スシローの2貫100円皿で高コスパなのはこれだ! 回転寿司マニアに聞いた「オススメ3選」(2020年11月版)

スシローは回転寿司チェーンの中でもひと際ネタが「ドーン!」としている。ネタの大きさには定評があるが、その分、他の100円回転寿司より高級皿が多いと思うのは私(中澤)の気のせいだろうか。好きなように食べているとついつい高く […]


2020年秋アニメの新作おすすめ10選 / 最強の続編陣に埋もれるには惜しい1話だったのがこのアニメ

2020年10月から秋アニメがスタートしましたが、今期の続編陣は最強ですね。『ひぐらしのなく頃に』を筆頭に、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』に『おそ松さん 第3期』など一大流行を築いた作品が並び、さらには『ゴールデンカムイ』『ストライクウィッチーズ』『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』などが固める鬼の布陣

おそらく、私(中澤)と同じ時代を見て来たアニメ好きは震えあがっていることでしょう。新作にまで手が回らないと。正直、今期が始まる前、私も震えていました。しかし、うっかり手が回ってしまったため、1話を見た上での2020年秋アニメの新作おすすめ10選を以下にまとめたいと思います

・『安達としまむら』オススメ度:★★★

放送情報 TBS毎週木曜深夜1時35分~など
配信情報 ABEMA、dアニメストア、Amazon、etc
スタッフ情報 原作/入間人間、イラスト/のん、監督/桑原 智、アニメーション制作/手塚プロダクション
キャスト 安達/鬼頭明里、しまむら/伊藤美来、日野/沼倉愛美、永藤/上田麗奈、ヤシロ/佐伯伊織
©2019 入間人間/KADOKAWA/安達としまむら製作委員会

【個人的おすすめポイント】
体育館の2階で出会い、一緒に授業をサボるようになった2人の女子高生・安達としまむらの関係を描く話。1話はまず、アニメーションが抜群に綺麗なのが良かったです。透明感のあるタッチは、女子高生たちの微妙な心の機微まで表現するかのようで繊細な世界観に浸れます。さすが手塚プロダクションなクオリティー。

・『魔王城でおやすみ』オススメ度:★★★

放送情報 テレビ東京毎週月曜26:00~etc
配信情報 Amazon、Netflix、dアニメストアなどで毎週月曜更新
スタッフ情報 原作/熊之股鍵次、監督/山﨑みつえ、アニメーション制作/動画工房
キャスト スヤリス姫/水瀬いのり、魔王タソガレ/松岡禎丞、あくましゅうどうし/石川界人、勇者アカツキ/下野紘etc
(C)熊之股鍵次・小学館/魔王城睡眠促進委員会

【個人的おすすめポイント】
非常にまったりしたコメディ。魔王軍と姫のまったりした攻防に絡む早見沙織さんのナレーションが絶妙すぎて脳が休憩できるような癒しのオーラを醸し出しています。何も考えずにぼーっと見るのに最適。でびあくまのヌイグルミが欲しくなりました。

・『無能なナナ』オススメ度:★★★

放送情報 TOKYO MX毎週日曜 22:00~、サンテレビ毎週日曜23:30~etc
配信情報 Amazon、ABEMA、etc
スタッフ情報 原作/るーすぼーい、古屋 庵、監督/石平信司、アニメーション制作/ブリッジ
キャスト 柊ナナ/大久保瑠美、中島ナナオ/下野紘、小野寺キョウヤ/中村悠一etc
©るーすぼーい・古屋庵/SQUARE ENIX・「無能なナナ」製作委員会

【個人的おすすめポイント】
月刊少年ガンガンで連載の本作。最初は「ガンガン版ヒロアカかな?」と思ったのですが、1話を見終わった感想は「さすが、るーすぼーい」というものです。

るーすぼーいさんと言えば、2000年代に美少女ゲームで活躍されていたシナリオライターさんですが、物語の見方がガラッと変わるような仕掛けが特徴的な人でもありました。1話はまさにるーすぼーい節。物語力が強そうなので要チェックです。

