「ゴチ餃子の先着100人無料のヤツ、まだやってます?」
——だ。これだけだ。今すぐ大阪王将に行って、店員さんにそう伝えるんだ。 運が良ければ、「まだやってますよ〜」という答えが返ってきて、あなたも無料餃子にありつけるかもしれない。
「もう終わっちゃいました〜」と言われたとしても、諦めるのはまだ早い。チャンスはまだある。無料で餃子を食べられる可能性は十分にあるぞ。どうやるのかは、以下で説明しよう。
・「ゴチ餃子」キャンペーン
無料になる理由は、大阪王将が本日2020年7月28日から始めた『ゴチ餃子』というキャンペーンが関係している。このキャンペーンを簡単に言うと、誰かに餃子をゴチしたい人が「ゴチ餃子券」を購入し、ゴチしてもらいたい人はそのゴチ無料券を使うというもの。
分かりにくい人は、ドラマでよくある “バーのシーン” を想像するといい。バーテンダーが「こちら、あちらのお客様からです」と言ってドリンクを差し出すベタなシーンがあるだろう? 言われた方が「誰?」と思って顔を向けたら、男が手なんか振ったりしているやつ。
あれをナンパ目的じゃなく、なおかつ「顔の見えない人にもおごりますよ〜」という大規模な形で実施するのが「ゴチ餃子」。店内のボードにゴチ餃子券を貼り付けたり、あるいは直接あげることで、誰かに「ゴチ」できる仕組みだ。
したがって、餃子をゴチしてもらおうと思ったら誰かからゴチしてもらう必要があるのだが……なんと! 全店舗先着100名は大阪王将がゴチしてくれるのである。繰り返す、全店舗先着100名だ。
だから、職場近くの大阪王将では100名に達しているかもしれないが、あなたのご自宅近くの店舗ではまだイケるかもしれない。そのあたりは店舗によるので何とも言えないが、早ければ早いほど有利なのは間違いない。急ぐべし。
・先着100名に間に合わなくても
「そう言われたから急いで店舗に行ったけど、手遅れだった!」って場合もあるだろう。残念と思うかもしれないが、誰かがゴチしてくれる可能性があるってことを忘れてはいけない。そう、ゴチしてくれる相手はなにも大阪王将だけではないのだ。
店内のボードに、心優しい誰かが貼ってくれたゴチ餃子券がある……かもしれない。もし見つけたら、心の中で感謝しつつ使わせてもらおう。
・注意点
ここで、いくつか注意点がある。まず、ゴチ餃子券を使用する際は、餃子以外に必ず1品以上オーダーしなくてはいけないってこと。餃子だけを注文してお会計を0円にすることは不可だ。覚えておこう。あと、ゴチ餃子券は発行店舗でのみ利用可。
それから冒頭で書いたように、ゴチ餃子キャンペーンのことを店員さんに伝えた方がいい。何も言わずに餃子を注文しても、無料になるわけではないぞ。実際のところ私はそのあたりを勘違いしており、最初の1人前を食べ切るまで気づかなかった。無料で食べているつもりが、「ただ餃子1人前を注文した人」になっていると凹むので、気をつけたい。
そして忘れてはいけないのが期限。ゴチ餃子券の販売は2020年9月30日までで、使用できるのは同年12月31日までとなる。また、東日本はゴチ餃子券が1枚265円となり、西日本では1枚245円だ。
そのほかにも細かな点はあるが、あとは公式サイトを確認するなり店員さんに聞くなりしてくれ。とにかく大事なのは……。もう言わなくても分かっている方がほとんどだろうが、最後に声を大にして言っておこう。店舗へ急げえええええええええええ!