ローソン、ファミマ、セブンのフレンチトーストを食べ比べてみた結果 → 正気度が低いフレンチトーストがあった

突然だが、あなたがコンビニで一番よく買う食べ物は何だろうか? 私(中澤)はフレンチトーストだ。自分でも意外なのだが、よく考えたらおにぎりよりも買っている。軽すぎず重すぎないボリューム感がちょうど良く、朝食や夜食など小腹が空いた時に買うのは大体これ。

激ウマというわけではないけれど、どこのコンビニでも売っていて100円ちょっとで手軽に食べられそこそこウマイ。面倒くさい時はこれくらいのノリが良いのである。でも、どうせなら一番ウマイコンビニで買いたいので、大手3社のフレンチトーストを比較してみた

・フレンチトーストの判断基準

まず、フレンチトーストの良し悪しを判断する際の基準と言えば、個人的には、どれだけパンに味が染みているかということだと思う。もちろん甘みの違いもあるだろう……しかし

それ以上にパンの持つ確固たる乾きをいかにしっとり柔らかく癒すかが大事。なぜなら、しっとりトロけないフレンチトーストはただのパンだからだ! バターとメープルシロップを塗っただけのただのパンなのだッ!! アーーーーー!!!!

失礼、思わず興奮してしまったが、いかにフレンチトーストという料理が危うい存在かはご理解いただけたかと思う。さて、ここにそんなあいまいな存在が3つある。お前たちはフレンチトーストなのか?

・価格

まずは、価格を見ていくと、一番安いのが意外にもセブンイレブン「バター風味の厚切りフレンチトースト(税込127円)」だ。続いてファミリーマート「メープルバターのしみ旨フレンチトースト(税込130円)」が2番手につけ、ローソン「バター香るジューシーフレンチトースト(税込135円)」が最高値。

・原材料

名前からするとメープルシロップが入っているのはファミマだけっぽいが、念のため原材料を確認してみよう。まずは、セブンを見てみたところ、いきなりメープルシロップが記載されていた

ひょっとして商品名に入っていないだけで、全部メープルシロップが使われているのだろうか? しかし、続くローソンの原材料にメープルシロップの記載はなし

ローソンだけ入っていないとすれば、ここで味に線が引かれそうな気もする。最後に念のため、ファミマの原材料を確認してみたところ……

「メープル風味バター入りマーガリン」ってどっちやねんッ! メープルなのかマーガリンなのかハッキリせいや!! ただでさえ危ういフレンチトーストの存在がさらに揺らぐ記載である。

・重さを計測してみよう

原材料を見てもぶっちゃけあまりよく分からなかったので、クッキングスケールで重さを計測してみることに。同じフレンチトーストだし、重い方がボリュームがあってコスパが良いはず! 分かりやすい!!

計ってみると、セブン130g、ファミマ135g、ローソンが110gなようだ。価格は、セブン127円、ファミマ130円、ローソン135円だから、情報のみを見ると安くてボリュームがあるのはセブンかファミマということになる。

・食べ比べ

ただ、現状ではこのコスパの計算は机上の空論に等しい。なぜならば、前述の通り、フレンチトーストは味が染みているかどうかが一番大事なのである。いかに、本人たちがパンの乾きを忘れてヒタヒタになれるか。そこにこそフレンチトーストの存在意義があるのだ。

逆に言うと、少しでも正気のフレンチトーストはいくらコスパが良くてもお呼びではない。私が求めるのは、バターに魅せられ、自分がパンであることすら忘れきったかのような狂気なのだから。お前らはパンをやめることができるのか!? 問いかけるかわりに1つ1つ食べてみた。

袋から出すと、セブンとローソンはパンが食べやすいサイズに切られている。一方、ファミマは切れ目などはなく1枚だ。また、ファミマとセブンには耳がついているのに対しローソンは耳が取られている。

・SAN値高めのフレンチトースト

まず、セブンイレブンを食べてみたところ、メープルシロップの甘さがマーガリンの味とハーモニーを奏でながら口に広がる。柔らかいくちどけは、とても100円ちょっととは思えない味だ。

しかし、惜しむらくは、奥に乾いたパンの食感を感じること。願わくば、芯までトロけて欲しいところだが、セブンのフレンチトーストは少し正気度(SAN値)が高いようだ。

続いて、ファミマを食べてみたところ……

こ、これは……!

セブンとほぼ同じや…!!

デジャブのように口に広がる甘みとマーガリンの風味、奥に残る乾いたパンの食感。味から正気度(SAN値)まで、双子かってくらいにウリ2つである。正直、パンが切られているかどうかくらいしか違いを見いだせなかった

まさか、コンビニのフレンチトーストには違いはないと言うのか? 確かに、存在すら危ぶまれるほどのシンプルさであるフレンチトーストは違いを出しにくい料理の1つかもしれない。盲点である

・恐慌

比較記事として2000文字ほど書いてきたが、土壇場でこんな罠にぶち当たるとは思いもしなかった。全部同じだったらこの記事をどう締めればいいのか? 震える手。そんな恐怖を押し殺しながら、ローソンをひと口食べてみたところ……

あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!

正気度が低いッ!!!!

・名状しがたきフレンチトースト

噛んだ瞬間、じゅわっと歯がめりこんだかと思うとそのまま甘みが口の中に広がる。脳が溶けるような名状しがたき柔らかさ。間違いない。完全に自分がパンであることを忘れてやがる。その狂気の食感に触れ、思わず恐慌状態に陥ってしまったことをお許しいただきたい。

おそるべきはローソンである。思い返せば、以前ハムサンドを食べ比べた時もローソンだけSAN値がゼロだった。名状しがたいものを量産して一体何を企んでいるというのか?

・真実

妙なのは、ローソンも食感以外の味つけは、甘みの強いマーガリンの風味で他2社とほぼ違いがなかったこと。いくら、フレンチトーストがシンプルな味付けとは言え、大手3社のコンビニでここまで似るものだろうか。そこで、パッケージ裏を改めて確認してみたところ……

あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!

