【衝撃】コロナワクチンのファイザー株を40万円買ってみたらマジかよッ! アメリカ承認で予想外の事態に……
【マジかよ】新型コロナワクチン「ファイザー」株を40万円買った2日後にイギリスが承認 → キタァァァアアア! と思いきや・・・
【突撃】トレバ不正疑惑でストップ安になった会社サイバーステップの株を買ってみた → コロナ禍前まで18万円だったものがなんと……
【爆死コラム】初めてのストップ安
こんにちは! みんな元気に株取引してるかな? 初心者トレーダーの中澤星児だよ! 僕が持っているNTT株に奇跡が起こって評価損益額がプラス6365円になったことは以前の記事……っていうか昨日お伝えした通り。
やっと出たプラスだったんだけど、実はもうそのプラス分は無いんだ。一夜にして消し飛んじゃったんだね! それどころか、深い穴すら開いてるよ。ハッハッハー! これが地獄……。
・前回のあらすじ
まず、おさらいをしよう。9月頃、暴落していたNTT(日本電信電話)が先日、決算と同時に自社株買いを発表したんだ。9月にNTTを買っていた私は小躍りしたよ。株価が上昇したからね。この2カ月我慢した甲斐があったってもんさ!
・全体的なバランス
僕が持ってる株はNTT含めて3つなんだけど、この2カ月、NTTが足を引っ張っていたんだ。代わりに支えていたのはMDV(メディカル・データ・ビジョン)っていう医療系の会社で、NTTがダメな間、買値から20%以上あがって僕の心を癒してくれた。
11月に入ってちょっと下がったんだけど、NTTがプラスになったことによって全体的に良い感じになってる。良かった良かった。明日はもっと上がるかな? 明日が楽しみだな。そんな気分でベッドに入ったわけ。
・朝起きて
翌日、カーテンの隙間から差し込む朝日が僕のまぶたにキスをした。青空が呼んでいる。ベランダに出ると、ひんやりとした風が心地いい。風と太陽と空が目覚めを祝福してくれているようだった。素敵な予感しかしない。そこで楽天証券アプリを見てみたんだ。すると……
MDVが、死んでた。
今度はお前が落ちんのかーーーい! いや、待て待て。落ち着け。確かにMDVは昨日の夕方に決算があったけど、純利益が70%近く増えてたじゃないか。ハッ! ひょっとしたら見間違いでは? もう1度よく見てみると……
間違いなくMDVが、死んでる。
ひえっ! その崖の絶壁具合に思わず声が出そうになった。500円て。その後、MDVはストップ安に。現在の損益評価額は-4万5435円。昨日のプラス分が消し飛んだうえに大幅なマイナスと、一夜で大爆死を遂げてしまった。
・あの時売っておけば
そう言えば昨夜、決算が発表された後の夜間取引で株価が下がってるのを見たんだよね。こんなに下がるとは思わなかった……あの時に売っていれば……。
ちなみに、MDVは決算と同時に東証一部の貸借銘柄(信用取引で空売りが可能になる銘柄)に選定されたことを発表している。ネットで調べたところ「貸借銘柄」の選定は上がる場合も下がる場合もあるとのこと。会社によるようだ。
・売り時の難しさ
が、正直、あの決算でこんなに下がるとは思わなかった。株を売るタイミングって本当に難しい。上がったら「もっと上がるかも」と思ってしまい、下がったら「元に戻るかも」と思ってしまうのである。というわけで、株を始めようという人は、今回の私の経験を反面教師的に役立ててもらえれば幸いだ。
とは言え、私もまだ諦めたわけではない。むしろ信じている。きっとMDVは戻って来るはずだと! NTTだって戻って来たんだ。お前ならやれるさ。共に行こうぜ! 伸びしろ伸びしろォォォオオオ!!
参照元:MDV「IRニュース」、SMBC日興証券「貸借銘柄」
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
【逆転】暴落NTT株を24万円買ったらさらに暴落 → 2カ月売らずに持ってたら奇跡が起きた!
