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入手困難だった「どうぶつの森」amiiboカード全75枚が届いた! 驚きのダブり率もご紹介
島民のみなさん、ハロウィンは楽しんでいるかな? 『あつまれ どうぶつの森』ブームで、過去に流通していたamiiboカードの再販が決まったことは以前にご報告した。
好きな「どうぶつ」をゲーム内に呼び出せるため、人気のカードは高額で取引される状況となっていた。たとえば大手通販サイトでは「ジュン」などの人気キャラクターに、現在でも数千円の価格がついている。
今回のamiiboカードは受注生産で「転売屋による買い占めで品薄」といった事態は回避されている。筆者のもとにも商品が届いたので、一緒に中身をみていきたい。ダブり率も公表するぞ。
・1パック3枚入り(税込330円)で全450種
再販されたのは「どうぶつの森 amiiboカード」第1弾、第2弾、第3弾、第4弾の全400種。加えて『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』バージョン全50種だ。
1人5点までの購入制限があり、5シリーズなので計25パック(税込8250円)が上限となっていた。悩んだ末、筆者は上限まで注文。「10月末日までにお届け」だったので、予定どおりの到着だったといえる。
この間、全国の販売店にも順次出荷されていたはず。そのため、予約よりも店頭で購入した方が早く手に入るという逆転現象もあったかもしれない。
・『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』amiiboカード(全50種)
はじめに第1弾〜第4弾のシリーズからは外れる『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』バージョンを開封! 2016年の商品だ。
当時の『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』で使うと「キャンピングカーに乗った特別などうぶつが登場」ということで、全員が車に乗っているイラスト。カードも横向きだ。
内装も細かく描きこまれ、凝ったデザイン。一方で、第1弾〜第4弾にあるキラキラの「SPカード」は入っていない。
ダブりはなく、非常に幸先がいい。この調子でどんどん開封しよう。
これは「パタヤ」! 現在の筆者の『あつまれ どうぶつの森』で、無人島に最初に渡ってきたキャラクターだ。初期メンバーというのは愛着がわくし、さばさばした性格も好印象。筆者にとってはちょっと特別な存在になっている。
・第1弾(全100種)
改めて「どうぶつの森 amiiboカード」シリーズを第1弾から順に開封していこう。ちなみに筆者は特に「○○狙い」といったターゲットキャラはいない。ゲーム内の偶然の出会いで満足している。
どうぶつの森は、人それぞれの楽しみ方ができるのが魅力。どうぶつとの交流が楽しい人、コレクションが楽しい人、家づくりが楽しい人、いろいろなプレイヤーがいていいと思う。
1パック3枚入りでランダム封入。全100種もあるから、確率的にはダブりが出る機会はだいぶ少ないはず。前回記事で忘れてしまっていたのだけれど、1枚は必ずSPマークのメインキャラクターが入っているんだった。たとえば今回なら「カブリバ」だ。
4パック開けてもかぶりなし。
5パック開けてもパーフェクト! 開封した中では「リリアン」や「ももこ」が、キュートなキャラクターとして人気があると思う。
・第2弾(全100種)
続いて第2弾を開封。カード番号は「101」からになっていて、第1弾に続けてコレクションできる。
タイムリー! ハロウィンにちなんだ「パンプキング」が出た!
どんどん開けていこう。ここまでまったくダブりがない。素晴らしい!
おおっ、これは! 好きな住民ランキングでも必ず上位に食い込む「1ごう」! ヘルメットをかぶったネコのキャラクターだ。
すべてダブりなし。今回1番のラッキーアイテムはやはり「1ごう」だろう。一時期は1万円を超す価格で取引されていたとか……。
・第3弾(全100種)
じゃんじゃんいくぞ。第3弾を開封。
「ロボ」が出た。「シベリア」「ロボ」「ビアンカ」などのオオカミたちも、見た目がかっこよくて人気があるという。住民ランキングでも常連だ。筆者の島にいる「チーフ」も男らしく兄貴肌の性格で、とてもいいヤツなのだ。
うん、すべて違うカードだ。これは、ある可能性が浮上してきた。
・第4弾(全100種)
順調に開封作業は続く。「まめきち」「つぶきち」のようなメインキャラクターは違う衣装で何度も登場して楽しい。
最後の1枚は……「ハッケミィ」でした。強烈だな!
・結論
かくして、全75枚の確認が終わった。手元には大量のカード。
結果、まさかのダブりゼロ!