ファミマも……

セブンも……

そして、ローソンも……

製造会社が同じだとッ……!!?

そこには敷島製パン株式会社の名が。日本有数の製パン企業である敷島製パン。その歴史は第一次世界大戦の直後までさかのぼる。大正9年、初代社長の盛田善平氏がドイツ人技師ハインリッヒ・フロインドリーブを迎えて創業したのが始まりだ。私は最初からそんな敷島製パンの手のひらの上で踊らされていたのである。あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!

100円ちょっとにもかかわらず、メープルシロップを使った「ちょっと良いフレンチトースト」の味がするコンビニのフレンチトースト。手軽だがその世界は深い。

正気でいたい人はファミマかセブンを選ぶと良いだろう。逆に狂気を垣間見たい人のみ、ローソンをオススメする。ただし、くれぐれも深入りはするな! 深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだから──。

参照元:敷島製パン株式会社
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.



セブンイレブンの語気強めの謎パン「バブカ!!」を食べてみる / 見た目を裏切る味わいと、芽生えた感情

身の上話になってしまうが、今までの人生でどれだけセブンイレブンに助けてもらったかわからない。主に食生活において同店を利用した回数は数えきれないし、それゆえに愛着もある。死ぬならセブンイレブンで、たくさんの弁当や惣菜などに看取られながら死にたいと思わなくもない。

そんなセブンイレブンに、最近妙な食品があるのを発見した。自分が長年見てきた中でも、かなり上位の異彩を放っているように感じる。何が妙かと言えばネーミングだ。その名も「バブカ」……いや、「バブカ!!」である。

もっと言うなら、正式名称は「バブカ!!(チョコレート)」である。この「バブカ!!」とは一体何なのか。店頭で実物を前にした筆者は、それを考えて硬直してしまった。

チョコレートという表記と、パンの棚に並んでいることと、白い粉砂糖がたっぷりまぶされた菓子パンめいた見た目から察するに、自信はないがおそらく菓子パンだ。しかし正確な正体は筆者の知識量ではわからなかった。そしてなぜ商品名が語気強めなのかもわからなかった。

二重の謎が螺旋を描く中、せめて「バブカ!!」の味だけでも知りたいという思いが強まり、気付けば税込149円を正体不明のパンに捧げていた。何ならそのあと家路を急ぐことまでした。

が、帰宅して商品を開封するや、「やってしまった」という後悔の念に襲われた。フワリと漂うシナモンの匂い。筆者はシナモンが苦手なのである。

苦手といっても顔面にうっすら難色が浮かぶ程度なので食べられないことはないが、シナモンが入っていると前もって知っていたら買うのをためらっていたかもしれない。

しかし、ここまで来て食べないというわけにもいかない。何より長きに渡り筆者に安寧をもたらしてきたセブンイレブンの食品ならば、多少苦手な要素があろうと満足させてくれるはずだ。そう思い直して一口頬張ってみたところ、結果として正解だった。

バターを含んだデニッシュ生地はサクサクというより柔らかめで、しっとりとしつつも歯切れ良い。中に入ったチョコチップの硬さと重奏を織りなし、こちらの食欲を弾ませる。

驚いたのは、前述した通り糖分みなぎる見た目であるにもかかわらず、食べてみると意外にも甘さは控えめであったことだ。なめらかな口溶けのチョコフィリングは、しつこく主張せずにすっと消えていく。

そしてシナモンの匂いに関しても、口に含んだ瞬間はやや強く香るものの、不思議なまでに後を引かない。要するに美味しい。しっかり甘い菓子パンを求める方には物足りないかもしれないが、個人的にはこの塩梅が丁度良い。

味わいを強いて例えるなら、チョコクロワッサンに近いだろうか。とはいえ、やはりこれは「バブカ!!」という名の独特のパンだ。いや、高級感のある食感や上品な風味を鑑みると、むしろ感覚としては「バブカ……」とそっとこぼしたくなる一品であった。

改めて、このネーミングには謎がある。その一方で、今となってはしっくりくる部分もある。偶然の出会いを通じて、こちらの心を不意打ち気味に射抜いてきた憎らしさに一言物申すなら、こうなるからだ。「やってくれたな、バブカ!!」と。

参照元:セブンイレブン「バブカ!!」商品ページ
Report:西本大紀
Photo:Rocketnews24.



3本税込300円!! 「なか卯」が販売開始した焼き鳥のコスパが高い! コンビニ焼き鳥をおびやかすレベル

近頃は大手飲食チェーンが、お店の専門外の商品の販売を行っている。たとえば、とんかつチェーンの「かつや」がうどんを出したり牛丼チェーン「松屋」がエビチリを出すなど、得意分野を離れた商品戦略がとられているようだ。

そんななか丼ぶりとうどんをメインにしている「なか卯」が、焼き鳥の販売を開始した。コロナ以降のテイクアウト需要の高まりを受けて、新たなキャンペーンをスタートしたのである。キャンペーン商品のひとつに焼き鳥が含まれているのだが、はたして味はウマいのか!?

・買えば買うほどお得になる

なか卯は2020年9月17日より「みんなの元気をなか卯から」キャンペーンの第5弾として、焼き鳥の取り扱いを始めた。なか卯といえば、親子丼や牛肉うどん、そして時々販売している海鮮系の丼などが主力商品のはず。私(佐藤)の頭のなかでなか卯と焼き鳥がうまく結びつかないのだが、お店に行って券売機を見るとたしかにあるぞ、焼き鳥が!

焼き鳥はもも・むね・つくねの3本セットで税込300円。2セット(6本)の場合は税込500円、3セット(9本)なら税込700円。4セット(12本)で税込900円となってる。4セット買うと1セット分がタダになる計算だ! これかなりお得じゃない?