2020年9月、株価が大暴落したNTT。私(中澤)が、ドコモ口座事件の翌日NTT(日本電信電話)株を約24万円購入し、トレーダーデビューを果たしたのは以前の記事でお伝えした通りだ。
要は安いところで買って高いところで売れば儲かるじゃん。これだけ下がったらもう上がるしかないっしょ。そう思っての購入だったわけだが、世の中そんなに甘くなかった。
・やってもうた
そもそも、菅首相が携帯料金引き下げに熱心な上、NTTがドコモのTOB(株式の公開買い付け)を発表したため、さらにガクンと株価が下がったのである。もうアカン……。毎週月曜日、下がるチャートを見て私は思っていた。「マジでやってもうた」と──。
NTTが下がったのは時流だ。買値まで上がることすら厳しそうである。とっとと売っぱらって経験を今後に生かした方が良いのではないか? 授業料を払ったようなものと考えて。
そう葛藤しながらも売れなかった。損が確定してしまうからである。こういうのを「塩漬け株」と呼び、個人投資家の陥りがちなミスであることは株取引を描いたマンガ「インベスターZ」で知った。で、売っぱらって切り替えることを「損切り」と言うのだという。
・爆発
チャートを見るとなにせヘコむので、放ったらかしにしていた。で、たまに様子を見て下がっているチャートにヘコむ。その繰り返しで気づいたら2カ月が経過。もうアカン、ホンマにアカン。損切りしよう。そんな11月9日の朝……
奇跡、起きてた。
NTTの株価が100円以上急上昇して購入額を越えてるゥゥゥウウウ!! 復ッ活ッ! NTT復活ッッ!! しかしなぜ?
・NTTが自社株買い発表
実は11月6日にNTTの決算が発表されたのだが、同時に自社株買いも発表されていたのである。NTTのリリースによると、取得株式数はNTT普通株式1億2000万株で、取得総額は2500億円が上限。期間は2020年11月11日から2021年3月31日までとのこと。さて置き……
売らなくてよかったァァァアアア!!!! ドコモTOBと同じく誰がこんな展開を予想できただろうか。現在の評価損益額は+6365円。初めてプラスに転じたが、株価の上下ってマジで現状の材料だけでは予想しきれないものであることをNTT株には教えられた。今後の動向も見守っていきたい。
【やらかした】倒産する「Nuts」を再び “1万株” 買ったら売れずに上場廃止に → この株は今後どうなるのか問い合わせてみた
人間、調子に乗ってはいけないものである。今から謝って済むものなら、いくらでも土下座するが……もう遅い。なぜなら、2020年10月2日で「Nuts」の上場廃止に向けての整理銘柄指定期間が終了してしまったから。ざっくり言うと、もうNutsの株は売買できないのである。
しかし、私(中澤)の手元にはそんなNutsの株が1万株残っている。以前の記事で売ったはずなのになぜ? 時系列で説明していきたい……
・まさかの事件
倒産による上場廃止が発表された「Nuts」。株価が1円になっていたので1万株買ったら初めて儲かったことは以前の記事でお伝えした通りだ。
意外と売れるじゃん。そう思った私は、調子に乗り翌日もう1万株購入。ちょっと高くして売ってみたらまた売れた。あれ? これ、ひょっとして余裕じゃない? むしろ、やらなきゃ損じゃない? そんな感じで普通に売買を繰り返していた最中、あの事件が起こった……
10月1日、東証がシステムダウン。
・東証システムダウン下での売買
これにより3つある市場のうち、「ジャスダック」と「Chi-X」が死んだ。手元には昨日の夜間に買った1万株が残っている……いや、まだだ! 「JNX」が生きている!!
そこでJNXに市場を切り替え、0.2円高くして売ってみたところ結構すぐ売れた。なんだゴタついてるけどまだ普通に売れるんじゃーん。
・イケる
というわけで、また1万株購入した。明日は東証回復するらしいし売れるだろ。余裕余裕。これ今完全に流れキテるわ。時代の風吹いてるわ。いくっきゃないっしょ! そして、翌日10月2日を迎えた結果……
売れねェェェエエエ!
ホンギャァァァァーーーーー!! Nutsの株価が一気に下がってジャスダックではストップ安! JNXやChi-XもNuts株がほぼゼロ円になってるゥゥゥウウウ!!!!!
