カフェイン200%、ドクロ印の世界最強コーヒー! まずはホームページに掲げられた警告文をご覧ください。
警告:これは「いつもの朝の」コーヒーではない。店で買えるコーヒーでもない。これは地元のカフェや女々しいスタバには売っていない。このDEATH WISH(死の願望)コーヒーは、世界で最も強烈なカフェインのプレミアム・ダークロースト・オーガニック・コーヒーだ。これは過激なコーヒーである。弱い者にはお勧めしない。以上!
末尾に全部「ぜ!」を付けてお読みください。そんな感じです。
お世辞にもまず、美味しそうとは感じませんね 笑。アメリカン・ジョーク? いやいや、違うんです。このとんでもない名前のコーヒー、実はとっても真剣に作られた「良質な」コーヒーなのです。でもいったい何が世界最強なの……?
デス・ウィッシュ・コーヒー・カンパニー(DEATH WISH COFFEE Co.)は、もともとNYでプレミアム・コーヒー豆を販売する会社でした。ところが「扱っている中で一番強いコーヒーが欲しい」という顧客からのリクエストが多くなり、ある問題に直面。味や香りの面で一番強いのはダーク・ロースト(深煎り)コーヒーだけれど、カフェインの面で一番強いのは、実はまろやかな味のライト・ロースト(朝煎り)コーヒーだ、という矛盾があり、味もカフェインも強いコーヒー、そう「最強のコーヒー」が、存在しないことに気づいたのです。
これは、焙煎行程でカフェインが豆から徐々に抜けてしまう、という特性が関係しています。つまりコーヒー豆は、深煎りすればするほど、香りと味は強くなるけどカフェインは低くなるわけ。なるほど、これは悩ましい。さらに豆の種類も重要な要素。
世界に数あるコーヒーの木のうち、現在の私たちが主に口にしているのは、アラビカ種とロブスタ種のたった2種類。それぞれ、アラビカ種は豊潤な味と香りだけど育ちにくい、ロブスタ種は味が荒いけど育ちやすい、という特徴があります。品質重視の先進国コーヒー文化の中では、圧倒的にアラビカ種が重宝されています。缶コーヒーでも「アラビカ豆使用」とかありますよね。ところが、このアラビカ種、実はカフェイン含有量があまり高くないのも特徴なのだそう。
そこで彼らは、ダークでリッチで際立った味とカフェインの強さを両立するため、適切な豆探しから開始。ついに1つの品種に辿り着いたのがこのデス・ウィッシュ・コーヒー。しかもオーガニック、フェア・トレード、ついでに鳥にも優しいエコ・コーヒーだぜ!
カスタマー・レビューによると、「今まで飲んだ中で、間違いなく一番強烈なコーヒー。」「こりゃ違法レベルだよ。」「バッキバキになった。」など、その名に恥じないコメントがズラリ。しかもその多くが「過激なだけじゃなく、味や香りもトップクラス。」と言っているのが素晴らしく気になります。
これは飲んでみたい! 注文注文、と。
寄稿:Pouch
参照元:deathwishcoffee.com(英文)
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オリジナル記事: 世界最強! 200%のカフェイン量を誇る過激なコーヒーが登場!
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