焼き鳥はコンビニでも購入できるわけだが、価格を大手3社と比較してみると……。

ローソン(もも塩)税込130円
セブンイレブン(しお)税込129円
ファミリーマート(もも塩)税込128円

もも塩1本の値段を比べてみると、なか卯が約30円安いのがわかる。使用している肉の量はちょっと少ないものの、買えば買うほど安くなるなか卯の割引サービスはとても魅力的だ。

・味はどうかな?

味をたしかめるために、3本セットを購入してみた。専用の袋には柚子胡椒がくっついている。ちなみにレジ袋は環境に配慮した素材を使用していて、無料で配布している。

店内で加熱した焼き鳥は、持ち帰っても温かい。袋から出すとうっすらと湯気が出ている。

焼き鳥のスタンダードな部位、もも。

歯ごたえがしっかりとしていて、さっぱりとした味のむね。

隠し味に生姜を利かせたつくね。

3本それぞれ食べてみたところ、コンビニ焼き鳥に引けを取らない食べ応えだ。個人的には、つくねのパサパサとした感じが気になったが、1本100円の価格にふさわしい味ではないだろうか。

食卓にもう1品欲しいときや、軽く家飲みする時などのつまみに良さそうだ。なか卯の焼き鳥が定着すれば、コンビニ焼き鳥をおびやかす存在になるかもしれない。だって、この価格なら断然お得なんだもん! なお、販売終了日は未定なので、気になる方はお早めにどうぞ。

参考リンク:なか卯ローソンセブンイレブンファミリーマート
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24



【確信】ウマいと話題のファミマ『家系ラーメン』が復活していたので食べてみた → 圧倒的にニンニクのライブ感が足りない

当サイトにも度々登場する家系ラーメン。詳しい説明は今更すぎるため省くが、あの濃厚なとんこつ醤油スープと中太麺の組み合わせには狂暴なまでの中毒性がある。一度ハマったら最後。まさに底なし沼のようなラーメンなのだ。

そんな家系ラーメンファンたちの間で「ウマい」と話題になっていたのがファミリーマートの『家系ラーメン』である。食べたい! と思っていたらいつの間にか販売終了。落ち込んでいたところ、2020年8月25日に再び発売されたと聞いて試してみることにした。一刻も早く沼にハマりたい。

・いざ家系沼へ

あまりにもそのまんまなネーミングで逆に凄みを感じさせるファミマの『家系ラーメン(税込518円)』。チャーシュー、ほうれん草、きくらげがトッピングされており、別添で海苔も付いてくる。そのままレンジで約5分温めると……

中から沼が出てきた。

こ、この香りは……! まごうことなく家系ラーメンである。容器の端に海苔を立てかけた時の佇まいなんて完全に店のそれだ。以前、ウーバーイーツで専門店の家系ラーメンを注文したことがあるが、ルックス的にはほぼ大差ないのではないか。それではさっそく……

ダイブ トゥ 沼。

ファミマのサイトには「つるみとコシのある」と書かれている三層麺。たしかにツルンとした口当たりだが、家系にしては若干柔らかめかなという印象だ。が、大きな欠点が特になし。ちょうどいい塩梅の中太麺である。

チャーシューも食べ応えがありグッド。

そして肝心のスープだが、サラサラすぎず、かと言ってドロドロすぎず、麺とよく絡むジャストな仕上がりと言っていい。醤油が効いた濃厚こってりとした味わいながら、それでいて豚骨特有の臭みはなく、あくまでまろやかクリーミーだ。なるほど、話題になるのも分かる気がする。

だがしかし……!

・疑問

これがあの狂おしいまでの中毒性を誇る家系ラーメンかと聞かれたら、正直なところ私としては首をかしげざるを得ない。マイルドではあるが、そのぶん野性味に欠けるというか……どこか鶏白湯に似た上品さが漂っているのだ。いやいや、お前そんなキャラちゃうやろと。

海苔をスープにひたひたに浸し……

ライスを巻いてなお……

それでも埋まらぬこの心の隙間。何かが足りない。そう、何かが。逆にそれさえあれば大気圏を突破できる気さえするのだが……そ、そうか! 分かったぞ!! ニンニクだッ! ニンニクを追加したらいいんだ!!

行っけェェェェェエエエエエ!

・本当の意味での完成

チューブのニンニクをスープにブチ込んで、それを溶かしきらずに麺と共にすする──。この圧倒的なまでのニンニクのライブ感。これぞ家系。そう、ファミマの『家系ラーメン』に足りなかったのは、ニンニクのライブ感だったのだ。

もちろん、たかがニンニクと言われればそれまでかもしれない。しかし、家系とニンニクとは一蓮托生。「麺固め・味濃いめ・油多め」の世に言う家系ラーメン『早死に三段活用』はコンビニ麺では不可能だが、その代わりニンニクを追加することは我々にだってできるのである。

・カギはライブ感

個人的には、ファミマの『家系ラーメン』はニンニクによって次のステージに上がることができると確信している。元々ウマいと感じていた人たちも、ニンニクを入れることでさらに高く高く飛べるだろう。忘れるな、家系にとって大事なのはニンニクのライブ感であるということを。

参考リンク:ファミリーマート
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.



