SNS全盛の現代。食べ物も見た目が大事な日本だが、2020年9月11日、バーガーキングがそんな食事情に物申す。ゴーダチーズ、エグモントチーズ、モッツァレラチーズ、チェダーチーズの4種を使用した新開発の “チーズバンズ” が採用された『チーズアグリービーフバーガー』が発売されたのだ。
バーガーキングいわく、このハンバーガーは “見た目の美しさよりおいしさにこだわった” 一品だと言うが……はたしてその実力はいかほどか?
・チーズ好きにはたまらない
リリースによると、具はビーフパティ、チェダーチーズ、ピクルス、レタス、トマト、ケチャップ、マヨネーズとスタンダードと言える内容のようだ。逆に言うと、チーズバンズにさらに具でチェダーチーズを重ねてくるあたり、チーズ欲を刺激する。バーガーキングも「チーズ好きにはたまらない」と言ってるし。
というわけで、チーズ好きである私(中澤)は、発売開始の本日10時30分、一目散にバーガーキングに向かったわけ。スタコラサッサー。
・漂う焼きチーズの香り
単品税込740円のチーズアグリービーフバーガー。包み紙を開ける前から香ばしいチーズの匂いがほんのり漂っている。期待感は膨らむばかりだ。包み紙を開けると、そんなチーズの香りがふわっと辺りに広がった。
焼けたチーズでゴツゴツのバンズ。そこから覗く柔らかくなったチェダーチーズは、見るからになめらかな口溶けを想像させる。画像で映えるかどうかは確かに不明だが、見た目は決して悪くないのではないだろうか。むしろ、チーズ好きにはエモイ見た目である。
・チーズ好き歓喜の味
食べてみたところ、バンズは固めの食感。噛み切った時、焼けたチーズの香ばしさが一瞬感じられたかと思うと、マヨネーズのまろやかさとチェダーチーズのなめらかさ、トマトの酸味に彩られた肉が口になだれ込んでくる。旨みの洪水や!
確かに、チーズ好きは普通のワッパーよりこっちだろう。チーズバンズの香ばしさと具のチェダーチーズのなめらかさで別々のチーズの側面が同時に味わえるのもグッド。このバンズでクアトロチーズワッパーを食べてみたいものだ。
思わず別のワッパーでも味を試してみたくなるチーズバンズ。ガチな話、この商品だけでは済まさずに、オプション的な感じでバンズを変更できたらチーズ好き的には最高だと思った。
また、「見た目より味」と言っているけど、正直見た目も普通にウマそうだと思ったのだが、いかがだろうか? やっぱり映えてないかな? そこは皆さんがご判断いただけると幸いだ。