【え?】深海魚、ソーセージになる / 駿河湾の深海魚を気軽に味わえる「あおやまさおりのしんかいソーセージ」を食べてみた!

深海魚のソーセージとは……? その商品を見つけた時、2つの単語がうまく結びつかずに数秒考えこんでしまったのは言うまでもない。 確かに世の中には魚肉ソーセージというものがある。そう考えると、同じ魚類である深海魚がソーセージ […]


さかなクンの『深海魚研究所』でメンダコとダイオウイカを作ってみた!

深海魚って見ているだけで面白い。あんなのがいきなり目の前に現れたらビビっちゃうよね。食べられる深海魚も多くて、一度食べてみたいなあ……などと思っていた。

そんな時、手軽に食べられる深海魚があるとの情報をキャッチ。しかも、あの “さかなクン” おすすめと言うではないか。 ギョギョギョ~! 一体全体、どんな深海魚を食べられるのだろう。ネットでポチっと注文だ! 

・メンダコを食べてみたい

お気付きのように、ガチの深海魚という訳ではない。いつかリアル深海魚を食べられる日を夢見て、今回は心の準備をしておこうという狙いだ。なんでもタカラトミーアーツがさかなクンと共同開発したとのことで、その名も『深海魚研究所』という。

“立体巨大グミ” を製作できるキットで、深海魚の型をしたグミができちゃうという訳なのだ。 “メガマウスザメとなかまたち” もしくは “ダイオウイカとなかまたち” の2パターンあるが、記者が選んだのはダイオウイカのほう。

その理由は、なかまたちの中にメンダコがはいっていたから。メンダコ、好きなのよね~。赤系統の色で、メンダコグミを作ったら可愛いと思うの。記者はネットで税込2980円で購入したぞ。

・冷蔵庫で1時間

『深海魚研究所』のセットに入っているものは、深海魚たちの型を取ることができるトレーなど。ゼリーを作るために必要な、ゼラチンやジュースなどは入っていない。そのへんは自分で、スーパーへ行って調達しなければならないので注意してほしい。

さて、記者は上記したように赤いメンダコを作って食べたい。『深海魚研究所』はかき氷シロップを推奨していたが、この時期(2020年9月中旬)は記者が暮らす地域のスーパーでは、もう売っていないようだ。濃い目のぶどうジュースで代用することにした。

それでは、説明書きに従い作っていこう。ダイオウイカや、メンダコの形をしたトレーに油を薄く塗る。ジュースを火にかけ、弱火で沸騰しないように気を付けながらゼラチンを入れて溶かしていく。熱が取れたらば、トレーに入れて冷蔵庫で1時間寝かせるだけだ。

・それっぽいメンダコ完成

晩ごはんでも食べながら、食後のデザートにしようと待っていると、あっという間にできあがりだ。付属のハコフグナイフを使いながら、トレーから奇麗に取り出す……つもりが、少し失敗。まあ自分で食べるだけなのでよしとしよう。

切れ端をかじったところ、ジュースそのままの味だった。「もうちょい色いろ混ぜてオリジナリティを出したほうが良かったかなあ」と思いはしたが、メンダコにはぶどうジュースそのままの色を使って正解だった。赤までとはいかないまでも、紫いろがなんとなくそれっぽさを醸し出してくれていたぞ。

ダイオウイカも全長約23㎝という、まあまあな大きさであるにかかわらず、ちゃんと固まっていて安心だ。しかもヌメヌメした感じが、結構リアル。これはホームパーティで出したり、普段の食卓に何気なく出してみたりしたら、喜ばれるんじゃなかろうか。

少なくとも記者は嬉しい。今回は単純に市販のジュースで作ってみたが、使う材料の色や味にこだわるなどして、誰かが家に来た際に出してみたいと思っている。いつの日か本当の深海魚を食べる日まで、まずはこのキットで、その形を目に焼き付けておくことにしたい。

参考リンク:さかなクンの深海魚研究所
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.



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