ローソンストア100で “せんべろ” したら、食い切れないほどツマミが買えて笑った!
【謎スイーツ】ブラジル風プリンだと? ローソンストア100の「プヂン」を食べてみた
このクオリティーで100円だと…!! ローソンストア100の「高菜ピラフ」が随分イケる
たかが100円、されど100円。ものによっては「まぁ100円だからねぇ」と諦めになる一方、予想を上回ってくると「これが100円なんて!」という驚きになるから100円の商品はおもしろい。100円にはロマンが詰まっている。
それもあって、このところ暇さえあればローソンストア100(100円ローソン)の冷凍食品に首ったけ。理由は仮に失敗しても100円だから痛手がないこと、そして良さが見出せたらおもしろいからである。
・製造はテーブルマーク
以前に購入した「ローソンストア100の炒飯」がなかなかよかったことで今回も……二匹目のドジョウの期待を寄せて買ったのが高菜ピラフだ。もちろん値段は税抜100円。
炒飯と同じくバリューライン(VL)と呼ばれるもので、これはローソングループが信頼できるメーカーと開発したオリジナル商品なのだが、これまた炒飯と同じテーブルマーク株式会社が製造していた。もうこの時点で勝ち戦かもしれない。
・100円でコレは安い
それでは実際に食べていくとしよう。といっても袋のまま(角をカットして)レンジに入れてチンするだけだが。チャチャチャッとやれば、ものの数分で……
へい、一丁! 見た目はなんてことない高菜ピラフ。高菜をごま油で炒めているとのことだが、匂いも特別変わったところはなし。まぁ普通にウマそうな感じである。量が200gと少なめではあるものの、100円だからこれ以上求める方がかわいそうってなものだ。いただきまーす!
食べてみると、うるち米を使っているからか米が固めで食べ応えがある。そして時折、高菜のちょっとした辛さが口の中に広がるあたりも美味しい。なんというかパサッとした感じがよろしい。
中にはパサッとしたら安っぽいと感じる人もいるかもしれない。ていうか、わりといるかもしれない……が、逆にそれ好きならばど真ん中のストライク。味も濃すぎないし辛さも攻めすぎず、パサ感には賛否両論あるだろうが個人的にはちょうどよかった。これで100円なら十分安い!
・チキンライスも合格
ローソンストア100って随分イケるな……。これに気分をよしとしたところでチキンライスも作ってみる。こちらもバリューラインで製造はテーブルマークだから期待値は高い。
レンチンで作った影響もあるかもだが、わりとしっとり系。とはいえ、甘めの味付けで箸がスイスイ進む。これに卵を合わせたりしても美味しそうだなぁ。100円だけに具は少なめという弱点こそあるけど、そこまでめちゃ気になることもない。いやはや、実をいうとローソンストア100って宝の山なんじゃないか?
・100円いろいろ
そう思っていたのだが……
先日食べた海鮮お好み焼(原産国はベトナム)はいろいろイマイチ。率直にいうなら「まぁ100円だからねぇ」という感想だった。でもでも100円だから気にしない。まぁ当たりがあればハズレもある。人生いろいろというように、100円にもいろいろなのだから。
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.
【冷食検証】100円ローソンで売ってる餃子 vs ローソンセレクトの餃子
お金の問題じゃない。世の中にはこういうこともあるが、なんだかんだいって大抵はお金である。そりゃそうだ、お金がなくちゃ始まらないことは多いのだから。お金は1つのバロメーターなのだから。
それは食でも同じでお金を払えば払うほどイイものを食べられる……と思いきや、そうでもない出来事が身近なところで起こっていた。なぜならばローソンストア100とローソンで売っている冷凍餃子を食べて比べてみると、まさかの結末が待っていたのだ!
・ローソンストア100で売ってる冷凍餃子
今回取り上げるのは、先述したように同じローソン系列の冷凍餃子だ。ちなみにローソンストア100で売られている冷凍餃子は「レンジの焼餃子」という。
値段はローソンストア100だけに税込108円。たとえ冷凍商品であっても100円から動かさないあたりが財布に優しい。製造者は群馬県の株式会社二幸というところで餃子・シュウマイなどの冷凍食品を製造している会社のようだ。
・ローソンセレクトの冷凍餃子
一方のローソンの餃子は「ローソンセレクト」のもので名前もそのまま焼餃子。税込149円で製造はなんと味の素。これは……勝ったっしょ〜(ローソンセレクトが)。
何しろ、味の素の冷凍餃子は日本一の売り上げとも言われるのだ。その味の素が作っているのだから、もう食べなくても勝敗はついているといってもいい。しかも、40円近い価格差も加われば、圧倒的な違いを見せつけることだってあるだろう。これは死体蹴りになりかねんっ……!
・ローソン内での戦い
とはいえ、何が起きるか分からないし何がどう違うのか気になるので食べ比べてみよう。ともに5個入り。違いといったらレンチンするにあたりローソンストア100は「袋の角を切る」、ローソンセレクトは「袋のまま」といったところでマジで微々たるものである。
容量はローソンストア100が100gに対して、ローソンセレクトは95g。えぇっと、差は5gだから大して変わらないかなぁ〜。……ところが!