私は1円以上で買ってるから売っても損……っていうか、売り手の数と買い手の数が確認できる「板」を見てみると、買いの部分に何も表示されていない!
そして、10月2日が粛々と終わった。
・すみませんでした
調子に乗ってすみませんでした。謝ったところで株はもう売れない。クッ、これが倒産株のリスクか。後悔したところで、時の流れを巻き戻せはしない。前を向こう。
そこで気になったのが、「この株って具体的には今後どうなるんだろうか?」ということ。Nuts公式サイトIRページの電話照会先に記載されている三井住友信託銀行株式会社証券代行部に電話して聞いてみた結果……
三井住友信託銀行株式会社証券代行部「現状、Nutsから10月3日以降のことについての連絡は来ておりませんので、まだ不明となっております」
──では、一般的な上場廃止では株はどうなるんでしょう?
三井住友信託銀行株式会社証券代行部「一般的なものですと、未上場の株として保有し続け、その後、金銭交付が行われるかどうなるか……ですが、Nutsは9月16日に破産手続きを行っており、破産申請による上場廃止のため……
やはり現状ではこちらでご案内いたしかねます。これ以上のご案内が必要な場合は、Nutsに直接お電話いただきご確認いただくのが良いかと」
──以上。ちょっとよくわからないとのことだった。とは言え、Nutsに聞こうにも、公式サイトにIRの問い合わせ先が載ってないんだよな。そこで仕方なく代表電話に電話してみたところ……
「おかけになった電話は現在繋がりにくくなっております。大変ご迷惑をおかけしますがしばらく経ってからおかけ直し下さい」
──と、自動音声が流れるだけ。一応、数時間開けて電話してみたのだが状況は変わらなかった。混乱が見て取れる。もう少し様子を見るしかなさそうだ。現在の総資産は37万548円で評価損益額は-3万350円。また1つ勉強させてもらった。伸びしろ伸びしろォォォオオオ!
【突撃】倒産で10月3日に上場廃止「Nuts」の株を “1万株” 買ってみた結果 → 初めて儲けが出た! その額なんと……
株を運用するためには元手がいる。ひと株500円だとしても、基本的に最低100株からの購入になるためだ。暴落のNTT株でも100株買うだけで約24万円かかったのは以前の記事でお伝えした通り。
しかし、現在、常軌を逸して安くなっている株がある。そう、2020年10月3日に上場廃止する「Nuts(ナッツ)」だ。現在、価格は1円! ひゃっほー1万株買っても1万円だぜー!! というわけで1万株買ってみた。
・ナッツとは
上場企業で今年2社目の倒産となった「Nuts(ナッツ)」。サイトの会社沿革によると、レンタルビデオ屋から始まり、2004年に上場、最近はパチンコなどの企画・版権管理や医療関連事業に力を入れていたようだ。
かつてフランチャイズ経営していたゲームチェーン「トップボーイ」が、1995年に店舗数150店舗を達成しているのを見ると、諸行無常を感じずにはいられない。
この倒産劇は様々なニュースで報じられているため、ご存知の方も多いと思うが、倒産する時株ってどうなるんだろうか? トレーダー歴1カ月未満の私にとって初めての上場企業の倒産である。そこで、チャートを見始めたわけだ。
・バグってる
私が見始めた時、株価はすでに4円と3円の間を上下している状態。1時間の間に上昇の緑ラインと下降の赤ラインが目まぐるしく入れ替わり、バグったファミコンの画面みたいになっている。そんなチャートを3日間ほど見ているとあることに気づいた。それは……
安いところで買って高いところで売ったら儲かるのでは?
ということ。もちろん、いくら派手に見えても1円以内の動きなので100株程度だと儲からない。しかし、株価が安いので母数を増やせばちゃんとした収益が出るのではないか。あれ? これ逆に買い時じゃない?
