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【潜入】くら寿司GoToイートに見た現場の混乱「無限くら寿司狂騒曲」
飲食店を応援するための政府の施策GoToイート。消費者目線から簡単に説明すると、一定の条件を満たせば割引が受けられるというキャンペーンだ。そんなキャンペーンにおいて注目を集めているのがくら寿司である。
「無限くら寿司」と呼ばれ話題となったくら寿司のGoToイート。裏技のような響きだが、ただ単に値引きで利用できるポイントが毎回もらえ、数珠繋ぎ的に値引きが続けられるのでそう呼ばれているだけだ。
制度上問題がない点で “トリキの錬金術” とは違い、公式の動画でも「すごいポイント」として紹介されている。そこでGoToイートを利用したことがない私(中澤)も無限くら寿司に身を投じてみたのだが、現場の混乱を肌で感じたためお伝えしたい。
・予約でポイント割引
まず、無限くら寿司の仕組みを超簡単に説明すると、店舗をオンライン予約することで値引きポイントがGETできるというもの。予約はくら寿司アプリから行うわけだが、くら寿司アプリのトップに「Go To Eatキャンペーン」専用サイトへのタブが設置されているため、それをクリックしよう。普通にアプリで予約すると対象外なので要注意だ。
さて、専用サイトにはGoToイートの説明が書かれている。予約前に重要なのは、利用が2名以上からという点とポイント取得には1人1000円以上の飲食が必要な点、そしてランチタイム予約とディナータイム予約でもらえるポイントが変わるという点。ランチだと1人につき500ポイント、ディナーだと1人につき1000ポイントになる。ちなみに、1ポイント1円だ。
いつ食べに行くか決まったら、「GoToEatテーブル予約」をタップ。すると、予約ページに遷移するので、店舗と日時を選択したら予約完了だ。
・あふれる人
これで前準備はOK。以前池袋のくら寿司で300分待ちを何度も目撃している私は、都心を少し外した店舗を予約した。それでも当日のディナー予約は不可能で、2日後ですら21時22時台しか空いていなかったわけだが。
予約日当日に行ってみると、やはり店舗は待合ソファが満員で、店の外まで人があふれ出すほどの大盛況。元からの人気にGoToイートが拍車をかけているのかもしれない。
・要注意点
店舗で注意すべき点はレシート。ポイント取得には、専用サイトの「ポイント利用・取得」からレシートの画像をアップロードするという手順が含まれるのでレシートは捨ててしまわないように気をつけよう。
さあ、ここまで来ればあとひと息。「ポイントをためる」のページに、予約した店舗が表示されているので、アップロードボタンをタップして、レシート画像をアップロードしたところ……
家につく頃にはポイントが反映されていた。公式YouTube動画の説明によると、通常1時間以内にポイントが付与されるのだという。
消費者目線でここまでの感想を言うと、お得であることは間違いない。混んでるけど予約なのでスッと席につけたし、普通にポイントも付与された。
・現場の混乱
だが、私はまだ切符を手に入れただけ。ポイントを利用して初めて無限くら寿司列車に乗車したと言えるのではないだろうか。というわけで、4日後に再訪したところ、現場の混乱を目の当たりにすることになった。
まず、なぜ、4日後になったかと言うと、シンプルに予約が空いてなかったから。しかも、4日後ですら21時以降しか空いていなかった。夕飯時に行きたいのであれば1週間~2週間先を見るべきかもしれない。無限くら寿司列車の加速を感じる。
繰り返すが、2名以上、1人1000円以上でないとポイントは付与されない。そこで私は2名で来店し、2000円をギリギリ超えるように計算して、きつねうどん(税抜き280円)2杯と寿司を13皿食べた。これで税込み2046円のはず。ポイント値引きで支払いは46円になり、かつ次回分のポイントもGETだ。これぞ無限くら寿司。と思いきや、会計で言われた金額は……
1881円。
嘘!? 計算間違えた? 無限くら寿司を試してみた記事を書くつもりだった私は普通に焦った。自分の凡ミスで無限くら寿司に乗車できなかったとかマヌケすぎる。
そこで改めて注文を確認してみたところ、きつねうどんのうち1個がかけうどん(税抜き130円)の注文になっていた。くら寿司は皿の模様で価格を計算しているため、どうやら、調理の人が間違ってかけうどんの丼に入れたために計算が狂ったようである。
これは席で店員さんが皿の確認をする際、適当に聞き流してしまった私も悪いので、説明して会計を2046円に修正してもらった。なにはともあれ、これで無限くら寿司に乗り続けられる。と、レシートをアップロードしようとしたところ……
ホンゲェェェーーー! 1名で利用したことになってるゥゥゥウウウ!!!
