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【甲子園】今見ても絶対に感動する全国高校野球選手権大会の名シーンといえば第78回(1996年)松山商業「奇跡のバックホーム」!

【甲子園】今見ても絶対に感動する全国高校野球選手権大会の名シーンといえば第78回(1996年)松山商業「奇跡のバックホーム」!

2012年8月8日(水)に開幕される第94回全国高校野球選手権大会こと「甲子園」。現在も各地で熱戦が繰り広げられており、続々と各地の代表校が決まってきた。今年の甲子園ではどんな名場面が生まれるのか。そして、甲子園の顔となるヒーローは登場するのか。実に楽しみだ!

ということで今回は、甲子園のワクワクを思い出す意味でも、かつての大会で飛び出した伝説的な名シーンをご紹介したいと思う。その名も「松山商業 奇跡のバックホーム」であるっ!
 
時は1996年の第78回全国高校野球選手権大会。決勝に駒を進めたのは愛媛県代表の「松山商業高校」、そして熊本県代表の「熊本工業高校」であった。

一進一退の3対3で、試合は延長線へ突入。そして、10回裏に奇跡は起きる。熊本工は1アウトながら満塁、“一発” が出れば松山商はサヨナラ負けというピンチな情況である。
 
と、ここで松山商の監督はライトを「矢野くん」に交代する。控えに近い選手であったという。そしてピッチャーが投げた一球目を熊本工は「カキーン!」とライト方向へヒット! ホームランかと思われたが、ボールは風に押し戻され、矢野くんがキャッチ(2アウト)して、すぐさまバックホーム!

もちろん熊本工の三塁走者は矢野くんキャッチと同時にタッチアップを敢行! ホームへ走る! ライトからホームはかなりの距離! どっちが先か!? いいや、このままサヨナラだろう……と誰もが思ったその瞬間! なんと矢野くんの80メートル青春レーザービームはノーバウンドで仲間のキャッチャーミットに収まったのである!
 
これが俗にいう伝説の「奇跡のバックホーム」である。なお、試合は11回表で3点を取った松山商が6対3のスコアで勝利。見事、日本一の座をつかんだのである。今見ても感動。青春は色褪せない。まさに青春が呼び起こした奇跡である。

参照元:Youtube skylinebnr34vspec2


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