豚肉とお酒以外にあるの? イスラム教の「食べ物」の規制について
SOBAはハラルフード【家そば放浪記】第63束:ベトナムHCMCの日本食材店AKURUHIで買った東亜食品工業『深し野庵 とろろそば』88000VND(約536円 / 1人前268円)
【辛ぇ】ハラル食材チェーンで売ってた「レトルトカレー」が一切日本に寄せてないガチの味! インド料理屋も生ぬるく感じるレベル!!
レトルトカレーがレトルト臭かったのは過去の話。今では、自宅で作ったカレーより深い味のものも多い。例えば、ゴロッとした牛肉が入った「牛テールカレー gorotto(ゴロット)」もその1つである。
そんなスーパーレトルト「牛テールカレー gorotto(ゴロット)」の記事に次のような声が寄せられた。「インド食材店で売ってるインドのレトルトカレーも特集お願いします」……え!? 向こうにもレトルトカレーってあるの?
・多種多様な向こうのレトルトカレー
というわけで、ハラル食材チェーン「スパイシーフードネットワーク」の御徒町店に来てみたぞ。店頭のショーケースといい、雑多そうな店内の様子といい、まるで秋葉原の雑貨屋のようだが……
入り口を入ってみると……
すぐにレトルトカレーが並んでいた。
価格は460円から480円くらいで、グリーンカレーからマトンカレーまで様々な種類がある。その中で馴染みやすいのは、やはり普段からよく食べる肉であるチキンのカレー。そこで「チキン・カラヒ・カレー(税込460円)」を購入した。
・作り方は日本語
パッケージの裏を見ると、作り方や原材料などは日本語で書かれている。しかし、原産国はパキスタン。どうやら、パキスタンの「Freshmate Co.」という会社の製品であるようだ。間違いなく向こうのレトルトカレーである。
とは言え、6000km離れようとレトルトカレーはやはりレトルトカレー。作り方は湯煎と電子レンジの2パターンだった。書かれている通り、沸騰したお湯で5~6分温めたところ……
完成。
・食べてみた
手軽さは日本のものと変わらない。食べてみると、最初に感じたのは意外にも酸っぱさ。トマト強めのハヤシライスみたいな味だ。辛くない? だが、私はこの直後痛感することになる。このレトルトカレーが本場のものだということを。
来る。酸っぱさの奥から何かが……。やがて、その何かは考える前に言葉となって発せられた。
かッッッッッら!
舌にピリピリ、いや、ビリビリと突き刺さるような辛さ!! そのスパイスの強烈なカウンターに舌が痺れる。優しくねェェェエエエ!
しかし、だからこそ止まらない。口の中から抜いたスプーンがすぐさま次を求めカレーに突き刺さる! なんかよくわかんないけどハフハフ本能的にハフハフ食べてしまうハフハフ!!
・専門店以上のガチの味
たった460円、湯煎の時間わずか5~6分。それで口の中を南アジアに連れて行ってくれるこのレトルトカレーは凄い。正直、「街のインド・ネパール料理専門店は日本人の舌に合わせた味なのかもしれない」とすら思った。
というわけで、本場の味を味わいたい方は一度食べてみて欲しい。そのスパイシーさはガチ! きっとあなたも南アジアに飛べるはず。
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.