福袋や初売りは行列に数日間並んで買うより「普通に働いてお金を稼いで買ったほうが得だしラクチン」である

木曜日 2012年12月27日

福袋を買うため、初売りで激安商品を買うため、発売の数日前から店頭に並んでいる人が多くいる。「お祭りだから」や「縁起がイイものを早く手にしたいから」、「目立ちたいから」と思っている人ならば問題ない。しかし、「得したいから」と考えている人は考え直した方がいい。

ほとんどの福袋は当日の朝から並んでも買えるし、早く並んだとしても前日の夜から並べば高確率で間に合う。それなのに2～3日前から並んでいる人がいるし、早い人だと1週間前から並んでいる人がいる。そんな人はちょっと考えなおしてほしい。なぜなら……。

時給換算すれば「普通に働いてお金を稼いで買ったほうが得だしラクチン」だからである。1万円の福袋を買って中身に3万円分が入っていたとしても、普通に働いて1日1万円稼いで「3万円分の好きなもの」を買ったほうがラクチンなのではないか？

たとえば5日前から1万円の福袋を買うために店頭に並んだとしよう。5日間も寒風のなか並ぶことになり、風呂にも入れなくなり、ご飯もろくなものを食べられなくなる。つまり、労働ではないが「5日間24時間並び続けるという労働」をしているのと同じなのである。

たとえ1万円の福袋に3～5万円分の物が入っていたとしても、普通に健康的な状態でお金を稼いで買ったほうがラクチンなのは確かだ。しかも福袋は中に何が入っているかわからず、欲しいものが手に入るとは限らない。普通に働いて欲しいものを買おうではないか。

Photo：Rocketnews24

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