マスク=白という考えはもう古い。コロナ以降、いろんなデザインの商品が次々と登場しており、今はマスクでオシャレをする時代と言っても過言ではない。例えばフィギュアメーカーのCCPから販売されている「CCP MUSCULAR MASK」なる商品もそれを象徴する1つだ。
私は一目惚れで購入を即決したのだが、実際に使ってみたらマスク生活に希望の光が見えた。漫画『キン肉マン』のキャラクターをイメージしたデザインが施されているだけに、カッコいい以外の言葉が見当たらない!!
・予約の段階から大人気
ただ、そう簡単に入手できなかったのが「CCP MUSCULAR MASK(キン肉マンマスク)」である。2020年6月29日の予約開始直後からゲットしようとするも、幅広い年齢層に人気の漫画とあって販売サイトのmono shopは激重。何度も何度もトライし、日付をまたいでようやく予約することができた。
ちなみに値段は1300円。1枚入りなので高いように感じるが、カッコよさを考えたら「アリ」と考える人も少なくないだろう。私は13種類(購入当時)あるなかから悪魔将軍が描かれているマスクと迷いに迷って、青と白がいろんな意味でクールなマリポーサをチョイスした。
簡単にマスクの性能に触れておくと、接触冷感・吸水速乾・抗菌防臭加工で洗えるというもの。サイズはフリーで、素材はポリエステル92%・ポリウレタン8%となっている。で、先日ようやく商品が到着したのだが……マジのマジで最高だ!
なにせ、もう直球でカッコいい。これまでマスクはシンプルイズザベストと思って生きていたが、いざ手にしてみたらカッコいいのなんので「マスクでオシャレ」とはまさにこのこと。実際につけてみると……
まるでプロレスラーになった気分と言おうか、つい腕組みをしてポーズをキメたくなる魅力がある。それでいて、キン肉マンと分かりそうで分からないようなデザインが自然体で、普段使いを可能にしているからヒジョーによい。人によっては「面白いマスクをしているなぁ〜」くらいなものだろう。
・つけ心地は?
ここまで予約時に期待した通りではあるが、つけ心地がよくなければ話にならない。はたしてその点はどうなのか。持った瞬間にヒヤッとした感触があって、仕事をしてくれそうな気配はプンプンだったが……
装着してからもツルッ&サラッとした肌触りで気持ちいい。風通しこそスースーするほどヒンヤリというワケではないものの、ノーマルマスクに比べると快適に感じた。では、マスクをするにあたり、どうしても気になる耳の痛みはというと……
耳の後ろにあたるヒモ部分の面積が広いため、長時間つけていても痛くなることはなかった。ただ、これだけだとデザインと性能がイイ程度でマジ最高とはならない。私がそう思ったのは他でもない。マスクをする楽しみを教えてくれたからである。
・マスクをする楽しみ
というのも、夏本番が近づいてくるにつれて、私の中でのマスクはいかに快適に過ごせるかが焦点となっていた。仕方ないことだと分かりながらも「こんなに暑いのにマスクか……」と毎日のように思っては、先の見えないコロナ生活に気が滅入っていたものだ。
しかしながら、キン肉マンマスクを手にしてから気持ちに変化があった。そう、今から次に装着する日を楽しみにしている自分がいるのだ。あのカッコいいマスクで外出したい。「病は気から」というように、気の持ちようでマスク生活も変わる……ような気がする。
・SOLD OUTもあり
上記したように値段は1300円。決して安くないにもかかわらず予約困難だったことを考えれば、キン肉マンマスクに魅力を感じている人が多い証拠だ。身近なマスクというアイテムで童心に帰ることができるのも人気になった要因ではなかろうか。
なお7月27日現在、中高年殺しとも言えるキン肉マンマスクはCCP直販、Yahoo!ショッピングなどで購入することができる。中にはすでに売り切れているものもあるため、欲しい人は狙いを定めてお早めにGoGoMuscle!