・『アクダマドライブ』オススメ度:★★

放送情報 TOKYO MX毎週木曜24:30~、サンテレビ毎週木曜24:00~、KBS京都毎週木曜25:00~、BS日テレ毎週木曜23:30~
配信情報 FOD毎週木曜23:30~
スタッフ情報 原作/ぴえろ・TooKyoGames、監督/田口智久、ストーリー原案/小高和剛、アニメーション制作/studioぴえろ
キャスト 一般人/黒沢ともよ、運び屋/梅原裕一郎、喧嘩屋/武内駿輔、ハッカー/堀江 瞬、医者/緒方恵美、チンピラ/木村 昴、殺人鬼/櫻井孝宏etc
(C)ぴえろ・TooKyoGames/アクダマドライブ製作委員会

【個人的おすすめポイント】
ハードボイルド系の近未来SFアクション。登場キャラもアウトロー系で『カウボーイビバップ』とか好きな人にとっては「いかにも」な感じです。こういうジャンルは重厚さが出せないと安っぽくなってしまうことがありますが、1話時点では個人的にストライク。話題になるかは分からないですが、コアなファンは獲得しそうな作品です。

・『アサルトリリィ BOUQUET』オススメ度:★★

放送情報 TBS毎週木曜日 25:28~など
配信情報 Amazon、バンダイチャンネル、YouTube、DMM.com、etc
スタッフ情報 原作/尾花沢軒栄(acus)、監督/佐伯昭志、アニメーション制作/シャフト
キャスト 一柳 梨璃(ひとつやなぎ りり)/赤尾ひかる、白井 夢結(しらい ゆゆ)/夏吉ゆうこ、楓・J・ヌーベル(かえで・ジョアン・ヌーベル)/井澤美香子、二川 二水(ふたがわ ふみ)/西本りみetc
©AZONE INTERNATIONAL・acus/アサルトリリィプロジェクト
©AZONE INTERNATIONAL・acus/アサルトリリィプロジェクト ©Pokelabo, Inc. ©bushiroad
©Tokyo Broadcasting System Television, Inc. ©SHAFT

【個人的おすすめポイント】
設定はスマホアプリゲームとかにありそうな感じですが、1話を見た感想は「シャフトっぽかった」です。話自体がどう転がるかはまだわかりませんが、シャフトの鋭くキレのある世界観が好きな人はオススメ

・『池袋ウエストゲートパーク』オススメ度:★★

放送情報 TOKYO MX毎週火曜日24:30~、サンテレビ毎週水曜日24:30~、KBS京都毎週水曜日25:35~etc
配信情報 Amazon毎週火曜日24:15~
スタッフ情報 原作/石田衣良、監督/越田知明、アニメーション制作/動画工房
キャスト マコト/熊谷健太郎、タカシ/内山昂輝、キョウイチ/土田玲央、ヒロト/木村昴、磯貝/花江夏樹etc
©石田衣良/文藝春秋/IWGP製作委員会

【個人的おすすめポイント】
言わずと知れた『IWGP』のアニメ版ですが、1話を見た感じ古臭さのようなものは感じませんでした。ちなみに、私は池袋に住んでたので、日常の中に何が紛れているか分からないような西口の雰囲気は見ていて懐かしいものがあります。

アニメーションの質感で言うとシックでお洒落な雰囲気で、アニメ好きじゃなくとも見やすい作画だと思います。あの雑踏にG-BOYSみたいな人たちが暗躍してたら夢があるなと思うくらいには惹きこまれる1話でした。

・『神様になった日』オススメ度:★★

放送情報 TOKYO MX毎週土曜24:00~、ABCテレビ毎週土曜26:30~etc
配信情報 Amazon、Netflix、dアニメストア、etc
スタッフ情報 原作・脚本/麻枝 准、監督/浅井義之、アニメーション制作/P.A.WORKS
キャスト ひな/佐倉綾音、成神陽太/花江夏樹、伊座並杏子/石川由依、国宝阿修羅/木村良平etc
(C)VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project

