【ガチクズ】世界一クズの先輩がお土産を買ってきた時に言い放った一言がクズすぎて震えた / こんなクズは見たことがない

「俺ってクズだからさ~」と自虐的に言う人をたまに見かけるが、おそらく本当のクズを見たことがないのだろう。真のクズはクズとしてのレベルが違う。常人では理解できないようなクズな言動を自然にとれてこそ、一人前のクズと言えるのだ。

当サイトの名物記者・佐藤英典は、そういう意味で世界一のクズである。あまりにもクズすぎてクズ伝説が存在するほどにクズだ。今日はそんな稀代のクズ、佐藤英典のフレッシュなクズエピソードをご紹介したい。

・先輩からの土産

つい先日のことである。会社で仕事していると、佐藤がニコニコしながら話しかけてきた。なんでも町田にある「スヌーピーミュージアム」にて、スヌーピー好きの私(あひるねこ)のためにお土産を買ってきてくれたというのだ。な、何だって!?

世界一のクズである佐藤が他人のために行動するなんて、これは何か裏があるに違いない。「そのかわり今日から1年俺のパシリな!」みたいなことを言い出してもおかしくないだろう。油断していたら骨までしゃぶられるぞ。

身構える私だったが、話を聞くとどうやら佐藤は純粋に私のためを思って買ってきてくれたようだ。袋からはTシャツにエコバッグ、ボールペンなど実用的なスヌーピーグッズがいくつも出てくる。その可愛らしさに自然と顔がほころぶ私。

嬉しい。

──それにしても佐藤さん、どうしてこんなにたくさんお土産を買ってきてくれたんですか?

佐藤「なに。取材で町田に行ったら、その帰りにお前が好きなスヌーピーの施設を見つけてな。きっと喜ぶと思って、気付いたらあれこれ手に取っていたんだ。迷惑だったか?」

──まさか! めちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます!! あの、これって会社の経費で買ったんですか?

佐藤「バカ者。俺がそんなケチ臭い男だと思うか? すべて自腹に決まっておろう」

──そ、そうですよね! すいません!!

佐藤「気にするな。頑張っている後輩をねぎらうのは先輩として当然の務めだ」

・聖人

そこには我々が知る佐藤 “クズ” 英典の姿はなかった。なんて器のデカイお人だろう。私も将来は佐藤パイセンのようなビッグな男になりたい。自分、パイセンの背中を見て学ばせていただきます!

佐藤「うむ、精進するといい。……おっと! 大事なことを忘れていた。あひるねこ、一ついいか?」

──はい! 何でしょう?

佐藤「実は『スヌーピーミュージアム』でグッズを買おうとしたら、ショップに入るのにも入場券が必要と言われてな。大人1人2000円だって。けっこうするんだこれが」

──はぁ……。

佐藤「だからくれ、2000円」

──いやいや、なんで僕が払うんですか(笑)分かりづらいですよそのギャグ(笑)

佐藤「いいから。ギャグじゃないから。とっとと2000円よこせ」

──え……?

佐藤「よこせ」

・佐藤英典

グッズの総額が予算を上回ってしまったので、せめて入場料はお前が払え。こっちはお前のために本来なら必要ない時間と手間をたっぷりかけてやったのだ。それくらいするのは人として当然であろう──。

それが佐藤の言い分だ。私は言われるまま自分の財布から2000円を抜き、佐藤に差し出した。

佐藤はそれを奪うようにブン取り、自分の席へと戻っていく。その場には私と、佐藤が買ってきたスヌーピーグッズだけが残された。もちろんグッズをもらえたこと自体は嬉しい。とても嬉しい。でも……。

なんだろう、このいかんとも形容しがたい感情は。本当は心から佐藤に感謝したいのに、心から佐藤を尊敬したいのに、何かが引っ掛かる。何かが私の心にブレーキをかける。

去っていく佐藤の背中を眺めていると……気のせいだろうか? 何やらぼんやり文字が浮かんでくるように見えた。そこにはたった一言、こう書かれている。

クズ、と──。

参考リンク:佐藤英典(クズ)
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

カテゴリー クズ, 佐藤英典, 生活

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