タバコを吸える場所がなくなっていく。どんどんなくなっていく……。出かける機会が多い私(佐藤)は、近頃すっかり諦め気分になっている。幸いなことに「ガマン」という新しいスキルを身につけて、心置きなく吸える環境にたどりつくまで1時間くらい吸わなくても平気な身体になりつつある。
そんななか! 東京・立川駅の周辺をトボトボと歩いていたところ、オアシスを発見した!! そこは公衆喫煙所だ。しかも「JT」が運営していて無料! もはや喫煙者の味方はいないと思ったら、いたよ! さすがに売り手は俺たち(喫煙者)を見放していなかった!!
・砂漠のオアシス
正式名称は「立川ひととき喫煙所」という。JR立川駅南口を出て徒歩で約3分、すずらん通りの裏手にあるビルの1階だ。駅から少し離れているので「そこまで行くのが面倒臭い……」と思うかもしれないが、ガマンしてここまで来てくれ。ここは喫煙者にとってまさに砂漠のオアシスなんだ。
前述したように入場は無料だ。入り口で免許証などの年齢を確認できるものを提示し、非接触の温度計で検温して体温37度未満なら、中に入ることができる。中にはソファが7席用意されていて、低温加熱式タバコ・高温加熱式タバコ・紙巻きタバコの3つのエリアに区分されている。
アイコスを吸う私は、高音加熱式タバコのエリアで1服することができた。この区分は、私のような加熱式タバコ喫煙者にとって非常にありがたい! というのも、大変申し訳ないが紙巻きタバコの煙はキツイ。よその喫煙所で紙巻きと一緒だと、ちょっとだけ居心地が悪いのだ。
その点ここはイイ! 紙巻きタバコは奥の扉の向こう側だから煙くない! あの臭さは正直、耐えられん!! 私は紙巻きを卒業できて本当によかったと思っている。
・快適な公衆喫煙所を増やして欲しい
話しを戻そう……。1服できるだけでも有難いのに、壁にはコンセントがあってスマホの充電に利用しても良い。本当に天国のような場所である。通常の営業時間は10時から20時まで、現在は18時(2020年9月15日)の短縮営業を行っている。また土日祝日は定休日なので、利用したいと考えている人は注意して欲しい。
以前にも増して喫煙所が少なくなってきているなかで、禁煙を考えたり、すでに踏み切った人もいるだろう。JTをはじめとするタバコメーカーにとっては、事業の存続に影響する事態に陥っていると思う。
ここのように快適な公衆喫煙所を増やしてもらえると、非常にありがたい。喫煙所が増えたら、がんばってタバコを吸うと約束しよう! 1人の喫煙者として、さらに喫煙所が増えることを願っている。
それから当たり前だけど、タバコは20歳になってから! 未成年は吸ったらダメだぞ!!
・今回訪問した喫煙所の情報
名称 立川ひととき喫煙所
住所 東京都立川市錦町2-1-35 GRAND ESPOIR 1F
時間 10:00~18:00
定休日 土日祝日