「第三のビール」セブンやイオンのPB13本を飲み比べてみた! 記者5人のおすすめランキング

今や多くのスーパーやコンビニが開発しているプライベートブランド商品(以下PB商品)。買い物の際に見かけることも増えたと思うが、「安いけど美味しいの?」というのが正直なところ。

そこで今回は安さが売りの新ジャンル「第三のビール」に注目して、13本飲み比べてみた。ぜひ参考にしてみてほしい。

・個人の好みで点数をつけてみた

用意できたのは、大手スーパーとコンビニが出している計13本。値段を加味せず、個人の好みで10点満点で点数をつけた。

記者5人がそれぞれの商品を評価した結果が以下の通りだ。記事の最後に、値段も加味して買い続けるならどの商品にするかを紹介しているので、そちらもお楽しみに。

(価格については、2020年8月24日にリンク先の公式ページで確認したものです。販売価格とは異なることがあります)

【美味しさ1位】33点(50点満点)
セブン&アイグループ×サントリー「ザ・ブリュー」(参考価格125円)

「ザ・ブリュー」商品写真

GO羽鳥の評価:6点
GO羽鳥「なんか海外のビールっぽいなぁ。ビアラオ(ラオスのビール)を思い出したよ」

あひるねこの評価:8点
あひるねこ「ウマい! クセがないので飲みやすい。エール感があり、ややフルーティーですらある」

田代の評価:5点
田代大一朗「炭酸が強いのはいいけど、風味が薄い……炭酸好きにはオススメかも」

ジュン君の評価:6点
ジュン君「一口目のインパクトがある。中盤から後半の印象は薄いが、最初のインパクトが大きい」

Yoshioの評価:8点
Yoshio「全体的にさっぱりで、綺麗な水の味がするイメージ。今回飲んだなかでビールに一番近い」

【同点2位】30点
イオン「バーリアル」(参考価格85.8円)

「バーリアル」商品写真

GO羽鳥の評価:5点
GO羽鳥「うすいかなぁ。アサヒスーパードライ感ある」

あひるねこの評価:6点
あひるねこ「第三のビール的な安っぽさをさらに安っぽくしたような味だが、そこまで嫌な感じはしない」

田代の評価:7点
田代大一朗「風味もほどよくあるなか、あっさりしていて飲みやすい。だが個人的には、もう少し飲みごたえがほしいかな」

ジュン君の評価:6点
ジュン君「匂い、味など、全体的に王道感がある。バランスが良い気がする」

Yoshioの評価:6点
Yoshio「飲み始めの感じはさっぱりなのに、あと味は苦味が強い」

【同点2位】30点
イオン「バーリアル リッチテイスト」(参考価格85.8円)

「バーリアル リッチテイスト」商品写真

GO羽鳥の評価:5点
GO羽鳥「なんつーんすかねぇ。これも海外っぽい気がするなぁ。欧米系の」

あひるねこの評価:5点
あひるねこ「普通のバーリアルより第三のビールっぽさが気になる。これなら通常版バーリアルを買う」

田代の評価:6点
田代大一朗「確かに味のリッチさはあるけど、味に人工感があってあまり好きじゃない。それから後味が弱いかな」

ジュン君の評価:8点
ジュン君「リッチというだけあって、他とは違う味わいがあった。でも濃い味ではなく飲みやすい」

Yoshioの評価:6点
Yoshio「飲み始めの感じはさっぱりなのに、あと味は苦味が中ぐらい」

【同点4位】29点
ローソン「ゴールドマスター」(参考価格110円)

「ゴールドマスター」商品写真

GO羽鳥の評価:5点
GO羽鳥「フルーティー。まあビールしてるねぇ」

あひるねこの評価:4点
あひるねこ「THE 第三のビールって感じの良くも悪くも中道な味。苦味はけっこうある」

田代の評価:6点
田代大一朗「すごく飲みやすいので、ビールがあまり得意でない人にオススメかも。でも飲みごたえがないかなあ……」

ジュン君の評価:8点
ジュン君「豊かな味わいという文章が似合う味。一口飲んだ瞬間から豊かさが口の中に広がる」

Yoshioの評価:6点
Yoshio「飲み始めの感じはさっぱりなのに、あと味は苦味が中ぐらい」

【同点4位】29点
ファミリーマート「クリアモルト」(参考価格125円)

「クリアモルト」商品写真

GO羽鳥の評価:7点
GO羽鳥「クセあるね~~~! 苦みがあって、黒ビール感がある」

あひるねこの評価:5点
あひるねこ「ゴールドマスターをやや薄くした感じ? でもこっちの方が飲みやすい」

田代の評価:5点
田代大一朗「酸味がちょっと強すぎるかな。味のバランスがあまりよくない印象」

ジュン君の評価:6点
ジュン君「一口目は薄味のような気がするが、中盤から後半にかけてキレを感じる」

Yoshioの評価:6点
Yoshio「最初の飲み始めの味も、あと味もさっぱり」

【同点4位】29点
西友×サントリー「クリアリッチ」(参考価格107円)

「クリアリッチ」商品写真

GO羽鳥の評価:4点
GO羽鳥「こりゃきちーなぁ。きちぃ。アルコール感がパネェ」

あひるねこの評価:6点
あひるねこ「苦味が強い? その割にはクセがないので飲みやすいかも」

田代の評価:7点
田代大一朗「風味もコクもあり、なかなかビール感があって好き」

ジュン君の評価:7点
ジュン君「甘さを感じる匂い。クセがなく飲みやすい。いい水を使っている感じがする」

Yoshioの評価:5点
Yoshio「飲み始めの感じはさっぱりなのに、あと味は苦味が中ぐらい」

【7位】28点
ヤオコー×ライフ「ぐい麦」(参考価格88円)

「ぐい麦」商品写真

GO羽鳥の評価:5点
GO羽鳥「なんだろう、弾ける感じするね。炭酸が強いのかな」

あひるねこの評価:4点
あひるねこ「ゴールドマスター、クリアモルトの中間みたいな……。あまり特徴が感じられない」

田代の評価:8点
田代大一朗「麦の香りがイイ! 日本のビールとは違った海外のビールの香り。これは好き♪」

ジュン君の評価:6点
ジュン君「全体的に柔らかい印象。なめらかな味わい」

Yoshioの評価:5点
Yoshio「最初の飲み始めの味も、あと味もさっぱり。クリアモルトと比べて、さらに薄いイメージ」

【8位】25点
西友「泡麦」(参考価格96円)

