2012年10月30日から7日間の日程で、東京・明治神宮外苑で「東京デザイナーズウィーク2012」が開催された。今年で27回目を迎えたこのイベントは、大人から子供まで幅広い層が、より身近にデザインに触れるデザイン・アートの祭典である。
会場には、日本をはじめ世界中から秀逸なデザイン作品が集結していたのだが、特にユニークなコンセプト作品をご紹介したい。それは次世代を感じさせるパーソナルモビリティ(持ち運び可能な乗り物)だ。
パーソナルモビリティ事業を展開する株式会社グラディエは、このイベントでパーソナルモビリティのコンセプトモデル「gp1」を発表した。これはリチウムイオン電池で駆動する電動モビリティだ。時速6キロで、一回の充電で最長17.7キロまで走行が可能。また乗車しない場合には、折りたたんでスーツケースのように持ち運ぶことができる。
出展品はコンセプトモデルであり、動力は搭載されていなかった。前輪部分に電動モーターを取り付ける予定とのこと。ちなみに総重量は12キロになる見込みである。
このモビリティはもともと、「自分自身が乗ってみたいと思えるカッコいいモビリティが欲しい」との考えに基づいて、開発されたという。たしかに従来の電動車いすにはない、洗練されたデザイン性を感じさせる。今後は大規模商業施設での提供を想定している。デパートの入り口に「gp1」が大量に並べられている様子を想像すると、なかなかカッコイイ光景になるのではないだろうか。いずれにしても実用化に期待したい。
Photo:Rocketnews24
参照元:gp1
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オリジナル記事: 「電動車いす」と「折りたたみ自転車」の利点を統合した次世代型パーソナルモビリティがかなりカッコイイ!
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