もちろん筆者がもとから持っていたカードが結構あって、それとのかぶりはある。初見のカードしかない、という状況ではない。けれども、今日開封したものに限ると、1枚もダブっていない。
これは……任天堂さん、やってくれたな。たまたま筆者の運が超絶よかっただけとは思えない。ダブりの出ないロットで出荷している可能性が極めて高いのでは……!? 同じ5パック買うのでも、小売店からだとこうはいかないだろう。
amiiboカードをNintendo Switch本体に読み込ませると、キャンプサイトや撮影スタジオにどうぶつを呼ぶことができるぞ。筆者もさっそくやってみる。
【プレイレポ】『マリオカート ライブ ホームサーキット』がリアルとゲームの境界を取っ払う! 衝撃の初プレイ感想
2020年10月16日、「マリオカート」最新作が満を持して発売された。いわずと知れたビッグタイトルだが、ゲームの新しい可能性を感じさせてくれそうで、個人的にも大・大・大注目のタイトルだった。
MR(Mixed Reality=複合現実)の技術を使って「実在の自分の部屋」を舞台にレースができるというのだ。実際にプレイしてみたのだが……はっきりいって、度肝を抜かれた。
レースゲームなのでいわゆる「ネタバレ」はないが、序盤の詳細をレポートするので、まっさらな気持ちでプレイしたい方は注意して欲しい。記事を書いておいて矛盾しているが、「予備知識なしに、実体験として衝撃を受けて欲しい」という思いもある。
・『マリオカート ライブ ホームサーキット』(税抜9980円)
このゲームは、実際のカートを走らせる。そのためソフトを購入することは、カートを購入することと同義になる。デザインは「マリオセット」と「ルイージセット」の2種類。
必要なものがセットになったボックスなのだが……デカい。ソフトは同梱されておらず、ニンテンドーeショップからダウンロードする。通信環境にもよるだろうが、筆者は30分弱かかった。
そのあいだに開封の儀だ! 出てきたのはマリオの乗った赤いカート!!
これもデカい! ミニカーくらいのものを想像していたのだけれど、手のひらからはみ出る大きさだ。
カメラがついていて、ここから現実世界を認識するらしい。
側部をカシャンとスライドすると充電口が出てくる。細部までよくできていて、マリオの世界の曲線的な可愛さと、実際に動くマシンとしてのかっこよさが同居している。
ダウンロードを待っているあいだに、ダンボールのゲートを組み立てる。これもデカい!
家具を全部どかして部屋に置いてみたけれど、それでも狭い感じがする。プレイには6帖以上の段差のないスペースが推奨されている。
・ゲーム起動
そうこうしているうちにダウンロードが終わったのだが、シリアルコードなど、購入を証明するものを1度も求められない。「?」と思っていたら、本体に表示されたQRコードをカートに読みませることでゲームが起動した。たぶん「カートを所持している=購入した」と認識するんだな。
準備万端だ。チュートリアルが始まる。Switchの画面に表示されるのは……自分の部屋だ。カートが向きを変えると自分も映る。なんだか恥ずかしい!!
Switchを操作をすると、ラジコンカーみたいにカートが動く。後に解放されるが、カートのスピードは50ccから200ccまで4種類ある。バックするときには、画面上のマリオが後方確認したりして、芸が細かい!
レースの前に、自分でコースを作る作業がある。カートの軌跡をSwitchが認識して、コースにしてくれるのだ。このとき直線的に走れば簡単なコースになるし、あちこちグルグルすれば、はちゃめちゃなコースになるということ。
公式サイトでは家具の下を活用する、障害物を設置する、自分でトンネルを作るなど、いろいろなアレンジを紹介していた。狭い部屋でも楽しく遊べる工夫が満載だったぞ。
う〜む、家具の下かぁ……。大掃除が必要だな。ここはやめておこう。
ゲームモードはいくつかあるが、筆者のようなぼっちプレイヤーには「グランプリ」というCPU対戦モードがある。クッパJr.やクッパ7人衆が出てきて一緒に遊んでくれる。自分の部屋でキャラクターが動いているのってちょっと感動!
コースは全24種類なのだが……演出がすごい!! 同じダンボールのゲートを映しているはずなのに、コースによってまったく違うゲートのように画面に表示される。それもぴったり位置が合っているのだ。
水中にいるような画面になったり……
モノクロの矢印看板のはずなのに、ピカピカ光ってコースをガイドする電光看板になっていたり……
「ナニコレ」としかいいようがない。見慣れた部屋がマリオの世界になる!!
シリーズでおなじみ、バナナ、こうら、キノコなどのアイテムもあって、ちゃんとカートに影響する。敵キャラクターにアイテムを使われると、画面内でそれがわかるのはもちろん、カートも実際に止まったり遅くなったりするのだ。
おもしろいからカートの動きを見たいのだが、実際には画面をちゃんと見ていないとレースには勝てないし「どっちを見たらいいの!?」とジレンマに陥る。まさにゲームと現実の境界線がなくなる体験!!