大事なことなので、何度でも繰り返すが、利用は2名以上でないとポイントが付与されない。そこで閉店が迫るくら寿司に再び入って事情を説明し、レシートを再度修正してもらった。
現場の混乱を感じたが、正直、あれだけ混雑してたらこれくらいのミスは出て当然だと思う。なので、私としては、店員さんを批判する意図は全くなく、むしろ、「お忙しい中すみません」という気分だった。慌ただしい中でも笑顔で気持ち良く対応してくれた店員さんには逆に頭が下がる想いである。
・これで終わりかと思いきや
他のくら寿司店舗の予約状況から見ても、おそらく、これは珍しいミスではないだろう。そのため無限くら寿司を行う際は、席での皿確認やレシートを普段よりちゃんとチェックすることをオススメしたい。で、これでめでたしかと思いきや……
全然ポイント付与されねェェェエエエ!
通常レシートをアップロードして1時間で付与されるところが、2日経った現在もステータスは申請中のまま。全然無限くら寿司列車に乗せてくれない。ちなみに、ステータス「申請中」はレシートの画像を解析・内容確認中の状態なのだという。
何も悪いことしてないんだけど……問い合わせようにも、くら寿司のGoToイート問い合わせ項目には「よくある問い合わせ」のQ&Aが書かれているだけでユーザー問い合わせフォームがない。
これだけ熱いキャンペーンなので、問い合わせフォームを作るとパンクしそうなことも分かるが、ポイント付与されなかったらどうしよう……。私のGoToイートデビューは、まさに無限くら寿司狂騒曲だった。
くら寿司の『絆真鯛塩〆炙り』を食べてみた / 京都の料亭などに出荷予定だった真鯛が1貫100円の寿司に
回転寿司チェーンの「くら寿司」が、2020年10月9日から11月5日までの期間限定で、愛媛県宇和島産の養殖真鯛を使った『絆真鯛塩〆炙り』(1貫税抜き100円)を販売する。この真鯛には、「くら寿司」にて恒常で提供されている真鯛とは違った背景がある。
産経新聞や食品産業新聞社によると、この真鯛は「くら寿司」がコロナ禍で苦境に立たされた養殖業者を助けるために買い上げたもの。しかも200トンも。なんというイケメンムーヴ。しかも、京都の料亭などに出荷される予定だった真鯛だという。ん? 待てよ? つまり、料亭行きなクオリティの真鯛を1貫100円で食えるってことか? 行くしかねぇぇぇえええ!!
・真鯛
ヒエラルキー最下層の暗がりを這いずる筆者のような低級庶民にとっては、「京都の料亭」で真鯛を食べられる可能性よりも、三輪車で月まで行って帰ってこれる可能性の方がはるかに高い。しかしくら寿司の100円の寿司ならそれなりに手が届く。
早速やってきた「くら寿司」にてまずは2皿オーダー。1皿につき1個提供され、税抜き100円。
ちなみに、「くら寿司」には普段から別に「極み熟成 真鯛」が存在する。こちらは1皿につき2個で税抜き200円。寿司1個当たりの値段はどちらも税抜き100円だ。違いが気になるのでこちらもオーダー。
・タレと炙り
まず目につく違いは、恒常の真鯛はタレが塗られているのに対し、絆真鯛は何も塗られていないことか。また、どちらも皮付きだが、絆の方は皮の辺りが炙られているのがわかる。
サイズや厚みはどちらも同じくらい。
・味の違い
では味の違いも見ていこう。まずは恒常を何もつけずにそのまま食べてみると、最初に来るのは甘みだった。そして噛むとうま味を感じる。肉質は柔らかい。塗られているタレの味は些細すぎてよくわからなかったが、とりあえずウマい。でもわさび醤油が欲しいところ。
続いて絆真鯛を何もつけずに食べてみよう。商品名に「塩〆」と入っている通り、最初に感じるのはほのかな塩気。肉質はコリコリしていて歯ごたえがある。噛むと鯛らしいうま味と甘みを塩気の向こうに感じる。また、炙られた皮の辺りからは香ばしい炭っぽい香りがする。こちらもウマい。割とそのままでもイケる。
なるほど、これは確かに恒常の鯛とは違う仕上がり。絆真鯛は塩とワサビで食べるとウマいらしいのでそれも試してみたところ、元から効いていた塩気がより明確なものとなり、ワサビの清涼感もいい感じのアクセントになる。食べやすさが加速する。辛口の日本酒との相性も良さそうだ。
ちなみに絆真鯛と同時に「旬の極み 本ずわいかにVSとろフェア」も始まっている。気になったので、目玉と思われる特に1皿1個200円の『特大本ずわいがに』と『熟成 大とろ』を試してみたところ、『特大本ずわいがに』は無限に吸いたくなる瑞々(みずみず)しさと濃厚なカニフレーバーを有しており……
『熟成 大とろ』は口に入れた瞬間に光の速さで溶けて消え去る無限の柔らかさを有していた。
これらも是非食べておくべき一品(大とろは10月11日まで)だと思う。しかしやはり今回のメインは絆真鯛だろう。
他も美味いが、絆真鯛のさっぱり感とコリコリした食感は、永遠に食っていられそうな感じがする。1個100円なのもいいし、絆真鯛を主食に他の寿司をおかずにして食うのもアリだと思えるクオリティだった。是非近所の「くら寿司」にて食べてみて欲しい。