テロ対策から、アメリカをはじめとした国際空港の荷物チェックは厳しく、スーツケースなどの荷物には、アメリカ国土安全保障省認定のTSAロック以外の施錠は許可されていません。(それ以外のカギは検査時に破壊が認められている)
空港の係員は、すべてのTSAロックを開錠できるマスターキーを持っているのですが、ワシントンポスト紙がこのマスターキーの写真を掲載したところ、それをもとに3Dプリンター用のCADデータを作成した人物が現れました。
ネットに流出したそのデータをもとに、3Dプリンターでマスターキーの「合鍵」を作成したところ、あっさりTSAロックを開錠できてしまったことから、現在世界中で大騒ぎとなっています。
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