我ながら、割とグッドアイディアだったと思う。非常に手軽でもあるので、今晩のおかずの1品に『セルフとうふちくわ』はいかがだろう。わさび醤油なんかで食べれば、酒のアテにもなって良いぞ! 

参照元:食のみやこ鳥取県「とうふちくわ」、総務省統計局
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.



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