「泡麦」商品写真

GO羽鳥の評価:4点
GO羽鳥「良くも悪くも第三のビールって感じがするなぁ」

あひるねこの評価:4点
あひるねこ「大きな欠点はないが、安かろう悪かろうな味」

田代の評価:6点
田代大一朗「風味は豊かで良さげ。でも味が複雑みに欠けて、飲みごたえがない」

ジュン君の評価:6点
ジュン君「全体的にバランスがとれている味。泡が柔らかい」

Yoshioの評価:5点
Yoshio「飲み始めの感じはさっぱりなのに、あと味は苦味が中ぐらい」

【9位】24点
セブン&アイグループ×サントリー「ザ・ブリュー 糖質70%オフ」(参考価格125円)

「ザ・ブリュー 糖質70%オフ」商品写真

GO羽鳥の評価:3点
GO羽鳥「なんつーのかな、ポンポンしてるというか。おもちゃみたいな」

あひるねこの評価:7点
あひるねこ「糖質オフの中では異質なほどにエール。個人的にはエールよりラガー派だが、嫌な味がなくて良い」

田代の評価:3点
田代大一朗「鼻からぬける風味に麦が感じられてよい。だが味が薄い……」

ジュン君の評価:5点
ジュン君「少し味が薄い印象があるが、のどごしは爽快」

Yoshioの評価:6点
Yoshio「悪くない。全体的にバランスもとれている」

【10位】21点
ローソン「ゴールドマスター 糖質70%オフ」(参考価格110円)

「ゴールドマスター 糖質70%オフ」商品写真

GO羽鳥の評価:3点
GO羽鳥「全然ちがうわ。味が違う。あれだ! ノンアルの味」

あひるねこの評価:4点
あひるねこ「薄い。でもそのおかげで通常のゴールドマスターよりも飲みやすい」

田代の評価:4点
田代大一朗「麦の風味がよし。だが軽すぎてビールを飲んでる感があまりない……」

ジュン君の評価:5点
ジュン君「シャープさを感じる味。飲みやすい印象」

Yoshioの評価:5点
Yoshio「飲み始めの感じはさっぱりなのに、あと味は苦味が中ぐらい」

【同点11位】20点
ファミリーマート「クリアモルト 糖質70%オフ」(参考価格125円)

「クリアモルト 糖質70%オフ」商品写真

GO羽鳥の評価:3点
GO羽鳥「うしぃ~(薄い)。うっす。うすいよ、これ。ビールを水で薄めた感じ」

あひるねこの評価:4点
あひるねこ「通常のクリアモルトのいい部分を消しちゃった感じ。でも糖質オフ感はそこまでない」

田代の評価:3点
田代大一朗「薄い……クリア感を優先させすぎたのか、とにかく薄い」

ジュン君の評価:5点
ジュン君「ストレートな印象。匂いも強くない気がする」

Yoshioの評価:5点
Yoshio「キング・オブ・さっぱり」

【同点11位】20点
ヤオコー×ライフ「ぐい麦 糖質70%オフ」(参考価格88円)

「ぐい麦 糖質70%オフ」商品写真

GO羽鳥の評価:3点
GO羽鳥「これまたウシィ(薄い)。しかもクセある。欧米系ノンアルみたいな」

あひるねこの評価:3点
あひるねこ「とにかく薄い。他の糖質オフよりも確実に薄い」

田代の評価:3点
田代大一朗「ほどよい酸味があっていいが、とにかく薄い」

ジュン君の評価:6点
ジュン君「ドイツを少し感じる。苦味が少しある大人の味かな」

Yoshioの評価:5点
Yoshio「普通」

【13位】19点
西友「泡麦 糖質50%オフ」(参考価格96円)

「泡麦 糖質50%オフ」商品写真

GO羽鳥の評価:2点
GO羽鳥「なんだろ? アルコール飲料って感じで、化学的な感じがするのよね」

あひるねこの評価:3点
あひるねこ「通常の泡麦をそのまま下方修正した感じの味」

田代の評価:3点
田代大一朗「酸味しか感じられず、風味の豊かさがない……」

ジュン君の評価:6点
ジュン君「一口目で炭酸を強く感じる」

Yoshioの評価:5点
Yoshio「全体的に超さっぱり」

・これから買い続けたい第三のビールは?

味だけで点数をつけたが、値段も加味して買い続けるとしたらどのPB商品なのだろうか。各記者が選んだ “買い続けたい第三のビール” は以下の通りだ。

GO羽鳥のオススメ
ファミリーマート「クリアモルト」(参考価格125円)

あひるねこのオススメ
イオン「バーリアル」(参考価格85.8円)

田代のオススメ
ヤオコー×ライフ「ぐい麦」(参考価格88円)

ジュンのオススメ
ローソン「ゴールドマスター」(参考価格110円)

Yoshioのオススメ
セブン&アイグループ×サントリー「ザ・ブリュー」(参考価格125円)

──いかがだっただろうか? 個人の好みの違いが如実に出て、「これが最強の1本だ」という結果にはならなかったが、裏を返せば、それだけPB商品にも個性があるということなのだろう。

今回の検証結果を参考にしながら、あなたにとってのベストPB商品を見つけてほしい。

執筆:ロケットニュース24編集部
Photo:RocketNews24.



【朗報】北海道最強コンビニ「セイコーマート」が初となる独自エナジードリンク『VERSUS』を発売! 安定の超絶コスパを炸裂させる!!

エンナァジイイイィィィッッ! みんなエナってるか? 久しぶりだな。エナジードリンクをこよなく愛する男、エナジーマンだ!! 突然だけど、みんなは俺の出身地がどこか知っているかな? エナジー星? 残念。北海道でした。おう、逆ゆうこりんスタイルで今日もお送りするぞ。

そんな俺の出身地・北海道が誇る最強コンビニ「セイコーマート」が先日、初となるエナジードリンク『VERSUS(バーサス)』を発売したという情報が複数の読者から寄せられた。マ、マジかよ……! めっちゃ飲んでみたいけど、それって東京でも買えるのか……?