【個人的おすすめポイント】
麻枝准、浅井義之、P.A.WORKSは『Charlotte』の組み合わせです。1話は、受験生の成神陽太の前に「神様」を名乗る謎の少女・ひなが現れるという内容ですが、すでにいやらしいほど麻枝准臭が漂っていました。もう壮大な話になっていく未来が見えますね。声優も含めて隙のない鉄壁の布陣なので全力で泣かせにきてくれることでしょう。

・『くま クマ 熊 ベアー』オススメ度:★

放送情報 TOKYO MX毎週水曜日23:30~、サンテレビ毎週木曜日 25:00~、KBS京都毎週金曜日25:00~etc
配信情報 ABEMA、dアニメストア、Amazon、FODなど
スタッフ情報 原作/くまなの、監督/信田ユウ、アニメーション制作/EMTスクエアード
キャスト ユナ/河瀬茉希、フィナ/和氣あず未、ノアール・フォシュローゼ/日高里菜、シア・フォシュローゼ
/水瀬いのり、くまきゅう/黒瀬ゆうこ、くまゆる/宮島えみetc

【個人的おすすめポイント】
最近よく見かけるようになったリアルなゲーム世界を主人公が楽しむアニメです。文字にすると、それを見て何が楽しいのか分からなくなってしまいますが、アニメでゲームしてる人を見るというのは合わせ鏡みたいな無限ループ感がありますね。今私がいる世界も誰かがプレイしてるゲームの中かもしれません。

とは、このアニメを見てる時には一切思わないんですが、まあ、1話の感想としては、熊と熊のヌイグルミを着たヒロインが可愛かったということに尽きます。これが『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』までいくかはわかりませんが、何も考えずアニメを見たい人にはオススメです。

・『トニカクカワイイ』オススメ度:★

放送情報 読売テレビ毎週月曜26:29~、etc
配信情報 dアニメストア、U-NEXT、ABEMA(ビデオ)、dTV、FOD、アニメ放題毎週水曜日正午更新
スタッフ情報 原作/畑健二郎、監督/博史池畠、アニメーション制作/Seven Arcs
キャスト 由崎司/鬼頭明里、由崎星空/榎木淳弥、有栖川要/芹澤優、有栖川綾/上坂すみれ、鍵ノ寺千歳/小原好美
©畑健二郎・小学館/トニカクカワイイ製作委員会

【個人的おすすめポイント】
原作の畑健二郎さんと言えば『ハヤテのごとく!』の作者さん。『トニカクカワイイ』は、速攻で結婚するので、もう少し年齢層は高めなイメージです。とは言っても18歳だけど。さて置き、1話の出来は良く、ヒロイン由崎司も良い感じにブラッシュアップされてるなあと思いました。思わず恋に落ちてしまう不思議な魅力はさすがです。

・『魔女の旅々』オススメ度:★

放送情報 TOKYO MX毎週金曜22:30~、サンテレビ毎週金曜24:00~、etc
配信情報 ABEMA、Amazon、Netflix、FODなど
スタッフ情報 原作/白石定規、監督/窪岡俊之、アニメーション制作/C2C
キャスト イレイナ/本渡楓、フラン/花澤香菜、サヤ/黒沢ともよ、シーラ/日笠陽子etc
© 白石定規・SBクリエイティブ/魔女の旅々製作委員会

【個人的おすすめポイント】
職業としての魔女が存在する中世世界を主人公のイレイナが旅する物語。1話の印象は大分爽やかですが、このクオリティーを維持しつつ、爽やかさの中に何かスパイスを利かせることができれば、グッと盛り上がりそうな印象を受けました。

執筆:中澤星児



『呪怨:呪いの家』が話題、夏におすすめ「家」にまつわるジャパニーズホラー作品3選

例えば少しだけ開いたふすま。例えば風呂場の鏡に映る自分の背後。例えばどうしても気になるのに、のぞくことができないベッドの下の空間。ちょっと聞いただけで情景がありありと想像できて、ゾッとするようなシチュエーションがある。日本人が共有する「恐怖の共通言語」とでもいおうか。

