こんにちは、イケメンの佐藤です。つい最近までGoogleで「イケメン」と検索すると、1番最初に表示されていたので、イケメンを自称しても問題ないでしょう。しかしどういう理由か知らないけど、今は表示されなくなったそうです。とはいえ、数年間イケメンのトップ表示だったのは揺るぎない事実。したがって僭越(せんえつ)ながら、自らイケメンと言わせて頂きます。
さて今日は8月6日、「ハンサムの日」なんだとか。ハンサムもイケメンも同じようなものなので、この機会に、イケメンおよびハンサム代表として一言、ご挨拶をさせて頂きます。
・皆さんへ
おそらく世の男性の多くが、われわれハンサムに憧れを抱いていると思います。人の魅力は内面と言いますけど、やっぱり多少なりとも見た目が良い方が、都合が良いこともあったり。謙遜するつもりはないのですが、私はハンサムのなかでもどちらかといえば中堅どころでしょうか。どの業界にも上には上がいるものです。詰まるところ、人と自分を比較しても意味がないと私は考えています。
むしろ私は、見た目は “心のあらわれ” であると考えています。要するに「ハンサムは心のあらわれではないか?」と思っているところでございます。もしも自分の容姿に自信がないとすれば、その自信のなさが容姿にあらわれているからではないでしょうか。
見た目を洗練することも大切ですが、同時に心を養うことも覚えておいて欲しい。私なんかよく言われますもの、「自信満々ですね」と。そうです、自信だけがあるんです。根拠はない、皆無です。しかしながら、その自信が私を輝かせている。ハンサムの中堅にして、イケメン検索のトップ表示に押し上げたのは自信なのです。
ですから、容姿に自信がないと仰る皆さんにも、自信を持って頂きたい。え? どうやって自信を持つのかって? 自信の持ち方とか、自信の裏付けとか、そんなものいりません! 断言します、裏付けには誰も興味ないんですよ。
何なら、元から誰も自分のことなんか見てないんですよ。髪を切ろうが、服を新調しようが、そんな多少の変化に誰も関心がない。そんな風に、誰かが自分に振り向いてくれるのを待ってちゃダメだ。誰も見ていなくったって自分を鼓舞して、自分に言い聞かせて、自分を肯定してやらないと、評価に疲れて自分を失うだけです。
なんの意味もない。人の期待に応えるために自信を持つわけじゃなく、自分の期待に応えるために自信を持つんです。読んで字のごとく「自ら信じる」。それしかないんですよ!
最初にも申し上げましたが、どこまで行っても上には上がいる。何をやっても上には上がいる。人と比較すると、敗北感を味わい続けるだけなんですよ。それだったら、昨日より今日、今日より明日へと自分の戦いをしていくだけなんです。ハンサム界の中堅の私でさえ、まだまだだなと思うことばかりですよ。
ですから皆さんも、昨日の自分に少しでも勝てるように。明日の自分に少しでも近づけるように。毎日過ごしてみてください。そうすればきっと自信がつくから。君も成れる、ハンサムに!! 私から以上でございます。中堅ながら、われわれハンサム界を代表として、ご挨拶をさせて頂きました。ご清聴ありがとうございました。
ハンサム代表:佐藤英典
Photo:Rocketnews24