【Amazon低評価検証】評価1.7の「車用ナビ(600円)」を使ってみた / クチコミは「最悪の製品」「役に立たない」など
スマホとクルマが直結する『スマートフォンリンク アプリユニット』が斬新すぎてビビった
今やクルマを運転するときに欠かすことのできないのがカーナビである。そして、今や生活するうえで欠かすことのできないのがスマホである。特にドライブ中は、なかなかスマホの画面も確認できず、「大画面で表示されればいいのにな~」と思った人も多いのではないだろうか。
そんななか……その2つの必需品をドッキングさせてしまった商品がパイオニアからひそかに発売されていた。その名も『スマートフォンリンク アプリユニット』である。一見するとカーナビだが、実はこれカーナビではない。果たしてどのような商品なのであろうか?
・操作は完全にスマホ感覚!
スマホに専用のアプリをダウンロードすれば、大画面モニターに自分のスマホが表示される。しかし、ただ表示されるだけではないのだ。スマホの使い勝手そのままに、モニター上でスワイプやピンチアウトをすることができるのである。たとえば地図などをズームするときには指を2本使ったピンチアウト。ページを送るときもフリック操作だ。
・渋滞情報は一般的なカーナビの約5倍!
また、一般的なカーナビと特に違う点がもう一つある。それはカーナビの命ともいえる「ナビ性能」だ。同製品は車載専用のGPSとジャイロセンサー搭載のほか、スマホの通信機能を加えることにより一般的なカーナビの約5倍の渋滞情報を取得可能。突然発生した渋滞も迅速に判断、その瞬間の最速ルートで走行することができるのである。ちなみに、アプリユニットでナビを利用する際、事前に「ドコモ ドライブネット」というナビアプリをスマホにインストールしとく必要がある。
そのほか、スマホならではの機能が盛り沢山。記者が普段使っているスマホで実際にためしてみたので、簡単ではあるが以下に特徴を羅列してみよう。なお、走行中にアプリを使うのはNGだ。必ず停車中に使用しよう。
その1:Skypeでビデオ通話もできる
スマホやケータイをクルマと接続して音声通話ができるのは普通だが、スマートフォンリンクならばSkypeビデオ通話が可能。ネットでの通話なので、特別な通話料はかからない。
たとえば、地球の裏側にあるブラジルにいる友達と画面上で顔を合わせながら会話することだってできるのだ! ただし対応スマホはAndroidのみなので、iPhoneユーザーは気をつけよう。
その2:通る場所にマッチした音楽が流れる
有料アプリ「music Chef」を使えば、走っている場所や速度、時刻に季節に天候などの情報をもとにオススメの曲を流してくれる。たとえば海の近くだったら、海にまつわる曲が流れ、夜の高速道路だったらそれなりの曲が流れるらしい。
ちなみに新宿二丁目近辺において曲選びを「シェフにおまかせ」してみたところ、マドンナの『Hung UP』や斉藤和義の『ずっと好きだった』、L-Rの『KNOCKIN’ ON YOUR DOOR』、そしてチャゲ&飛鳥の『YAH YAH YAH』が流れた次第である。
その3:スマホ内に音楽が入っていなくても、自分好みの曲を流せる
たとえスマホ内に音楽を入れていなくても、有料アプリ「music Chef」を使わなくても、無料アプリ「AUPEO!」をインストールすれば数千ものアーティストの中から自分好みの曲を流すことが可能。このアプリの特徴は、なんといってもジャンルやムードなど、細かく指定できる曲検索設定だ。
おおまかにジャンルを決めて、ムードなどのサブジャンルを設定しておけば、「その設定に合致する自分の知らない曲」もガンガン流れてくる。新たな音楽を知るきっかけにもなるので、かなりオススメのアプリである。
その4:スマホにある音楽を車内で流すことも当然オッケー
スマホとクルマが直結されているので、スマホ内の音楽はもちろん車内で流すことができる。「music Chef」でも「AUPEO!」でも出てこないようなお気に入りの曲は、あらかじめスマホに入れておくとよいだろう。
その5:撮影した写真をアプリユニット画面で見られる
スマホ内に入っている画像を、そのままアプリユニット画面で見ることができる。ズームインもズームアウトもピンチ操作でスマホ感覚。前列中央のアプリユニット画面に表示されるので、後部座席に座っている人でも余裕の大きさで見ることができる。ドライブの思い出を、そのまま帰り道の途中に車内全員で振り返ることだってできるのだ。
その6:YouTubeの映像やUstreamなどの生中継も見られる
カーナビでワンセグテレビを見るように、スマホの通信機能を使ったYouTube映像、Ustreamなどの生中継もアプリユニットの画面で見ることが可能。音楽PVを流しておくだけという使い方もできるだろう。
その7:WEBがそのまま見られる
スマホ直結なのだから当然だが、スマホで見るようにアプリユニットの画面でもWEBページを見ることが可能。気になるページや記事があったら、同乗者と一緒に見ることができる。気になるお店の情報も、直接サイトを見て車内全員で確認できるぞ。※アンドロイドのみ使用可能
――などなど。他にも天気予報や「レストラン検索アプリ」、エンジン回転数や速度や車体のG計測ができる専用アプリなどもリリースされており、アプリの増加とともに可能性は無限大に。アプリユニット対応のカーナビアプリはこれまでAndroidのみだったが、近々iPhone用である『カロッツェリア linkwith カーナビゲーション for iPhone』が発売される予定。興味のある人はチェックしてみるとよいだろう。
写真:ロケットニュース24
参考リンク:カロッツェリア『スマートフォンリンク アプリユニット』
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オリジナル記事: スマホとクルマが直結する『スマートフォンリンク アプリユニット』が斬新すぎてビビった
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