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スシローの「かに祭」始まる → 全10品のコスパ最強ランキングがこちら!
2020年10月28日、俺たちの「スシロー」で年に1度の『かに祭』が始まった。スシローによると全11品に及ぶカニのメニューを取り揃えているとのことで、本ずわい蟹・丸ずわい蟹・紅ずわい蟹を始め、複数のカニが味わえるという。
個人的に「カニがメチャメチャ大好き!」……ではないものの、つい最近スシローはポケモンGOのスポンサーにもなってくれたことだし、恩返しの意味も込みで行くっきゃあるまい。恩はあれど、遠慮なしのガチランキングをご覧いただきたい。
・全10品をランキング
10月28日(水曜日)から11月8日(日曜日)まで、およそ10日間に渡り開催されるスシローのかに祭。「ボイル本ずわい蟹」だけは11月4日からの発売となっているため、今回は初日に販売していた全10品を営業開始早々に食べてきた。
さて、高級食材の代名詞であるカニを、スシローはどれだけ「美味しく・安く・コスパ良く」提供してくれるのだろうか? 今回のランキングは単純に味だけではなく、価格も加味した「コスパ最強ランキング」となっている。
なお、価格は都市型店ではなく一般店舗の価格を記載した。都市型店舗の場合は100円が120円、150円が170円、300円が320円。全て税抜き価格で、サイドメニューに関してはスシローの公式サイトをご確認いただきたい。
それではさっそく、以下で『かに祭コスパ最強ランキング』を最下位から発表していこう。
・第10位: チリクラブ(100円)
辛めに味付けされたカニとブロッコリーの軍艦。ブロッコリーの食感は良好だが、ブロッコリーから出る水分でカニの風味がボヤけていまっていたのは残念だった。アグレッシブな姿勢はスシローらしくて好きだけど、無念の最下位。
・第9位: 丸ずわい蟹2貫(300円)
味自体は全く悪くないが、他の300円皿が優秀すぎたためこの順位。やはり「スシローの300円皿」はどうしても期待値が上がってしまうので、相当優秀じゃないとなかなか感動できない。
・第8位: ボイル紅ずわい蟹(100円)
可もなく不可もなく。他の皿と比べると、正直カニの風味は薄い。普通には美味しいんだけど、同じ100円皿の王様 “まぐろ” と比較すると、あまりオススメはしないかも。
・第7位: 本ずわい蟹の茶碗蒸し(240円)
茶碗蒸しとして美味しいし、注文しても後悔はしないハズ。……が、普段の茶碗蒸しも同じくらい美味しいため、スペシャリティはあまり感じなかった。
・第6位: カニクリームコロッケ(150円)
揚げたてのカニクリームコロッケはトロトロのサクサク。「スシローの揚げ物にハズレなし」の格言通り、安定のウマさだ。こちらも注文して後悔はしないハズ。
・第5位: 生本ずわい蟹(150円)
悪くない。150円で生のカニはコスパ最高! ……と言いたいところだが、実は軽い罠。理由は後述する。悪くないんだけどね!!
・第4位: 3種のかにてんこ盛り(300円)
茹でたカニがギュギュっとした食感と風味は完全に最高。それがここまでてんこ盛りになっていることを考えれば、100円、150円の皿を食べるより絶対にコスパはイイ。カニ祭のトップバッターと大トリを任せられる逸品だ。超おすすめ。
第3位: 大型生本ずわい蟹 & かに味噌和え(300円)
3位と4位はほぼ同率。今回は生ガニの尊さを考慮して、こちらを3位とした。カニ自体の甘みも申し分なく、150円の生ずわい蟹とは比較にならない。さらに、150円の生ずわい蟹を2つ食べるよりこちらの方が身が大きく、ついでに言えばカニ味噌付き。生を食べるならコスパ的にも味的にも150円の皿より絶対にこっちだ。
・第2位: 濃厚かに味噌ラーメン(380円)
正直、ラーメンとして完成度が高いかと言われるとそうでもない。……が、カニから出るダシは絶品の一言。「やっぱり甲殻類はダシだよな!」と改めて感じさせられた次第だ。麺もそこまで多くはないので、汁物として最初に注文したい。
・第1位: かにちらし(780円)
テイクアウト限定の「かにちらし」が堂々の1位。4位の「 3種のかにてんこ盛り」もかなりカニがボリューミーだったが、かにちらしはそれをも凌ぐ。おそらく、100円あたりのカニの量は「かにちらし」が圧倒的ではないだろうか? 生のカニを味わえないのは残念だが、それでもコスパ最強ならコレ一択だ。
というわけで、全てのカニ祭メニューを味わった結果、コスパ最強は「かにちらし」としたい。また、味はもちろんボリュームを考慮しても、実はコスパがイイのは300円の「3種のかにてんこ盛り」と「大型生本ずわい蟹 & かに味噌和え」の方である。100円を3皿、150円を2皿食べるより俄然コスパは高い。
当然、ランキング下位のメニューが誰かの断トツ1位になる可能性はあるので、ぜひスシローの「かに祭」をすみずみまでお楽しみいただきたい。カニ祭は11月8日までの開催だ。