・セコマのエナドリ

2020年7月27日より販売が始まったセイコーマート初となるオリジナルエナドリ『バーサス』。その圧倒的なクオリティーとコスパによって、道民から絶大な支持を集める「セコマ(セイコーマートの略)」だけに、果たしてどんな商品に仕上がっているのか “エナジー者” ならずとも気になるところである。

容量は250mlと通常のレッドブル同様控えめなサイズだが、税抜120円というエナドリとは思えぬ価格設定はさすがとしか言いようがない。しかし! 残念ながら東京にセコマはないので、飲みたくてもいつものように1本だけ買うのは不可能。むむぅ……どうする? そこでエナジーマン考えました。

30本入りケースを大人買いならぬ、エナジー買い……!

・覚悟の大量仕入れ

本体価格が税抜3600円&東京までの送料がかかって、合計4493円をエナジーペイしたぞ。もはや高いのか安いのかよく分からんが、計算してみると1本当たり約150円なので普通に安いな。さすがセコマ、道民の誇り! 道民の聖地である!! だがしかし……

ハッキリ言ってジャケはクソダセぇ。何なんだよ! このクロスした勇者の剣みたいなソードは!! 「己と戦え」じゃねーよ! まずはお前が何としろと言いたい。下手したらエナドリ史上1、2位を争うダサさだが……まあよく考えたら、そういうところもセコマっぽくてなんかカワイイよな。うん。

そう、エナドリたるもの大事なのは外面じゃなくて中身だ。というワケで、恒例のエナジーサーチ行くぞォォォォオオオオ! ※説明しよう! エナジーサーチとは、エナジーマンが缶の裏の成分表示をただ眺めることである!!

・サーチ結果

エナエナ(ふむふむ)。高麗人参根エキスが入っているあたり、妙にモンスターエナジーっぽいな。100ml当たりのカフェイン量が40mg、アルギニン量が123mgという点もほぼモンスターエナジーと同じだ(モンエナのアルギニンは125mg)。成分的にかなり寄せてきている印象である。

ただ、それに加えてガラナエキスが100ml当たり20mg入っているのは北海道らしくてグッドエナジー! 製造しているのも北海道の会社で、まさに道民による道民のためのエナドリって感じの雰囲気だぞ。さあ、それでは実際に飲んでみよう。グビエナ、グビエナ!

・エナジーテイスティン

ほほう……色・香り・味、いずれもモンスターエナジーを彷彿とさせる王道エナドリテイストだ。ガラナ要素もけっこう強いが、意外に甘さ控えめでケミカル感はかなり希薄。モンエナをちょっと薄くしたような、少々シロップっぽい味わいである。

ただそのぶん、エナドリ特有の “体に悪い感じ” があまりしないので、割と誰でも飲みやすいと思われる(もちろんそれもエナドリの魅力なのだけど)。あのセブンイレブンですら北海道ではセコマに勝てないと聞くが、レッドブル・モンスターエナジーの2大巨頭にとっても、これは強力なライバル出現ではないか。

セコマ初のエナジードリンク『バーサス』。なるほど、成分・コスパともに一般的なエナドリのちょっとだけ上を行く、実にセコマらしい良心的な商品と言えるだろう。エナエナ(ふむふむ)。

・安定のセコマ品質

ジャケに関しては悪い意味で歴史に名前を刻んでしまったものの、やっぱりセイコマートは日本一ィィィィィイイイ! 北海道が誇る最強コンビニの実力を改めて思い知った瞬間であった。さあ、残りあと29本あるから張り切って毎日飲むぞ! というワケで今日はここまで。また会おう。エンナァジイイイィィィッッ!!

参考リンク:セイコーマート(PDF)
Report:エナジーマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.

★エナドリ関連の記事はこちら → シリーズ「エナジー検証」



【魔性】セブンイレブン限定「とろ生ケーキクリーミーチーズ」が罪深すぎる味! 舌が甘やかされすぎてモンテールのために国を滅ぼすレベル

クレオパトラ、楊貴妃(ようきひ)、ヘレネ……その魅力で国をも傾けた世界三大美女たち。ここに新たなメンバーが加わったかもしれない。セブンイレブン限定で発売された「とろ生ケーキクリーミーチーズ(税抜き260円)」である

出会いは2020年8月7日。セブンイレブンのスイーツコーナーで私(中澤)は言葉を失った。鮮やかに焼けたスポンジ、パッケージの奥からのぞく真っ白なチーズクリーム。そのコントラストは夏の暑さを忘れるのに十分なものだった。

──だがしかし、この時の私は全く分かっちゃいなかったのであるこのケーキの持つ魔性を

・美しい

しばし息をのんで見守っていると、「とろ生ケーキクリーミーチーズ」が振り向いてニコリと笑った。吹き抜ける風。強すぎる太陽の光が窓の外を白く染める中、透き通るその笑顔にはどこか決意のようなものを感じる。これは白昼夢か夏の幻影か。私は「とろ生ケーキクリーミーチーズ」の手を取った。

ひんやりしたその手。シースルーのパッケージには洋菓子メーカー・モンテールの名前が見えた。モンテールと言えば、あの創業66年の由緒正しき洋菓子メーカーの? 近年では毎年モンドセレクションも受賞している名門じゃないか。でも、そんなお嬢さんがなぜこんなところに

・本家の宿命

そこでモンテールに問い合わせてみたところ、セブンイレブン限定で8月6日から全国発売されたものとのこと。個人的には、モンテールではkiri「チーズクリームロールケーキ」が鮮烈だが、今回kiriは絡んでいないという。チーズクリームの味も本家の血筋ということか。