・いってまえ
とは言え、初心者の私がパッと考えつくくらいだから、同じことを考える人がいないわけがない。そういった思惑で買う人がいるからチャートの動きがこんなに激しくなっているのだろう。要はみんな買って上がった瞬間すぐ売ってるのだ。
ということは、今この株を買う人は、安いところで買いたいし高いところで売りたい人。いかに安く買うかが勝負である。幸い、この3日で、株価は1円にまで下がっているし、売れなかったとしても1万円ならそこまでの痛手ではない。えーい! いってまえー!!
・指値注文
というわけで、まずは指値で買い注文をいれる。指値注文とは、あらかじめ設定した価格になると自動的に売買してくれるシステム。まあ、ざっくり言うと予約のようなものだ。今株価は1円と2円の間を行き来しているため、1円で注文を入れてみたが……
結論から言うと、株式市場が閉まる15時まで買えなかった。みんな同じこと考えてるとは言え、売るどころか買うこともできないとは……。そこで、夜間取引を見てみることにした。
・夜間取引とは
実は、市場が閉まった後でも株取引は行われており株価は動いている。夜間取引とは、17時30分から23時59分まで取引ができる仕組み。楽天証券のアプリだと、左上の銘柄下の市場の名前をクリックして、夜間取引に対応している市場に合わせるだけで売買できる。
そこはかとなく “プロ感” があったため、これまでノータッチだったが、改めてクリックしてみると昼と変わらないことに驚いた。もっと書類とかアレする感じの面倒くさいもんかと思ってたよ。
・初めてのジャスダック以外の市場
楽天証券アプリで夜間取引に対応している市場は「Chi-X」と「JNX」。チャートを見てみると、1.3円とか小数点以下の値動きまで表示されている。もちろん、指値の注文も小数点以下が指定できるため、1円ごとのジャスダックより細かい。裏ステージ感がスゲエ……。
まあ、クリックするだけで入れ替わるので裏でもなんでもないのだろうが。さて置き、ナッツの株価は小数点以下だと結構動いていた。現在のチャートを見ると、1.2円から1.6円くらいまで上がっている瞬間も。そこで1万株を1.3円で指値買いしてみたところ……
普通に買えた。
あとは、1.3円で売れば儲かるはず。いくら何でも一番高くは売れないだろうから、指値売りで1万株1.4円を入力し注文ポチッ!
・売れるか?
はたして売れるのだろうか? 指値売りは結構売れないことあるからなあ。まして10月3日に上場廃止するわけだし、さすがに今の時期売れにくいんじゃないかなあ。
と思いきや、あっさり売れた。落ち着くためにティータイムを挟んでアプリ起動したらもう売れてた。マジかよ! 株取引で初めて儲けが出てしまった!! その額なんと……
945円。
株取引を始める前に想像していた「大金を動かす」イメージからはほど遠いみみっちさだった。しかし、この945円は私にとっては大きな一歩。なんたって初めての儲けである。
投資家は1日にして成らず。ここから始めようじゃないか。現在の総資産は36万4868円で、評価損益額は-2万9778円。NTT株が足を引っ張りまくっているがコツコツ行こう。伸びしろ伸びしろォォォオオオ!
【乱世】NTT株を約24万円買った男、撃沈する / あるいはドコモ完全子会社化の衝撃
約2週間前、暴落していたドコモとNTTの株価。歴1カ月に満たない初心者トレーダーである私(中澤)は、急転直下のチャートを見て思った。これは逆にチャンスではないか? と。
安い時に買っておけばいつかは上がるはず。今は明らかにその安い時! そこでNTT株を約24万円買った。あれから2週間が経った結果……
・NTT株を選んだ理由
まず、なぜ私がドコモではなくNTT株を選んだかと言うとシンプルにお金の問題。NTT株より400円くらい高いドコモ株は暴落しているとは言え、私の運用資金では微妙に手が出なかったのである。
株は資産になると言っても、今回は賭けの要素が強いので、運用資金をプラスしていくのは怖い。チャートを見ると、NTT株とドコモ株は上下するタイミングが大体一致していたのでNTT株で良いかとなったわけだ。
・予想だにしない展開
で、そのNTT株を購入した直後のことについては以前の記事でお伝えした通り。あれから、上昇の気配はなくもはや放ったらかしにしていたのだが、2週間が経った9月28日夜、予想だにしなかったニュースが報道された。
毎日新聞によると、NTTがドコモ株のTOB(株式の公開買い付け)を検討しているという。これはざっくり言えば、現在一般株主が保有しているドコモ株をNTTが高めで買い取ってくれるということだ。
ちなみに、TOBが実現すればドコモはNTTの完全子会社になり上場廃止だという。ドコモ上場廃止ってもはや事件ではないか。しかし、TOBされる側のドコモは株価が上がるだろうが、TOBする側のNTTの株価って一体どうなるんだろうか?