得体の知れない怪物が襲ってくるといった直接的な脅威で人をパニックにするのがハリウッド映画だとすれば、「なにかが起きそうな不気味な予感」だけで怖がらせるのがジャパニーズホラーだ。しかもその舞台は、どこにでもある団地だったり学校だったり、日常の延長線上にある。

Netflixオリジナルドラマ『呪怨:呪いの家』が怖いと話題になっている。怪談の季節にジャパニーズホラーはいかがだろうか。同作にちなんで「家」にまつわる作品3選をご紹介したい。

・『呪怨:呪いの家』(全6話 / 2020年)

ジャパニーズホラーの金字塔『呪怨』シリーズの最新作にして「前日譚」となるシリーズ。佐伯家が住んでいた「家」そのものの歴史に迫る。

この作品の特徴であり、恐怖の増幅装置として挙げられているのが、1980年代〜90年代に実際に起きた凶悪事件と物語がオーバーラップする点。「どこまでが実話で、どこからがフィクションなのか……?」と境界線がなくなるような感覚を抱く。

少し例を挙げるだけでも、名古屋妊婦切り裂き殺人事件、連続幼女誘拐殺人事件、東電OL殺人事件、女子高生コンクリート詰め殺人事件、神戸連続児童殺傷事件、地下鉄サリン事件と、明らかにモチーフになっていたり、あるいは不穏な時代背景をにおわせるニュースとして作中に現れる。

ドラマを見る前にこれらの犯罪史を知っておくと、より理解が深まるが……中には本当にいたたまれない気持ちになる事件もある。実在の事件を娯楽作品として消費することへの賛否は常にあるだろう。

よく知られた事実かもしれないが、『呪怨』シリーズはオリジナルビデオから始まっており、口コミの人気から劇場版が制作された。元祖ともいえる「ビデオ版」は、その映像技術のつたなさが酷評されることもある。しかし一方で、自主製作映画のような映像の荒さ、地味なカメラワーク、役者のあかぬけない演技などが「かえって恐怖をあおる」という高評価もまたある。筆者も同感だ。

『呪怨:呪いの家』では第1話が1988年から始まることから、あえて古くさい、ちょっと色あせたような映像で物語が進んでいく。それがまた不気味で、記憶の中の「昭和」や「平成」と一致してリアルである。

家に関わった人々の運命が、オムニバス形式で語られていくパターンは健在。ただ、1話およそ30分というかなりのハイペースで物語が進んでいくため、登場人物の相関を把握するのがちょっと大変かもしれない。筆者も1度では理解できなかった。

本当に怖いのは怨霊か、それとも人間か。シリーズのファンには今さらいうまでもないが、凄惨(せいさん)な描写もあるので苦手な方はご注意を。視聴にはNetflixの会員になる必要があるが、この夏ぜひご覧いただきたい。

・『残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋-』(2016年)

小野不由美氏のホラー小説を映像化。小説家である「私」のもとに、読者の「久保さん」から手紙が送られてくるところから物語が始まる。久保さんが1人暮らしをしている部屋で奇妙なことが起こるというので、過去になにかあったのではないかと調査を始めるのだが……

前半は推理小説のように淡々と謎解きが進んでいく。自分の住んでいるところには、必ず前住人があり、その前にはさらに住人があり……という当たり前の事実が急に空恐ろしくなってくる作品。

古い日本家屋の怖さはもちろん、一見こぎれいなマンションであっても、あるいは新築でさえ「家」というものの怖さがよく出ている。また精神障害者の私宅監置や座敷牢、孤独死といった日本社会の闇も垣間みえる。

原作を読むと明らかだが、「私」が小野不由美氏自身であるかのように描写され、これも「どこからがフィクションか」がわからなくなる巧みな仕掛けがある。

「私」あるいは小野不由美氏が過去に書いていた「悪霊シリーズ」(講談社ティーンズハート)は、子ども向けでありながら現在のホラー作家としての片鱗(へんりん)を感じさせる名作揃いだ。