そっとフタを外すと、スポンジに降りかかった粉糖が粉雪のように美しい。そんなスポンジの間にガッツリ入ったチーズクリームの量には、本家の宿命のようなものが感じ取れた。

・魔性の味

かぶりつくと、甘いカステラに粉糖がさらに甘みをつけている。これだけでもスイーツとして成り立っているのだが、その上、チーズクリームがなめらかに舌を包み込む。

チーズの豊潤さが合わさったトロけるような甘さ。クッ、一体どれだけ私の舌を甘やかせば気が済むのか! この時、私はケーキに潜む魔性に気づいた。しかし、時すでに遅し……

落ちていく。食べれば食べるほどに、その甘みに溺れるように落ちていく。足りない! まだまだ足りないぞ!! 心が叫ぶままに貪り食べた結果……

320キロカロリーを瞬殺してしまった

その甘やかしは理性を崩壊させるほどの破壊力。時代が時代であれば争乱が起こっていてもおかしくなかっただろう。あれから私は「とろ生ケーキクリーミーチーズ」の甘さを忘れられずにいる。恐るべしモンテール。このケーキがコンビニスイーツ界の楊貴妃と呼ばれる日も近いかもしれない。

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.



【関東限定】ローソンの新商品「山賊揚げサンド」が激ウマ! デカ唐揚げとニンニク醤油のレンチンでの蘇り方が半端じゃねェェェエエエ!!

自宅でのリモートワークでコンビニを使う機会が明らかに増えた。仕事中にガッツリ料理をする時間も取れず、近所のコンビニで昼食を買って済ますのである。そんな感じで本日2020年7月29日もコンビニをウロついていたところ、ローソンで「山賊揚げサンド」なるものが発売されているのを見つけた

パンいっぱいのデカイ鳥の唐揚げが挟まれたこのサンドイッチ。どうやら、関東限定のようである。税抜き304円とボリュームにしては安い気がしたので買ってみた!

・ロマン

山賊焼きと言えば長野県の郷土料理。子供の頃、父の仕事の関係で年1~2回は長野県に行っていた私(中澤)は「山賊焼き」と聞いただけでテンションが上がる。「大きい唐揚げ」くらいの認識しかないのだが、唐揚げは大きいだけで十分ロマンなのだ。山賊焼きにはロマンがあった。

それを参考に開発された「山賊揚げサンド」にも、もちろんロマンは受け継がれている。ドカンとした唐揚げは自身を挟むパンを逆に圧迫するようではないか。2枚ごときでオレをどうにかできると思ったか! そんな勇猛な雄叫びが聞こえてきそうである。

・実食

ならば私も心してお前に向かい合おう。パッケージを見ると「開封し温めて下さい 1500w15秒 500w45秒」と温めることを推奨しているようなのでレンチンして食べてみることにした。我が名は中澤星児。いざ尋常に……勝負

食べた瞬間、ジューシーな鶏肉の食感。そしてふわっと広がるニンニク醤油の風味。驚くほどに鶏と漬け込まれたニンニク醤油の味がレンチンで蘇っている。まるで口の中を生き生きと羽ばたくようではないか

しかし、なんだろう? この滑らかな舌触りは。何かペースト状のものが山賊揚げのパンチある辛さにまろやかな風味をプラスしている。そこで、行儀は悪いが、もう1つのサンドイッチを開いて中を確認してみたところ、その味の正体は……

ポテトサラダ! 少しだけだがポテトサラダが入っており、そのまろやかさがコントラストとなって山賊焼きのインパクトがより鮮烈になっている!! お見事ッ……!

・レンチンした時1番ウマイコンビニサンドイッチかも

切り捨てられて悔いはなし。その一太刀にローソンの矜持を見た気がした。侮れない工夫がされた味である。もちろん食べごたえも十分。ひょっとしたら、コンビニでレンチンした時1番ウマイサンドイッチはこれかもしれない。

コンビニサンドイッチという戦場を駆る不死鳥「山賊揚げサンド」。新商品とは言え、実力は一騎当千である。どこかで相まみえたならばそれは宿命。レンチンで蘇るウマさに酔いしれろ!

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.



【コンビニ限定】お湯を注ぐと “もんじゃ焼き” っぽくなる『ベビースターもんじゃ』が謎の中毒性 / お菓子と見せかけてこれは完全にビール

私(あひるねこ)には今、無性に食べたいものがある。もんじゃ焼きである。熱々ドロドロで、人によってはちょっと気色悪く見えるらしいあのB級グルメが、私は子供の頃からたまらなく好きなのだ。たぶん今年に入ってから一度も食べていない気がする。寂しい。

とそこへ、グッドタイミングすぎるニュースが飛び込んできたぞ。ベビースターでお馴染み「おやつカンパニー」が、即席もんじゃ焼き風お菓子『ベビースターもんじゃ』なる新商品を発売したというのだ。最高かよ……! ということで、さっそく試してみたい。

・ベビースターでもんじゃ焼き

2020年7月27日より全国のコンビニで発売となった『ベビースターもんじゃ(ピリ辛明太ソース味)』。メーカーによるとオープン価格とのことだが、私が購入した店舗では税抜160円で販売されていた。お菓子の棚かと思いきや、カップ麺の棚に置いてあったぞ。参考までに。

ベビースターと言えばもんじゃ焼きのトッピングとしても定番であるが、実はベビースターには『ぐるぐるもんじゃ』という商品が1996年から存在している。今回発売された『ベビースターもんじゃ』は、言わばそのカップ版なのだ。

・作り方

さて、それではこれが一体どんな商品なのかを実際に作りながら紹介していきたい。カップの中には麺とスープ、ふりかけが入っており、この麺というのはいつものベビースターチキン味である。でも、だからと言ってそのまま食べないでくれよな。今からもんじゃを作っていくのだ。

その1:まずカップに麺とスープを入れて、あらかじめ混ぜておく。

その2:お湯を注ぎ、スプーンなどで とろみがでるまでグルグルかき混ぜる。水でもいいって書いてあるけど、たぶんお湯で作った方がウマい。

その3:ふりかけをかけたら完成!