・翌朝のNTT株価
ひょっとして、こちらも上がったりするのでは? トレーダーになってからTOBとか初めてだし、よくわからんが、会社は大きくなるわけだから、その可能性はゼロではない気がする。NTT株来るんじゃね? なんかテンション上がってきたァァァアアア! そんな翌朝──
下がんのかーーーーーーーい!!
またもや急転直下に落ちるチャートはもはや崖だ。わーい! 見晴らしイイネ♪ 言うとる場合か! 2187円ってまた3月より低くなってるではないか。
ちなみに、ドコモは高騰しすぎて速攻でストップ高。板で価格を確認してみたところ、前日の終値より400円以上上がった3213円の買い注文が5164万7600件入ってた。暴落前よりも株価が上がっている。
あの時ドコモを買っていれば……。
・NTTとドコモの正式発表
ちなみに、9月29日午後、NTTの澤田純社長と、NTTドコモの吉澤和弘社長がオンラインで会見を開きTOBでのドコモ完全子会社化について正式に発表を行った。どうやらマジでやるらしい。誰がこんなことが起こると予想できただろう?
現在の総資産は37万3928円で、評価損益額は-1万9328円。明日は何が起こるのだろうか? いやあ~乱世乱世。株の世界は乱世でござるな。
ドコモ口座事件の謝罪会見翌日に「NTT株を約24万円」買ってみた結果……
NTTドコモが運営する電子決済サービス「ドコモ口座」。2020年9月10日、そんなドコモ口座をかいした不正出金事件が発生していることについてドコモが謝罪会見を行った。ざっくり言うと、犯人がドコモ口座のシステムを利用し、様々な銀行口座から金を盗み取っているということである。
ドコモ関係なく、銀行口座を持っている人なら誰でも被害に遭う可能性があるこの事件。会見の翌日、ドコモならびにNTT(日本電信電話)の株価は当然急落していたが、あれ? これ逆に考えると株の買い時なのでは? そこで日本電信電話の株を買ってみた!
・会見翌日の株価
繰り返すが、銀行口座を持っている人なら誰でも被害に遭う可能性がある本事件。ドコモいわく引き落としの名義は「ドコモコウザ」や「デイーバライ」となるとのこと。全員1度、謎の引き落としがないかチェックしといた方が良いだろう。ちなみに、会見によると、被害は全額補償する形で対応していくとのこと。
そんなわけで、会見翌日の9月11日金曜日、ドコモと日本電信電話2社の株価がこちらです。
ドコモは、ひと株3100円前後を行き来していたのが2800円台に、日本電信電話はひと株2600円前後だったものが2370円台に。ギューンと下落。アイスクリームが溶けたかのようなチャートの形になっている。
・買うしかねえ
数日前、私がノー知識で株式市場に殴り込みをかけたことは以前の記事でお伝えした通り。初心者かつ資金力のない私は大手の株に手が出なかったわけだが、大幅下落でドコモはともかく日本電信電話の株ならギリ買うことができるようになった。
しかも、1分ごとのチャートを見てみると、すでに株価が回復しつつあるように見える。これはひょっとして今が「底」なのではないか? 神が「買え」と言っているとしか思えない。そこで、手持ちの株をほぼ売って資金を作り、約24万円日本電信電話の株を購入!
・ブラッディマンデイ
購入後、さらに少し下がったが、そこから反発するように徐々に上がってくる株価!! 金曜日はチャートが上昇する形で市場が閉まる15時を迎えた。やっぱり今日が「底」だったんだ!
ここから土・日と市場が休みになり続きは月曜日となるが、あとは価格が徐々に上がるだけのはず。勝ったなガハハ。いまだかつて月曜日がこんなに楽しみになったことがあっただろうか。イッケェェェエエエ!!
