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【スイーツ】東京・浅草まるごとにっぽんの「Cafe M/N」のプリンが完ぺきすぎる! 見た目も味も文句なしッ!!
最近の「純喫茶ブーム」をとても喜ばしく思っている。なぜなら私(佐藤)はプリン大好きおじさんだからだ! 純喫茶が流行れば流行るほど、新しいプリンとの出会いが増える。この調子で伝統的な喫茶店プリンの素晴らしさが、さらに広まってくれることを願っている。
さて今回紹介するのは、2015年に東京・浅草にできた商業施設「まるごとにっぽん」内にある「Cafe M/N 」のプリンだ。比較的新しい部類のお店だが、プリンが見た目も味もパーフェクト! 正統派の喫茶店プリンである。
・今の浅草
浅草を訪ねたのはいつぶりになるだろうか? たしか2020年2月に訪ねたのが最後だから、半年以上経っているはずだ。あの時はまだ外国人観光客の姿も多く、雷門前で他の人を入れずに写真を撮ることはほぼできなかった。
その1カ月後の3月末、当編集部のP.K.サンジュンのレポートによると、人通りはほとんどなく、観光客の姿もほぼなかったそうだ。さらに6カ月経った現在はというと、観光客の姿を見ることができる。しかし雷門前で、他人を入れずに写真を撮るのは比較的カンタンだ。
それでもすれ違う地元の人から「今日は人が多いね」という声が聞こえた。コロナ前にはほど遠いかもしれないが、少しずつ観光客は戻りつつあるようだ。
・まるごとにっぽん
Cafe M/Nが出店している「まるごとにっぽん」は浅草六区、ドン・キホーテ浅草店の目の前で浅草のド真ん中にある。この施設には全国各地の名産品が集結しており、民芸品・工芸品・名産品など日本中で受け継がれる文化に触れることができる。まさに “まるごとにっぽん” だ。
そして建物の3階に目的のお店はある。ここでは、期間ごとに各地の名産品を使ったフェアを開催しており、9月16日現在は鹿児島の食材を使っているようだ。
・プリンプリンプリン!
あいにく今日は食事を済ませていたので、スイーツを食べることにした。デザートの1番目に私の大好きやヤツがあるじゃないか! そう、プリンだ! プリンプリンプリン!!
正式な商品名は「アサクサプリン」(税別600円)。ちなみにドリンクセットは+税別300円となっている。
待つこと約5分、来ました。私を幸せにしてくれるヤツが来たよ!
まずは器を評価したい。喫茶店のプリンはこのシルバーの器じゃないとね! この器、正しくは「アイスカップ」という。平皿やガラスボウルで提供される場合もあるけど、やっぱ器に高さがないと見映えがしないよね。シルバーの光沢があってこそ、プリンは映えるよね、ね!
プリンの周りにはなみなみと注がれたカラメルソース。そして上にはたっぷりのホイップクリーム。そしてチェリー! 見てくれよ、この色彩のバランスをよ!! 見えてる景色のすべてが最高だよ!! もう一生写真撮ってられる、マジで!
見た目だけでなく、このプリンは中身もパーフェクトだった。個人的には固いプリンが好みではない。だからといって柔らかければ良いというものではない。理想はスプーンを刺して、少し力を入れないとすくい上げることができないくらいの固さ……。
そのようにプリンにうるさい私でも、ここのは完ぺきだと感じたのだ。実際にスプーンを刺すと、固すぎない……。そして柔らかすぎない……。コレ! ちょうどこの固さが1番イイ! パーフェクトだよっ!
不足しているものなど、あろうはずがない! 味もバッチリだ。プリンとカラメルソース、そして生クリームを同時に口に放り込むと三位一体! 甘さほろと苦さ、そして卵のコクが調和している。いいプリンですね~、これは~! プリン好きにぜひオススメしたい逸品だ。純喫茶バンザイ! プリンバンザ~イ!!
