「ステーキ屋松」の1号店だった三鷹店が「松牛」に生まれ変わっていた! もしやステーキ業界でも覇権狙いか?
「ステーキ屋松」の1号店だった三鷹店が「松牛」に生まれ変わっていた! もしやステーキ業界でも覇権狙いか?
【完全体】松屋が松のや・マイカリー食堂を併設した三位一体店舗「松屋食堂」を明大前にオープン! 2階にステーキ屋松も誕生するらしい
【ショック】いきなりステーキのファンが『ステーキ屋松』で黒毛和牛リブロースステーキを食べた感想「もうやめて」
松屋のステーキ店「ステーキ屋松 三鷹店」限定のテイクアウトメニュー『ハッシュドビーフステーキ弁当』を食べてみた! お値段税込1000円ですっ!!
【価格破壊】ステーキ屋松が900円で「ロースステーキ(200g) サラダ・ライス・スープおかわり無料付き」の提供を開始! いきなりステーキは大丈夫か……
もうヤバい! ただでさえ店舗数を減らすことが決まっている「いきなり! ステーキ」に追い打ちをかけるようなサービスを、松屋のステーキ専門店「ステーキ屋松」が始めてしまった……。
200グラムのロースステーキを税込900円で販売開始したのだ。1000円を切るだけでも十分衝撃的なのに、サラダ・ライス・スープがおかわり無料! 店舗限定とはいえ、まさかこのタイミングで事実上の値下げを行うとは……。
・吉祥寺と下北沢のお店で
このサービスは2020年10月22日から始まっており、現時点での対応店舗は東京・吉祥寺店と下北沢店。これまでサラダ・スープのみがおかわり無料だったが、そこにライスも加わった格好だ。なお、下北沢店ではこれにコーヒーまで付いてくる。
しかもだ! 先に述べた通り松ロースステーキ200グラムの提供価格が税込900円。肉を食ってご飯もたらふく食えて1000円を切ってしまうからビックリだ。
なんてこった、行かない理由が見つからないじゃないか……。
・すんなり入店
ということで、吉祥寺店にやってきた。もしかして行列かな? と思ったけど、あっさり入店できてしまった。どうやら、街の人はこの衝撃的価格に気づいていないようだ。みんな~! 1000円以下で肉が食えるぞ~!! サラダもライスもおかわり無料だぞ~! と叫びたくなったが、ひょっとするとテイクアウトで利用している人が多いのかも。
さて、券売機で900円ステーキの食券を買おう。入店して席に荷物を置き、サラダとスープをとった。
席に着くと、ライスのサイズを尋ねられる。おかわりは無料だから少量を頼んでおいて、足りなかったらおかわりを頼むのもアリだろう。
・いきなりが心配……
しばし待っていると、溶岩プレートに乗ったステーキが出てきた。肉の上に紙エプロンを置いて提供するのが、ここのスタイルだ。油が飛び散らないから良い。
つまようじを引き抜いて紙ナプキンを取ったら、キレイな焼き目のついた肉が姿を現した。いや~、これが1000円でお釣りがくるなんて、良い時代になったもんだ。
カットすると、中はほんのりと赤みを帯びている。この肉を溶岩プレートに押し付けて、自分好みの焼き加減に仕上げる。
オリジナルソースにつけていただきま~す! 使用部位は肩ロース。歯ごたえがあってしっかりとした肉質だ。肉の量として200グラムはちょっと物足りない人でも、おかわり無料のライスとサラダ、スープで十分に補えるはず。
さあ、これは大変なことになったぞ~! 1000円以下で満足させるステーキが登場したとなると、いきなり! ステーキはますます危機的状況になるのでは? ただでさえ1人焼肉店が増えているなかで、いきなりはどう戦っていくのか? 肉業界はまさしく乱戦の様相を呈してきた~!