そして、待ちに待った月曜日──
下がんのかーーーーーーい!!!!!
・神などいない
朝起きてチャートを見たら、日本電信電話の株がさらに急落しているではないか! この時点ですでに4000円の損となってしまった。でもでも!! さすがに今日が底だろ? 明日は信じていいよね? 祈るような火曜日の朝……
ギョエェェェエエエエエエエェェェエエエ!
月曜日からさらに下がってるゥゥゥウウウウ!? もはや緊急事態宣言が出た3月より株価が低くなっているではないか!! 確かに、ドコモ口座事件の被害額が2542万円に広がったって報じられていたけどもー!
・勉強
底だと思ってもまだ下がる。また1つ勉強させてもらった気分だ。今回の授業料は24万円となったが、返す返す、株は資産なのでゼロになったわけではないため切り替えていきたい。伸びしろ伸びしろォォォオオオ! 現在の資産は38万3892円で損益は「-1万6108円」。
・ドコモの対策
なお、ドコモは事件の当面の対処として、銀行口座の登録・変更などのサービスを停止。再発防止策として「eKYC」(本人確認をウェブ上で行うシステム)を9月末にも実装する方針で、SMS認証についても「速やかに対応を開始していきたい」としている。ここはぜひともしっかりした対応をして株を上げてもらいたいものだ。
株を始めたら即やらかした! 24万円取引してみての “失敗” / あるいはトレーダー歴1週間の初心者の体験談
終息が見えない新型コロナウイルス。そんな中、安倍首相の辞任も発表された。普段は世間の流れに疎い私(中澤)でもさすがに思う。「日本の経済大丈夫かな」と。株価ヤバイんじゃないだろうか。そこでふと気づいた。
あれ? これ、逆に考えると株の買い時なのでは? 全体的に安くなったタイミングで買っておいたら、潰れさえしなければいつかは儲かるはず。というわけで、ノー知識だけど株式市場に殴り込みをかけることにした。
・証券会社に口座開設
どうやら、株を買うためには証券会社に証券口座を作る必要があるようである。証券会社がいっぱいあるので、どこにするか迷うところだが、私は楽天証券に口座を作った。理由は簡単で、昔の知り合いが「楽天証券はなかなか良い」的なことを言っていたのである。
当時、私は株に一切興味がなかったため、その言葉以外覚えていないのだが、まあ、取引さえできれば会社はどこでも良い。楽天証券に口座を作ってみると、口座開設は10分くらいで終わった。必要な情報を記載し、本人確認書類をスマホのカメラで撮って送信するだけなのである。便利な世の中になったものだ。
・ガチ素人
そして、私が具体的な株取引の方法をちゃんと理解したのはこの時。要するに、証券口座に入金して、その口座のお金で株を売買するのだ。そして、証券口座に貯蓄されているお金は普通の口座に移すことにより換金される。
よく考えたら、証券口座を作らないといけない時点で、そういう仕組みなことは分かるのだが、初歩的な話すぎて逆に知らなかった。そもそも株取引自体が、ただ生活しているだけではリアルに触れることの少ない社会に潜った世界なのである。私のような人は他にもきっといるだろう。
・リスキーなイメージのある株取引
で、なぜ株価の下落とかが大々的に報じられる株取引が、ここまで潜った世界になっているかと言うと、リスキーなイメージがあるからだと思う。株で大損的な話は世の中にあふれている。つい最近も、前澤社長が44億円損失を出したって自分のTwitterで言っていたし。
そのため私も当初借金を抱えてしまったらどうしようと怯えていた。ただこれは1日目で分かったのだが、まあ普通は損失が出ても借金を抱えることはない。なぜなら、証券口座に入金したお金で株を買う現物取引は、貯蓄されているお金以上の株は買えないから。
借金云々の可能性があるとすれば、証券会社に自分の元手以上のものを借りて株を買う信用取引の方だ。株取引全体に漂うリスキーなイメージはここから来ていると思われる。そこで、とりあえず私は現物取引だけしかしない。
・ここ最近の株価の変動