・今回紹介した店舗の情報
店名 Cafe M/N
住所 東京都台東区浅草2-6-7 まるごとにっぽん 3F 浅草にっぽん区内
時間 11:00~21:00(L.O. フード20:00、ドリンク20:30)
定休日 なし(施設に準ずる)
怒涛の松茸! 浅草最強「松茸そば」は写真詐欺じゃなかった / 尾張屋の期間限定メニュー
秋の味覚の1つにして高級食材の松茸。その香りの良さと高価さから、料理にほんの少しだけ添えられていることが多いのだが……浅草にはそんな松茸がたっぷりと乗った蕎麦があるらしい。
2200円(税込)で食べられるという松茸たっぷりそばで、秋の味覚をこれでもかと堪能してきたよ。
・ガツンと松茸
浅草・雷門からほど近くにある『尾張屋』で、最強の松茸そばが食べられるという。
メニューに載っている「松茸そば」の写真を見ると、お蕎麦が見えないほど松茸が乗せられている。これが写真詐欺でなければ、めちゃくちゃ最高じゃないか。
さっそく注文し、待つこと数分。ついに松茸そばがフタつきでやって来た。さすが高級食材、簡単にその姿を見せてはくれないのか。しかしフタを開ける前から、辺りに松茸の香りがぷんぷんと漂ってくる。これはさぞたっぷりと松茸が乗っていることだろう。
ではさっそく、松茸たちとご対面だ。わ〜、フタを開けると松茸の香りがガツンと来る! 松茸の香りに「ガツン」なんて効果音をつける日が来るとは思わなかった。
ただ……
写真より松茸、ちょっと少なくないような……!?
気のせいのような……!?
食べる前はよく分からなかったが、見たところ松茸1枚1枚の厚みは割り箸の先と同じぐらいある。そして、松茸の香りはそばつゆに全く負けていない。その香りを楽しみながら蕎麦をすすっていると……
気付いてしまったのだ。まったくもって写真詐欺ではないと。というのも、食べても食べても松茸が……
減らない!! 一口お蕎麦をすするごとに松茸を2〜3枚食べていたのだが、それでも松茸は丼にたっぷりと浮かんでいる。
どうやらこの松茸そばは、単に松茸が重なっていたり、そばつゆの中に沈んでいただけだったようだ。お蕎麦を食べ終えてもたっぷりと残っている松茸を、松茸の香りが溶けきった甘めなそばつゆとともにじっくりと楽しんだ。
・絶対に2200円
この「松茸そば」は期間限定メニューだが、その期間は具体的に決まっているわけではないそう。大体8月末から9月はじめに登場し、終わる時期もまちまち、とかなりアバウト。お店が決めているのはただ1つ、「2200円で美味しい松茸そばを出せるときにしか提供しない」ということだけらしい。
松茸も国産・外国産にはこだわらず、とにかく「2200円で美味しい松茸そばが出せるか」、のみにこだわって仕入れているようだ。店先に松茸そばの食品サンプルが出ているかどうかが松茸そばを食べられる目印らしいので、松茸そばが気になった方はぜひ、入店前に店先を確認してね。
・今回訪問した店舗の情報
店名 尾張屋 支店 (近隣の本店でも同一メニューを提供)
住所 東京都台東区浅草1-1-3
営業時間 11:30~20:30
定休日 水曜日
Report:伊達彩香
Photo:RocketNews24.
ドムドムハンバーガー浅草花やしき店、デリバリーも開始予定! 限定メニュー「ビッグドムてりやき」が激ウマすぎたので開発者に話を聞いてみた!!
