近頃のカプセルトイはすごい! とくにミニチュア商品が充実していて、2019年12月に発売された公衆電話なんて、唸るほどの精巧なつくりをしていた。企業コラボも珍しくなくなっているなかで、タカラトミーアーツが驚きのコラボ商品の販売を開始した。
2020年8月27日に発売開始になったのは、オフィシャル街角ミニチュアシリーズ「タイムズパーキング」だ。駐車場とカーシェアリングの看板をカプセルトイにしてしまったのである。しかもコイツ、光るぞ!
・対象年齢15才以上
カプセルトイの筐体を見て、私(佐藤)はまずその対象年齢にビックリした。この商品の対象年齢は「15才以上」だ。この手の商品のなかでは、ターゲットの年齢層は高めになっている。まあ、そりゃそうか。子どもがタイムズのミニチュア看板を見て、興奮するとはちょっと考えにくいかもなあ。
商品は全部で5種類。25分の1サイズの光るパーキング看板が3種。そして30分の1サイズと、25分の1サイズが組み立て式看板が2種類ある。販売価格は300円だ。今回はためしに3個買ってみた。
・お馴染みの景色
1つ目が「P」が光るタイプのキーホルダー。本体下のスイッチを入れると、「P」が赤く光る。よく見る! この看板。普段車で移動する人は、この看板を見るときっと安心するんじゃないかな。
2つ目は「満」が光るタイプ。車を運転中に猛烈な便意に襲われた場合、一刻も早く車を駐車してトイレに駆け込まなければならないのに、光る「満」の字を見たら絶望するかもしれない。何かに見放された気分になる「満」だ。「駐車場空いてねえ~!」ってなるヤツだ……。
そして最後の1つは、組み立て式のカーシェアリング看板。組み立て方はどこにも記載してないけど、完成写真を見れば、どう組んだらいいかわかるだろう。
組み上げてみると、これまた街のあちこちで見かけるお馴染みの看板だ。
看板のそばに人物フィギュアをおけば、どこかで見たような街の風景の完成だ!
車のフィギュアやプラモデルがあれば、さらにリアルになるのではないだろうか。それにしても、タイムズがカプセルトイになるとは。オフィシャル街角ミニチュアシリーズがさらに充実すれば、街のすべてが再現できるのかも!?