やっと梅雨が明けて喜んでいたのもつかの間。早くも暑さにやられそうだ。もう肉しかない! 信じられるものは肉しかないんだよ!! そう思い、肉料理ばっかり食べていたら、読者から有益な情報を得ることができた。
その方が言うには、東京・神宮前に美味いステーキを出すお店があるそうだ。さっそく行ってみたところ、想像を超える肉塊と出会うことができた。こんないい店があったなんて、知らなかったヨ!!
・視覚インパクト絶大なステーキ!
そのお店は、カウボーイ料理(Cowboy Cuisine)の「ブラウンホース」だ。裏原宿のさらに先、奥原宿と言われるエリアに店舗がある。目印は、入口に立っているインディアンの人形だ。
お店について、ホームページでは「本格テクスメクス(TEXMEX)スタイルのバー」と紹介されている。goo辞書によると、テクスメクスとは「テキサス州周辺で発達した米国風のメキシコ料理」のことだそうで、実際お店ではチリやタコス、ステーキなどを提供している。店内装飾はめっちゃアメリカン! アメリカ南部の雰囲気を感じる。店前のテラスではバーベキューもやっているそうだ。
さてランチメニューを見ると、看板料理のステーキのほかにタコライスやカレーライス、ラフテー丼など、ガッツリお腹を満たしてくれるものがそろっている。それらのなかで選んだのは、やっぱステーキ! カウボーイビーフステーキランチの500グラム(3300円)を食べることにした。
テレビで流れている「ロデオ」の映像を見ながら待っていると、肉が来ました! 500グラムの肉の迫力、スゴイぞ! ご飯とみそ汁、そして分厚いステーキ、一見ミスマッチのように見えるが、最高の組み合わせだ。肉と米、これだけでも十分なご馳走なんだよ!
見てくれよ、肉のこの焼き具合を。1年間に何度もステーキを食べるけど、これは確実に記憶に残る1皿だ。2020年ベストステーキはココで決まり!
表面の焼き目と、断面の赤身の色合いのバランスが美しすぎる。これほどまで強烈な視覚インパクトのある肉は、なかなか出会うことができない。読者に良い店を教えて頂いた。この場を借りてお礼を言わせて頂こう、ありがとう!
・肉感の強いワイルドな味
視覚インパクトだけじゃない。食べると、味のインパクトにも度肝を抜かれる。強烈な肉感があり、一言でいって「ワイルド」だ。柔らかいだけのステーキと違って、しっかり歯ごたえがあって、噛むほどに肉の旨味がしみ出してくる。バーボンソーダを片手に食べたくなる、男臭いステーキだ。
この肉をご飯にドン! とのせたら、武骨ながらも食欲をそそるステーキ丼の完成。タンパク質と炭水化物の至極のマリアージュである。
ちなみに、東京都の自粛要請により、従来の営業時間が変更になっているようなので注意して欲しい。当面の間、ランチは12時から15時までで、ディナーは18時から22時までとのことだ。
これからまだまだ暑くなる。スタミナ切れになる前に、ブラウンホースでステーキをチャージしろ!
・今回訪問した店舗の情報
店名 ブラウンホース
住所 東京都渋谷区神宮前2-17-6
時間 12:00~15:00、18:00~22:00 ※新型コロナウイルスの影響で営業時間に変更あり。
休日 日曜日