日本最古のハンバーガーショップ・ドムドムハンバーガー。何かと本場の外資系に押されがちなハンバーガー業界だが、ドムドムの丁寧なハンバーガーは、未来の子供たちに残したいものの1つだと私(中澤)は考えている。とは言え、近場にないのでなかなか行けなかったわけだが……
なんと2020年9月19日、浅草花やしきにドムドムハンバーガーがオープンするというではないか! さっそく、プレオープンの9月17日に取材に伺ったところ、いくつか朗報が判明したためお伝えしたい。
・デリバリー開始予定
まず、遊園地である「花やしき」にオープンと聞いて、園内でしか食べられないと思った人もいるかもしれないが、ドムドムハンバーガー浅草花やしき店は園外からも購入可能! 花やしきの中はもちろん、外の花やしき通りにも窓口が開いているのである。
さらに、広報に確認したところ、デリバリーも開始する予定しているという。話を伺った9月17日時点では「10月中頃から11月くらいに開始できれば……」とのことだった。
・定番から攻めまで
個人的には、これだけで浅草の食事情を塗り替えかねないほどのインパクトだと思う。なにせ、ドムドムハンバーガーと言えば、「ビッグドム(税込500円)」が定番の味として君臨しているのは言うまでもなく……
「丸ごと!!カニバーガー(税込990円)」のようにハチャメチャに特攻むこともいとわない懐の深さを持っているのだ。それにしても、ソフトシェルを丸々1匹使ったその見た目にヤケクソ感すら漂う「丸ごと!!カニバーガー」。開発者は失恋でもしたのだろうか。
・激ウマ限定メニューも
さて置き、メニューを見てみると、ファンならお馴染みのハンバーガーの他に店舗限定メニューが2つあることに気づくはずだ。「浅草コロッケバーガー(税込350円)」と「ビッグドムてりやき(税込450円)」である。
浅草花やしき店限定のこの2つ。私が特に衝撃を受けたのは、てりやきパティが2段になった「ビッグドムてりやき」だ。食べる前からウマイだろうとは思っていたが、たっぷり塗られたてりやきソースとマヨネーズに負けない肉の旨み豊かなパティが想像を超えてきた。激ウマァァァアアア!
正直、全てりやき好きに食べてもらいたいレベルである。しかし、なんで浅草の店舗限定メニューがビッグドムてりやきなのだろうか? 疑問に思ったので商品開発の浅田さんに話を伺ってみた。
浅田さん「花やしきには和のテイストがあるため、オリジナルメニューにも和を感じさせるものをと考えていました。そこでドムドムハンバーガーの定番人気メニューであるビッグドムを和風のてりやき味にしてみたんです」
──とのこと。2段てりやきだがハンバーガーの作りが丁寧なためか食べやすい。これで450円は普通に高コスパである。
・もう1つの限定メニュー
また、「浅草コロッケバーガー」を食べてみると、ザクザクとした衣とシャキシャキのキャベツの中から肉の旨みが強いじゃがいもがなめらかに広がった。ただのコロッケパンかと思いきや、侮れないウマさである。
しかし、コロッケバーガーなら他の店舗にもあったはずだ。浅草コロッケバーガーと言うけれど何が違うのだろうか?
浅田さん「浅草コロッケバーガーは使用されている牛肉が黒毛和牛で、他の店舗のコロッケバーガーは普通の牛肉です。あと、他店のコロッケバーガーはコロッケだけなので、キャベツが入ってるのも違いですかね」
──なんで黒毛和牛なんでしょうか?
浅田さん「和を感じさせる素材の中で、黒豚なども色々試してみて、一番肉の個性が立ってハンバーガーの味にしっくり来たのが黒毛和牛だったんです」
──確かにコロッケは大分ウマイし、キャベツも良い仕事をしている。黒毛和牛を使っていて350円と安めの価格設定も魅力だ。
今のところ他店よりもメニュー数は少ないが、少数精鋭感のあるメニューを展開する浅草花やしき店。浅草近辺に住む私としてはデリバリーが開始されたらガチで食のローテーションが変わりそう。群雄割拠の浅草グルメに割って入るか。頑張れドムドムハンバーガー。未来の子供たちのために。
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.