そう決めて、まずは株の値動きを見てみたところ、やはりどの会社も緊急事態宣言が出る前の3月辺りは株価のグラフがべコーンと大きくへこんでいる。対して、安倍首相が辞任を発表した8月末は今のところさほど影響がないように感じた。まあ、これから下がるのかもしれないが。
・ワンタッチで14万円が飛んでいく世界
とりあえず、証券口座に40万円入金し、約14万円分株を購入。株は基本的に100株単位での購入となるため、例えば株価が600円なら最低6万円が必要になる。というわけで、約14万円で購入できたのは2社の株100株ずつだ。
それにしても、14万円は普段の私なら使うのを躊躇するほどの大金。にもかかわらず、アプリでワンタッチで「使ったなあ」という実感もない。これは後から考えるとなかなか衝撃的な感覚だ。手軽なのは嬉しい反面、実感の無さが恐ろしくもある。ガンガン買ってしまいそうで。気をつけよう。
・株を買って良かった点
さて置き、選んだのは個人的に応援している会社。私は技術がないためその会社に入ることはできないが、「一緒に大きくなりたい」と思えるところの株を購入した。いざ、お金を払って株を買うと、そこはかとなく運命を共にするような連帯感を感じるから不思議である。
株価が下がると「頑張れー!」と思うし、上がると割とガチで嬉しい。他人事ではないだけに、株価のグラフに一喜一憂してしまう。明日は株価上がるかな?
株式市場は平日9時~15時しか開いていないため、夜寝る前に明日が来るのが楽しみになったし、必然的に寝るのも早くなった。これは株を始めて非常に良かったポイントである。株楽しー! だがしかし、3日後、私は思ってしまった……
「取引してなくね?」と。株価がそこまで変わらないのと、そもそも投資目的なので売るタイミングがないのである。1回取引らしいことをしてみたい! っていうか、株を売って儲けてみたい!!
・張り付けばイケるのではないか
幸い、楽天証券のアプリは1分ごとに値動きがグラフで見れて分かりやすい。ちょっとデイトレードするくらいなら十分可能だ。そこで値動きの激しいA社の株に張り付き、株価が谷になったと思ったタイミングで約10万円分購入。あとは、上がった瞬間に売れば絶対儲かるはず。そう思い張り付いてグラフを見ていると……速攻で10円以上上がった! 今だ!! 売り注文ポチッとな。
まず、注文をした状態となるアプリの表示。ここから、実際売り付けが執行されるまでに少しのタイムラグがあるが、あとは待つだけ。買い付けの際は1時間以内に執行されたため、それくらいで執行されるだろう。100株なので、1000円くらいの儲けしかでないけど、とりあえずこれで良い。
・マジかよ
数分で1000円はデカイ。余裕だなコレ。1日コツコツやり続けたら日給で5万円くらいはいけるんじゃないだろうか? だがしかし……
1時間経っても……
2時間経っても……
全然執行にならず……
そして株式市場が閉まる15時……
注文状況が「出来無」のステータスに。
売れなかった……!
・売れなかった理由
そうか、よく考えたら株は買う人がいないと売買が成り立たない。そして、みんな安い時に買いたいし高い時に売りたいのである。分かりやすく乱高下している株のピークなんて、下がるのが分かりきっているんだから売れにくいのは当然かもしれない。門外漢だった頃は、そうは言っても大体売れるもんだと思っていたけど普通に売れないんだな。やらかした。
・個人投資家が陥りがちな失敗
ちなみに、A社の株価は翌日キューンと下がって、乱高下を繰り返しながらまだちょっとずつ下がっており、損を承知で売るかどうしようかという感じだ。こういう状態を「塩漬け株」と呼ぶようで、塩漬け株を抱えるのは個人投資家が陥りがちなアカンパターンみたいである。
10万円は授業料として高くついてしまったが、まあ、株は資産なのでゼロになったわけではないし切り替えていきたい。現在の資産は39万2203円で損益は「-7797円」。とりあえず、100万円を目標に続けていこうと思っているが……明日はどっちだ。
参考リンク:楽天証券、Twitter @yousuck2020
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.