中でも、講談社ホワイトハートに移って少し作風を変えた「悪夢の棲む家」は、今回同様に「家」をテーマにした傑作。コミカライズもされている。『残穢』に関しても、ぜひ原作を読んでその魅力に触れていただきたい。

・『仄暗い水の底から』(2002年)

いつのまにか公開から18年も経ってしまい、もはや古典といってもいいかもしれない。『リング』や『呪怨』のようにシリーズ化されず完結しているために、過去の作品になってしまっている感があるが、今見ても良作だ。

黒木瞳さん主演。幼い娘と引っ越してきたマンションで怪奇現象に見舞われつつも、子どもを守ろうと必死になる少し情緒不安定な母親役を演じている。「気のせいだ」と思おうとしても無視できない怪異と、不利になっていく離婚調停という2つの出来事のあいだで、ギリギリのせめぎ合いを名演。

ホラー作品でありながら人間的なテーマがあり、母が子を思う心、そして子が母を求める心が作品の核だ。

もう1つ、この作品の秀逸なところはタイトルにもある水の表現である。「画面の湿度」という言葉で表現されることもあるが、一貫して作品全体に流れる空気の重さ、湿り気は他の作品の追随を許さない。終始じっとりと絡みつくような空気感で、カラッと乾燥する場面がほとんどないのだ。

古びた無機質なマンション、幼女行方不明事件、雨もり、エレベーターの防犯カメラ、空室から聞こえる子どもの足音……と不気味な要素には事欠かない。これらのキーワードに引っかかった方は1度ご鑑賞を。

・部屋や土地に宿るもの

上記3作品とも「家」や「転居」が怪異の元凶になっている。このようなシチュエーションが多いのは、ずばり視聴者が共感できるからだろう。誰しも同じような経験があるからなのだ。

ちなみに筆者は、住まいとして変な物件にあたったことはないがホテルならある。20代前半、母親と2人旅で札幌市のシティホテルに泊まったときのこと。到着は夜だったのでカーテンは閉まっていたが、窓が2面にある広い角部屋で、掃除も行き届いており一見すると気になるところはなかった。

しかし奇妙なことに、本来は入口付近にあるべき姿見が、部屋全体を映すようにベッド脇にある。ベッドに横になると自分が映るのでめちゃくちゃ気になる。旅行気分に水を差すので口には出さなかったものの、鏡をおおうように洋服を掛けてみたりと悪あがきもしてみた。が、実際には何事もなく一夜が過ぎた。

翌朝、カーテンを開けてみてびっくり。眼下に広がるのは墓地。そして鏡は墓地の方を向いているのだった……。

数週間後、なにげなく旅の思い出話をしていたときに、ふと母が「あのホテル、変だったねぇ」と言い出した。「楽しい旅行だからいわなかったけど、よっぽどフロントに頼んで部屋を替えてもらおうかと思った」という。

母も母で、具体的になにかを見聞きしたわけではないが、違和感を抱いていたらしい。2人とも信心深い方ではなく、大雑把な性格なのでそのまま一夜を過ごしたが、きっと敏感な人ならいろいろ体験するのだろう。

そういった「気になるホテル」にあたるのが嫌で、キャンピングカーを買うに至るのだが……それはまた別の話だ。

・さらなる恐怖を求めて

上記の3作品は、ホラー映像作品の中では文句なしの良作であるが、同時に「完璧ではない」とも感じている。肝心なところでハリウッド的な力技を発動してしまい惜しい部分もある。力技は、よほど突き抜けたものがなければ興ざめしてしまう。

突き抜けの好例といえば、『リング』1作目のラストシーン。「んなわけあるか!」と理性では思いながらも、その迫力とおぞましさは衝撃だった。

個人的な考えなのだが、ホラー映画に幽霊そのものは登場しなくていい。「○○の祟りです」という理由づけも必要ない。想像力だけで楽しめるのだ。私たちの回りには十分に「不気味なこと」があふれていて、ほんのちょっときっかけを与えてくれるだけで、共感することができるのだから……。

参考リンク:Netflix松竹株式会社
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.



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