たまに激ウマな店舗限定メニューを販売する松屋。2020年9月1日にそんな店舗限定メニューとして登場し、瞬く間に売り切れたのが「牛ステーキ丼」である。
松屋の姉妹店『ステーキ屋松』のヒット商品であるこのメニュー。松屋でのテスト販売の結果も、以前の記事でお伝えした通り上々で、この度ついに全国販売(一部店舗を除く)が開始するという。Xデーは10月6日……って今日やん! 速攻松屋にダッシュした。
・バカな
普段スルッと入れるのが利点の1つである松屋。とは言え、店舗限定で瞬殺だったメニューの全国展開初日である。松屋は混雑しているかもしれない。行列上等の気持ちで向かったところ……
全く普段通りだった。
バ、バカなッ!? あの「牛ステーキ丼」だぞ! 道行く人よ通り過ぎてる場合じゃない!! ひょっとしたら、人々はまだ気づいていないのかもしれない。伝説の始まりに。
・デカ盛りの衝撃
しかし、確かに店外には「牛ステーキ丼」のポスターが! 洋風ガーリックソースと和風オリジナルソースの2種類から選べるところも変わっておらず、ステーキ肉並が750円で肉2倍のデカ盛りが1150円なのも同じ。10月20日(午前10時)までライス大盛サービス実施中のようである。
入店して券売機を見るとバッチリ販売されていた。さすが全国展開。というわけで、洋風ガーリックソースのデカ盛りを注文したところ……
ステーキ肉で埋め尽くされた丼が登場! 全然米見えねェェェエエエ!!
試しに肉を持ち上げてみるとその下にも肉! わけいってもわけいっても肉!! 深い肉!!!
「ひょっとしたら米入ってないんじゃないか?」と不安になった頃、白い輝きが目に飛び込んできた! 米だ! 米ちゃんと入ってるぞォォォーーーー!!
・食べてみた
思わず興奮してしまったが、正直、以前の江川記者の記事を読んで以来ずっと食べたかったメニューのため、お許しいただければと思う。なにせ、今回は全国展開、そのありがたみを噛みしめながら肉も噛みしめたところ……
これが伝説……
ガシガシした肉はデミグラスっぽいソースの味とハーモニーを奏で食べごたえたっぷり。さらに、米にガーリック風味と肉の旨みが染みついており激ウマ! 憧れさえも越えていく味とボリュームである。
・我が1150円に悔いなし
店舗限定の時に涙を飲んだ人はもちろん、『ステーキ屋松』に行きたいけど近くにない人、あるいは、普通にガッツリ食べたい人にもオススメだ。これが特に混雑なく食べられるのだから、最高と言わずしてなんと言う。
始まったばかりの全国展開。しかし、すでに牛ステーキ丼の覇道は見えている。もし、ラオウが食べたらこう言うに違いない。「我が1150円に悔いなし」と──。