並べてみると結構変わっているのが分かる。しかも、食べたらローソンストア100で売ってた餃子が予想に反していけるではないか。皮がモチッとしていて、味の方もしつこくない。確かにレンチンで作った餃子っぽさは拭えないも、きちんとまとめてあるからびっくらこいた。
それに対してローソンセレクトは油がベチャッとしていて、以前に主要コンビニ3社の冷凍餃子を食べ比べたときにも書いたように「弁当の中に入っている餃子」だ。もちろん普通に食べられるのだが、こうなってくるとたかが100円されど100円……って、あれ?
これってかなり善戦してない??
両方とも国産野菜が使われているみたいだし……ていうか、個人的にはむしろ100円の冷凍餃子の方が好みだったりする。ふむ……
・餃子好きにも食べてもらった
ということで、生粋の餃子好きにも意見を求めることにした。過去に100日連続で餃子を食べた男・編集長のGO羽鳥だ。
羽鳥「モグモグ……なるほどねぇ〜。100円の方は皮が結構しっかりしているね。んで全体としては落ち着いている感じがする。表現が難しいけど、『こちらが皮でございます』『餡でございます』てな具合で1つ1つが丁寧なのが伝わってくる。あとヘルシー!
一方、ローソンセレクトはいかにも『THEチンして食べる餃子』だね。中がグチャグチャしててとりあえず詰め込んだ感じ。ジャンクさをとるならこっちに軍配が上がるけどね。これら2つは似て非なるもので戦い方というか戦法が違う。一口に餃子といっても違うよね〜」
素早い分析で食べる状況によって好みが変化するとのことを語ってくれた。余談だが「ローソンストア100はもうひと焼きするともっと美味しくなりそう」とも言っていた。あえてフライパンを使うアイディアで100円がさらに輝きを増す……と考えたらやっぱり世の中お金じゃないかも。とにもかくにも、時間に余裕のある人はお試しあれ〜!
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.
100円ローソンで売ってる「100円の冷凍炒飯」って正直どうなんだい? 10月18日は冷凍食品の日
10月18日は「冷凍食品の日」。その由来は冷凍(トー)、管理温度マイナス18度以下によるものらしく、1986年に制定されて以降は同日に冷凍食品にまつわるイベントも行われているようだ。
……と去年もまったく同じことを書いたが、今年も冷凍食品の日がやってきた。前回は「常にストックしておきたいほどウマい冷食5選」をお伝えしただけに、今年は少しばかり角度を変えることにしよう。なにせ、今の冷食はウマくて当たり前。どれもこれも普通以上ばかりで卒がないからである。
・ローソンストア100の炒飯を実食
てなワケで、検証してみることにしたのはローソンストア100の炒飯だ。店内にあるほとんどの商品が100円でもちろん冷食も100円(税込108円)。たった100円だからどこかに落とし穴があってもおかしくない……
と考える人もいるだろうし、もしかしたら期待感ゼロの人もいるかもしれない。それもそのはず、「安かろう悪かろう」って言葉もあるくらいだから。私も “昔は” そう思っていたから仕方ない。だが!
この激安系は決してナメちゃいけない。今は価格破壊の時代でもあるし、私は「トップバリュの鶏ごぼうごはん(97円)」をナメまくって食べた結果、ウマくて大いに反省した過去がある。そう、時代は変わったのだ。
・100円炒飯のスペック
さて、それでは本題へいくとしよう。気になるところをチェックしていきたいが、まずは製造関係に注目。ローソンストア100の冷凍炒飯はバリューライン(VL)と呼ばれるものだ。
そう言われてもピンとこない人もいるだろうから簡単に説明すると、これはローソングループが信頼できるメーカーと開発したオリジナル商品とのこと。今回の炒飯はテーブルマーク株式会社が製造している。うむ、しっかり作っていることだろう。
んで作り方は袋のままレンチン、もしくはフライパンに油をひいて加熱すればOKである。今回はできるだけ手間を省くためレンチンで作ってみた。そしたらものの数分で……
普通の炒飯が完成した。量こそ200gと少なめではあるものの、パッと見はとても100円で売られているとは思えない。そして運命の分かれ道となる味だが結論からいえば悪くない。かといって良すぎることもなかった。一番しっくりくる言葉を使うならば「無難」だろうか。
というのも、濃すぎず優しめの味で及第点。そこらへんの中華料理屋で出てきてもおかしくないほどにきちんと炒飯しているのだ。さすがにウマいと評判の中華料理屋やニチレイの本格炒め炒飯には及ばないも、幅広い人が普通に美味しく食べられるくらいしっかりしていた。
ただ、量を含めて判断するとどこか物足りないというか、ズバ抜けているところが見当たらない。これは主食にするより、おかずと合わせて食べるのがいいのではないかとも思った。例えば……
炒飯自身がハードパンチを持っているわけじゃないため、餃子とか唐揚げなどの “茶色” があるといいかもしれない。とはいえ100円。思っていたより具材が入っているし、総合的に見たら金額以上の働きをしてくれる商品と言える。
ちなみにこの冷凍炒飯は1カ月間で約8万5000個(全店販売数合計)も売れたことがあるらしい。まぁこれが100円だったら買うよなぁ。冷凍庫に1つあれば何かと役に立ちそうだけに、近所にローソンストア100がある人は「100円の冷食もイケる」と頭に入れておいて損はないはずだ。
参考リンク:ローソンストア100「炒飯」、ローソン
Report:レンチン原田
Photo:RocketNews24.