──言うほどもんじゃか……? という気もしなくもないルックスだが、このかぐわしいソースの香りはベビースター以上にもんじゃだ。まあ月島あたりのガチもんじゃとは比べられないけど、群馬出身の母曰く、昔は駄菓子屋で食べられていたことを考えると、このチープな佇まいもどこか趣がある。

・謎のウマさ

お湯によってパリポリ食感という羽をもがれてしまったベビースターだが、ピリ辛かつトロっとした明太ソースと絡まると、これがなかなかどうしてクセになるウマさだ。まさに謎の中毒性。目を閉じれば……うむ! 割ともんじゃが見えるぞ、割と!! あくまで “風” ではあるものの、もんじゃ気分は十分味わえるだろう。

だがしかし……一つ困った点もある。この『ベビースターもんじゃ』、いかにもお菓子な顔をしておいて、その正体は完全にビールのつまみなのだ。何ならもんじゃ本体よりもビール仕様ではないか? くっ、なんて厄介な……! こうなったら、今すぐビール飲まな……!! というワケで、私はこれにて失礼します、さようなら。

参考リンク:おやつカンパニー
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.



セブンに弱点が!? 主要コンビニ3社の「たい焼き」はどこがウマいのか食べ比べてみた結果

「たい焼き」という食べ物はなぜあんなにも美味しいのか。このままだとデブまっしぐら──そう分かっちゃいるが、止まらない止められない。最近だとコンビニにも置いてあるため包囲網は盤石。もはや逃げることは許されない環境が整ってしまっている。

ど、どうせ食べるなら美味しいものを……。最近ではそのように考え方を改めるようになったが、せめて主要コンビニ3社のうちどこのたい焼きが美味しいのか知っておきたい。……ということで確かめてみることにした!

・3社のたい焼きスペック

食べ比べるにあたり、まずは各社たい焼きのスペックを簡単に紹介しておこう。なお、たい焼きにもいろいろあるが、私が都内の店舗でよく見かける商品を選択した。注目ポイントは味と製造者!

1. セブンイレブン

商品名「ちょこもちたい焼き」
価格:税抜138円
製造者:株式会社十勝大福本舗

2. ファミリーマート

商品名「クリームたい焼きカスタード」
価格:税抜130円
製造者:株式会社日本コムサ

3. ローソン

商品名「もっちりとした白いたい焼き」
価格:税抜120円
製造者:株式会社日本コムサ

価格は差額10円以内とほぼ横一線で、大きさもほぼ同じ。製造者はローソンとファミマが一緒で株式会社日本コムサ(埼玉県)。唯一、セブンだけが株式会社十勝大福本舗(北海道)だった。

・珍しいチョコたい焼きのセブン

それではセブンから見ていくとしよう。「チョコ」という変化球ではあるが、セブンならこれが「あえて」の選択肢の可能性はあるし想像以上のものに仕上げてそうな気もする。

とりあえず真っ二つに切って中身を確認してみる。すると……おおぉぉ……!!

美しい。たい焼きといえば、ぎっしり詰まっている粒あんやカスタードがオーソドックスだがチョコクリームもいいものだ。なんというかこう……高級さがグッと増す!

食べてみたら もっちもち具合がハンパない。まるで……まるで唇みたいな柔らかさで、たい焼きが丸ごとこちらの口内に吸い付いてくるかのよう。そして噛んだら噛んだで、中から上品な味のするチョコクリームがココア風味を出しつつトロリ……!!

くうぅ……さすがにたい焼き専門店にこそ劣るが、これが138円だからアリもアリ。気軽に食べられる点を考えると、コンビニスイーツが売れるのもよく分かる。ちなみに同商品はあたためてもOKで、そちらで食べても美味しそう。唯一の弱点は後述するが、おやつとして申し分なしだった。

・王道のファミマ

続いてカスタードで王道タイプのファミマを見ていこう。パッケージに「もちもち食感♪」とあるように、手で持った瞬間からもっちり具合が伝わってくる。

そしてそのもっちり具合であるため、何度噛んでもプリンプリンッ。そこからカスタードが滑り込んでくるように口内へ出てくると……幸福以外なにものでもない。

んで、セブンと比べたらどうかは「いい勝負」。製造者が違えば各方面に異なる箇所があるかと予想していたが、同じたい焼きというジャンルのため甲乙つけがたい。ひとつ言えるのはどちらもハイレベル!

・ローソン

最後に3社の中でも価格が安いローソンを食べてみよう。ファミマと同じくカスタードの王道たい焼きだが、3社の中で唯一「そのままお召し上がりください」スタイルだった。ひんやりしたたい焼きを半分に切ってみると……

黄色いカスタードと白いたい焼きの色合いが神秘的。セブンとファミマと同じく、もちもちしており手で持った瞬間からテンションが上がってしまう。味の方はというと、ファミマと製造者が同じだけにヒジョーに似ている……が!

ファミマに比べ、甘さが抑えられていると感じた。ここまで3社を食べたが、正直なところ大差はなくどれも美味しい。もちもち具合、しっとりとした食感、甘さ、さらにはたい焼きのビジュアル……いろんな視点から調べてみるも、頭1つ抜け出していると断言できるところはなかった。それくらいレベルが高い。

・セブンの弱点

こうなったら価格(といっても微々たるものだが)や現在地からコンビニまでの距離などで判断するしかなさそうだ。ただし、セブンのたい焼きを買うならば注意した方がいいだろう。

というのも、セブンのたい焼きはなかなか見つからず。もともと取り扱いがないのか、はたまた人気で即売れるからなのか簡単に巡り会えなかったのだ。私は7店舗目でようやくゲットと苦労したので、今すぐにでもたい焼きを食べたい人は参考までに。

Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.



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