長年暮らした部屋を引っ越すことにした。日当たりが悪く、また物が増えて手狭になってきたため、ずっと引っ越したいなあとは思っていたのだ。そこでラジオCMなどでたびたび耳にする、一括見積サービスを利用。その上で、ちょっと思うことがあったので聞いてほしい。
・引っ越しは大変
いざ引越しと言っても、なかなか大変だ。社会人ともなるとなおさらで、仕事や日々の暮らしの合間に引越し作業をこなさなければならない。大きな仕事がひとつ増えるようなもんである。
できる限り削れる手間は削っていきたいところだ。そこで引越し見積もりサービスに頼ってみることに。引越し業社に頼む際にかかる費用の、一括見積もりが無料でできるとのことで「なんとも便利な時代になったもんだ」と感心したものだ。
サイトを開き、引っ越し前後の住所や連絡先など、基本的な情報を入力。あとは各社からの見積もりを待つのみと、ホッと一息つこうとしたのだが……
めっちゃ電話かかってくるやん!
記者がフォーム入力したのは夜中のことだった。すると、待ち構えていたかのように、朝イチからガンガン電話がかかってきたのだ。いや、寝とるし。私、朝は寝床でグーグーグーがモットーですねん。
そもそも、メールアドレス書きましたよね? 何故、せめてそこにジャブを打ってくれないの?
・一括見積とは
驚いたものの、かかり出した電話は止まらない。これを一括見積もりと言って良いのだろうか。全くもって一括されていない気がするのは、記者だけだろうか。致し方ないので、各社とそれぞれ30分ほど話すなどして大体の予算を聞き出した記者。よし、あとは1番安いところと契約するだけだ。
と思いきや、まだまだ戦いは終わらない。「詳しいことが分からないので、最終的には見に行って確認したい」と仰るのだ。なんでやねん! もう一度言っていい? 一括見積もりやないんかーい!!
・時間を取り辛い
1DKくらいの部屋ならば、見に来ずとも電話だけで完了するという。しかし、それ以上の部屋となると難しいらしいのだ。さすがに全社をお呼びする時間はない。何社か安くすませられそうなところを選び、来ていただいた次第。
自由業である記者ですらそうなのだから、会社員のみなさんなんてもっと都合をつけにくいに違いない。確かに、これが最短最善策なのかもしれない。サービスを提供する側にも退っ引きならない事情があるのかもしれない。
・もうちょっと、どうにかしてくれると嬉しい
しれないが、もうちょっとどうにかならんものかと言うのが率直な感想だ。こちらから写真を撮って送るとか何か、もちっとスムーズに済む方法があるはずだろう。正直、一連の流れが結構めんどくちゃいのよ。
そんなこんながここ最近、引越し作業をしている記者の感想だ。次いつ引っ越すかわからないが、その際にも、またこちらのサービスを利用することだろう。その時には、もちっと変化していると良いなあなどと思っているぞ。
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.