・今回訪問した店舗の情報
店名 ステーキ屋松 吉祥寺店
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-28
時間 11:00~22:00(L.O.21:30)
松屋の『牛ステーキ丼』が程よい焼き加減とピリ辛のたれで美味い! ただし売り切れ続出で競争率高めなもよう
2020年9月1日から、全国68店舗で限定販売が始まった松屋の『牛ステーキ丼』。下北沢、三鷹、吉祥寺にしかない松屋のステーキ業態「ステーキ屋松」のヒット商品を、松屋でテスト販売するというものだ。
「ステーキ屋松」のクオリティの高さはロケットニュースでも何度か報じている通り。そのヒット商品が松屋に来るからには放っておけないだろう。さっそく食べに行ってみたぞ!
・店舗に要確認
実施中の店舗は公式Twitterにて公開されたリンクから見ることができる。まず最初に筆者が向かったのは中板橋店。店頭にてポスターを確認。どうやら『和風オリジナルソース』と『洋風ガーリックソース』の2種類があるもよう。そしてお馴染みのライス大盛り無料サービスも。
さっそく店内に入り、券売機にてチケットを購入しようとしたところ……
お取り扱いできません
店員さんに聞いてみたところ、すでに売り切れてしまったのだとか。思っていたよりも競争率は高いようだ。食べに行こうという方は、事前に在庫を聞いてからの方がいいかもしれない。なんならテイクアウトを電話で注文してもいいと思う。
ということで、次はまだ在庫があった駒込店へ。
『牛ステーキ丼』シリーズはノーマルの並が税込み750円から。肉の量が増えた『牛ステーキ丼デカ盛り』の並は税込み1150円からあるもよう。和風と洋風共に値段は同じで、プラス100円で生野菜セットにすることも可能。
・デカい
少し迷ったが、今回は和風をチョイス。偶然筆者の座った席がホットプレート的な設備の前だったため、肉が焼かれる様子が目に入ってくる。おぉ……これは結構デカいのでは?
焼かれていた肉は筆者の注文したもので間違いなく、カット後にご飯の上に乗せられて、たれ やピクルスと共に到着。肉はカット後に丼ぶりに乗せられるとそこまで大きくは見えなくなるが、肉の下に肉が隠れており、総量としては中々のもの。ボリューム面は「デカ盛り」の名に恥じないものだ。
・プルコギダレとガーリックソース
とりあえず肉を一切れ食べてみると、ジュワっと肉の脂とソースが染み出し、程よい厚さと硬さで美味い。そして和風ソースが結構ピリ辛だ。なんだこのソースは? 和風というか、オリエンタルというかアジアンというか……。
ソースの味をどう表現しようかと考えていると、ラミネートされて掲示された「商品見本」なるものがチラっと目に入ってしまった。そこには「プルコギダレ40g」と書かれている。なるほど、どうやらプルコギみたいですよ皆さん。ちなみに洋風の方は「ガーリックソース50g」とそのまま。
・早すぎる終わり
ということで、肉の面でかなり満足度は高く、プルコギな和風ソースもピリ辛で実に美味かった。できればガーリックソースの方も食べたいところなのだが……9月3日に公式Twitterから悲しいお知らせが。
松屋公式Twitter「今週火曜からテスト販売の『ステーキ丼』ですが、想定以上の反響で、もう工場の在庫が無くなっちゃったみたいです」
「明後日ぐらいから順次販売終了しちゃうそうなので、気になる方はお早めに」
この記事を執筆しているのが4日なので、もう9月5日には販売終了しはじめてしまうことになる。1日の販売から5日で姿を消し始めるとはなんと短命な。まあ、食いつくされて絶滅の瞬間を迎えつつあるんじゃ仕方ない。
しかし、公式Twitter自ら「全国販売ありそうですね」と書いているので、全国の店舗で食べられる日が来る可能性は高いのではなかろうか。近所の店舗で実施しており、まだ在庫があればラッキーだ。是非食べてみてくれ! 近所に無い人は全国展開の日を待とう!
参照元:松屋、Twitter @matsuya_foods、ステーキ屋松
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.