・対戦もできる
Switch本体とカートをもっている人が集まれば、最大4人で対戦もできるぞ。みんなでわいわいコースを作るの、楽しそうだな。
「カスタムレース」モードでは、コースの形だけでなく、レースに影響する「シカケ」を自由に配置して、オリジナルのコースを作れるという。プレイヤーの創造性をいかんなく発揮できるモードだ。
任天堂はいつも「ゲームの画面から飛び出す遊び方」を提案してくる。『Nintendo Labo』も『リングフィットアドベンチャー』もそうだ。手を動かして、身体を動かして、人と一緒に遊ぶと楽しいよ、と伝え続けているのだ。
・ゲームの未来を感じさせる
ゲームとして見ると、これがめちゃくちゃ普及するかといえば、なかなかに難しいところもあると思う。広いスペースが必要なこと、毎回「コースを組み立てる」という手間が必要なこと、プレイ環境によってコースが偶然性に左右されるので、プロがレベルデザインしたゲーム体験とは異なること、などなど。
Switchの「思い立ったらどこでも気軽にプレイする」というコンセプトとは逆行するところもある。また、練習して技を磨き、ガチでレースゲームを極めたいなら「これじゃない」となるだろう。
けれどもすごく意欲的で、新しい未来を感じさせ、チャレンジングな作品だと思う。自分の操作で実在のカートが動く素朴なおもしろさ、部屋を走りまわるキャラクターに抱く強烈な親近感、実際に起こっていることなのかゲーム画面の中だけのことなのか、わからなくなる不思議な感覚……。
ゲームが自分の部屋にやってきたような新体験。終始「ええーっ!!」と叫びっぱなしだった。ゲームの世界はいったいどこまで進んでいくんだろう? 未来が楽しみすぎる!!
『あつまれ どうぶつの森』秋の無料アップデート到来! 今年は島でハロウィンだ!!
Nintendo Switch『あつまれ どうぶつの森』の世界にも秋がやってきた。北半球プレイでは地面にススキがはえ、「どんぐり」や「まつぼっくり」が季節を知らせる。
10月といえばハロウィンだが、現実世界では3密回避のため渋谷に集まらないよう呼びかけ、オンライン上でのイベント開催を検討しているとか。リアルでわいわい集まるのは難しそうだけれど、島には秋の無料アップデートでハロウィンイベントが配信された! 以下、詳細だ。
・ハロウィン家具が追加
ハロウィンといえばジャック・オー・ランタンや魔女なんかの「spooky(スプーキー:不気味な、気味の悪い)」なデコレーションが楽しい!
オバケ、コウモリ、黒猫、ガイコツ、クモの巣……想像力をかきたてるモチーフがたくさん。文化圏が異なる日本にここまで定着したのも、見るだけで気分が盛り上がるような華やかさがあるからだろう。タヌキ商店でもハロウィン家具の取り扱いを開始!
さらにタヌキ商店やレイジのお店で「かぼちゃのなえ」を販売。カラフルなかぼちゃを収穫できるんだって! レシピを手に入れたらハロウィン家具をDIYだ。公式映像では案山子(かかし)やランタンを確認できる。
レシピの入手方法はおそらく複数あるのではないかと思われる。筆者はほかのレシピと同様に、クラフト中の島民から1つ教えてもらった。ありがたや。
・アメちゃんを集めよう
当日までにイベントアイテムである「アメ」を集めることで、島民たちと楽しい交流ができるらしいぞ。そもそもハロウィンの合言葉「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」は、仮装した子どもたちがお菓子を求めるセリフ。そこでアメの使い道となると……?
イースターイベントでは「たまご」が出過ぎてしまい、普通に釣りをしたいときなんかに、ちょっと邪魔になる側面もあった。ユーザーの声を受け、出現率の調整が入ったのはご記憶のとおり。
今回収集する「アメ」は1日1個だけタヌキ商店で売られるようなので、ゲームプレイを妨げることもなさそう。毎日プレイして集めよう。
ハロウィン当日のイベントは10月31日(土)17:00から開始とのこと。ハロウィンの王様「パンプキング」が登場し、広場もいつもと違う飾り付けになるんだって! そういえば、自宅のポストにもパンプキングからちょっと怪しい手紙が届いていた。
・もちろん仮装も
ハロウィンの仮装に向けて「エイブルシスターズ」でも新しい衣装の販売が始まる模様。普段は使わないような、思い切ったカラーのボディペイントやコンタクトもよし。
その他の便利機能として、過去に「ゆめみ」が見せてくれた島の履歴を表示できるようになったという。気に入った島の夢を「お気に入り登録」することが可能とのこと。
アップデート記念の全員プレゼントは「リングコン」だ。これは現実世界では入手困難で幻のアイテムと化している『リングフィット アドベンチャー』じゃないかー!! リアルで欲しい〜!!
・次回のアップデートは11月下旬
今回の更新データは9月30日10:00から配信開始。本体をインターネットに接続し、ユーザーとニンテンドーアカウントを連携した状態でソフトを起動する必要がある。しずえさんの島内放送でイベントが告知されたらOKだ。
なお「冬の無料アップデート」は11月下旬に配信予定。きっとクリスマスなどの冬イベントが配信されるだろう。Nintendo Switch Online内の「タヌポータル」も10月上旬にアップデート予定だ。
参考リンク:任天堂
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:あつまれ どうぶつの森(Nintendo Switch)