レジ袋の有料化に伴い、マイバッグはマストアイテムとなった。ゴミが減ることはとても良いことだが、使い心地のちょうど良いバッグになかなか出会えないでいる。悩ましいなあ……。
個人的に一番問題なのは、本屋に持って行くバッグだ。食品系のバッグとは分けたいし、強度があるものが良い。本が傷まない工夫がしてあるものであれば、なお良い。そんな時「結構使えるんじゃない?」と感じるバッグを発見。宮脇書店オリジナルバッグである。
・税込100円
宮脇書店はご存じ、北海道から沖縄まで全国350店舗以上を展開する日本最大の書店チェーンだ。東京には3店舗しかないようなので、地方住みの人たちの方が馴染み深いのかもしれない。
同書店はレジ袋有料化に先立ち、文学作品に着想を得たエコバッグを販売していたことでも知られる。『銀河鉄道の夜』や『こころ』など全6種類で、記者も欲しいぃぃぃ~と思っていた。がしかし近所の店舗では、気付けば売り切れ。あれオシャレで本好きにはタマラン感じだったもんなあ、再販してほしいなあ。
と、そんな人のために用意されたかどうなのかは知らないが、書店オリジナルバッグが存在するぞ。これまで同書店で使用していたレジ袋とデザインが全く同じで、書店ユーザーはニヤリとしてしまうこと必至。これ、いいな。税込100円だし。
・ぜひ各書店からオリジナルエコバッグを!
本屋で一度にたくさん買ってしまう病である記者としては、もう少し大き目サイズでも良いかなと思うものの、ちょうど良くはあるだろう。ポリエステル70%、コットン30%でザラっとした肌触り。幅28cm×高さ32cmで、マチはない。
博物館で販売している図録サイズの本は、余裕ですっぽり入る大きさだ。文庫本や漫画だけであれば、5冊以上は入る。しばらく持ち歩いてみたが、強度的にも問題なしである。雨の時は本が濡れそうな仕様だが、晴れの日はバンバン使えるぞ。
ちょっとした本屋での買い物には、大活躍することを保証しよう。なによりやはり、本屋愛にあふれるデザインが良いよなあ。宣伝にもなるし、持ち手のテンションも上がるというものだ。
宮脇書店に限らず、本屋オリジナルのエコバッグは広がりを見せているらしい。是非ともその調子で、各店舗から個性あふれるバッグを販売してほしいものだ。とりあえず記者は見つけたら片っ端から買うと心に決めているぞ!
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.