2020年8月5日、マクドナルドは夏のキャンペーン「マックでどこでもハワイ!!」を開始した。もはや夏の定番となった「チーズロコモコ」を筆頭に、3種類のハンバーガーとドリンクなど計8商品が期間限定で登場している。
最大の注目はやはり「チーズロコモコ」だろう。ほんのりスパイシーかつ甘めのソースと目玉焼きのハーモニーが織りなす「チーズロコモコ」はめちゃウマ! 年間を通しても上位に食い込んでくるウマさである。だがしかし、この夏の主役は「チーズロコモコ」ではない。「チーズロコモコ」すらも圧倒する、とんでもないヤツが紛れていたのだ。
・大谷クラスのスーパールーキー
改めて言うまでもないが「チーズロコモコ」の完成度は極めて高い。月見バーガーでわかる通り、そもそも「パティ+目玉焼き」の組み合わせは鉄板である。そこにスパイシーさと甘さが絶妙なソースがかかるのだ、ウマくないワケがない。夏のマックは「チーズロコモコ」が主役……そう思われていた。
ところがこの夏のマクドナルドには、とんでもないゴールデンルーキーが紛れている。その衝撃度を野球で例えるならば「大谷翔平クラス」──。果たしてマクドナルドに出現した大谷とはどの商品なのか? 以下でレビューしていこう。
・バーガーは3種類
まずは念のための意味を込めて「チーズロコモコ」から。価格は税込420円だ。再三述べてきた通り、チーズロコモコは完全にウマい。食べた瞬間はほんのりスパイシー。後味はまったり甘いソースが最高である。たぶんこのソースは白飯にかけてもウマい気がする。
お次は「ガーリックシュリンプ」で、価格は税込420円。言うなれば「エビフィレオ」の派生商品だが、残念ながら個人的には新商品の中で最もインパクトは薄かった。というのも、サクサク海老は美味しいが、ガーリックの刺激がいまいち伝わってこないのだ。
「ガーリック」の商品名から、もっとガツンと系のイメージをしていたが、どちらかと言えばスタンダードなエビバーガーである。悪くは無いが「これ目的でマックに足を運ぶかな~?」というのが率直な感想だ。
で、バーガー最後の新商品が「ハワイアンスパイシーバーベキュー」である。こちらも価格は税込420円で、肉厚パティとハッシュポテト、さらにはハラペーニョチーズソースが特徴的なハンバーガーだ。
結論としては「ハワイアンスパイシーバーベキュー」もなかなかウマい。商品名の通り、しっかりスパイシーなところも好印象。ハッシュポテトのサクサク感も相まって、食感も良好だ。「チーズロコモコ」と比較するとやや好みが分かれる味ではあるが、こちらの方が好きな方もいることだろう。
・スーパールーキーはバーガーじゃない
とはいえ、ハンバーガー3つの中に「大谷翔平」はいなかった。そう、この夏のマクドナルドに現れたとんでもないルーキーはハンバーガーではない。ご紹介しよう、きっと誰が食べても衝撃を受けるマックのニューフェイス……
「ハワイアンパンケーキ キャラメル & マカダミアナッツ」DA!!!!!!!!!!!!
このハワイアンパンケーキ、価格は税込290円で、パンケーキの部分には朝マックで提供されている「マックグリドル」のバンズが使用されている。あらま、グリドルのパンケーキなんてちょっと嬉しいやん! ……と思いきや、スゴイのはそこではなかった。
ド級のインパクトを誇っていたのは、ズバリ「キャラメルソース」である。このキャラメルソースの甘いこと甘いこと! パンケーキ1切れ分だけで20kmくらいは走れそうなほど、とんでもない甘さを誇っている。
・突き抜けまくった甘さ
一般的にキャラメルは「甘さと苦さ」が美味しいスイーツだ。だがしかし、マックのキャラメルソースは甘さに全振り! 本来なら単体でも甘いグリドルが吹き飛ぶほど、キャラメルソースはとんでもなく甘い。個人的にはマック史上最高に甘いスイーツに認定だ。
さらに言うと、悔しいことにコレがウマい! 再三申し上げてる通り、とにかく甘いのでインパクトは相当なもの。甘さはここまで来ると美味しく感じるのか……と思うほど、飛び抜けた甘さである。毎日は無いにせよ、1度食べたらもう1度食べたくなるメニューであろう。だって、他にこんなに甘いのないですから。
というわけで、この夏のマックの主役には「ハワイアンパンケーキ キャラメル & マカダミアナッツ」を推奨したい。マカダミアナッツの香ばしさなんて関係ない、ただただ超甘いソースである。ある意味で歴史的に甘いスイーツだから、興味がある人はお早めにどうぞ。甘いぞ!