【画期的】スタイリッシュで付け外しが楽な「ヘッドセット型」のマウスシールドを使ってみた! ひとつ気になる点が……

新型コロナウイルスの感染者が増え続けるなか、いよいよ夏本番を迎えようとしている。感染予防と熱中症対策の両立を図ることが求められる訳だが、マスクを着けておくべきか、それとも取るべきか難しい。そんなときはマウスシールドを使うのも1つの手段かもしれない。できれば扱いやすいものを選びたいところだ。

今回紹介するのは、ヘッドセット式のマウスシールドだ。2020年7月20日に発売開始となった「ウィンカム ヘッドセットマスク」はスタイリッシュな上に着脱しやすい。透明フィルムを洗えば繰り返し使うことも可能な優れものだ。

・ヘッドセット型のマウスシールド

以前の記事でお伝えしたように、マウスシールドは一般的なマスクに比べると圧迫感がなくて呼吸しやすい。飛沫防止には効果がありそうだったが、口元が外気にさらされているので正直なところ不安は残った。「ウィンカム ヘッドセットマスク」もその点について同じであることをあらかじめお伝えしておこう。

さて、この製品の販売価格は1セット税込2640円で別途送料700円がかかった。ヘッドセットとフィルムが同梱されており、組み立てて使用する。

組み立てはカンタンだ。透明フィルムの表裏に貼られた保護シール(フィルム)を外し、アームワイヤーの先端のガイドに従って透明フィルムをはめるだけ。あとはヘッドセットマイクを使うように装着したらOK。

・装着した感想

実際に着けてみると、息苦しさはない。まるで、マイク付きの骨伝導イヤホンでも着けているような気分だ。

スポンジのついたパッドで頭を挟むようにして止まっているので、普通のマスクのように耳の後ろが痛くなる感じもない。アームでフィルム位置を調節すれば、口をしっかりカバーできる。

・気になる点

かなり扱いやすい点は評価できるのだが、ひとつ気になることがある。それはメガネとの併用だ。ヘッドバンドを耳の上に通してかけるので、メガネのツルと重なってしまうのだ。

ツルが細いタイプのものであれば気にならないが、太いタイプのものだとヘッドバンドに乗っける形でメガネをかけることになってしまう。とはいえ、これまでのマウスシールド・フェイスシールドと比べるとかなりスタイリッシュだ。

さらに製品がバージョンアップして、メガネとの干渉問題を解決してくれるのを待ちたい。いずれにしても、適宜マスクを外して感染予防と熱中症対策の両立に努めなければ。早く感染拡大が落ち着いてくれることを願うばかりだ。

参照元:マスクリア専門店
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24



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