【最強レシピ】本場っぽい「辛ラーメン」の作り方
【実食レビュー】カップヌードルが本気で追求した「旨辛豚骨」は異国の風が吹く
2020年8月31日、日清食品より「カップヌードル 旨辛豚骨」が新しく発売された。普通なら「へぇ〜、食べてみようかなぁ」てなものだが、今回ばかりは絶対に避けては通れない。なにせ珍しい豚骨。しかも、本気で追求したとまで言っているからだ。
カップヌードルといったらレギュラーの醤油味、シーフード、そしてカレーあたりが定番どころ。それだけにあまりイメージが湧かない豚骨に本気を出したとなれば、一度味わってみるしかあるまい!!
・旨辛豚骨のスペック
ということで日清食品の本気(マジ)を受け止めるべく買ってみた。「カップヌードル 旨辛豚骨」の値段は税抜158円(希望小売価格は193円)。
開封してみたら、豚骨の匂いはふわっと香る程度でこの段階だとコテコテの豚骨ではなさそう。中には豚ミンチ、キクラゲ、ネギ、赤唐辛子、白いりごまなどをチラホラ確認できる。まぁこのあたりは他の種類と大きな違いはない感じだ。
・カップヌードルらしく簡単手順
当然、カップヌードルだから作るのは超簡単。熱湯を入れ、別添の「特製旨辛ラー油」をフタの上に乗せて温める。
あとは3分待って「特製旨辛ラー油」を入れたらOK。たったそれだけ!
出来上がりの見た目は豚骨っぽいようなそうでもないような。一体どんな味がするのか緊張が走るが、食べ進めたら異国の風が吹くことになった。というのも……
隠し味に花椒(かしょう)を入れてある影響か、随分と辛さ推しなのだ。レベル的には舌と口の中からピリピリが止まらない。どちらかというと豚骨よりも辛さのインパクトが強い……ような気がする。これはまるで辛ラーメン……!
ただ、ここから別の顔も覗かせるから面白かった。辛さレベルは2(MAXで5)だからか、食べ進めていくと額からじんわり汗が吹き出しながらも慣れてしまった自分がいたのである。無理ない辛さに落ち着いたら次は豚骨味も感じるようになり、あまりないタイプのカップ麺だった。これが日清食品の本気……!
・辛ラーメン好きならストライク
イメージとしては九州と韓国を往復し続けるとでも言おうか。おそらく誰にでも美味しく食べられるような……カップヌードル好きの分母を考えたらエッジが効きすぎず……そのあたりに本気を注いだのではないかと勝手に想像している。
とにかく、辛ラーメンが好きな人ならばストライクゾーンにバリバリ入ってくるのは間違いなし。それでいて、カップヌードルらしさは健在で麺をはじめとする食感は慣れ親しんだもので何だかホッとする。上手くまとめていること、そして暑い日に不思議と食べたくなるような中毒性もあるため、気になる人はお試しあれ〜!
参照元:日清食品「カップヌードル 旨辛豚骨」
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.