【映画コラム】映画内容を酷評すると、「じゃあお前が脚本を書いてみろ」と言ってきたり、「お前にはもっといいものが作れるのか?」と言ってくる人がいる。正直、そんなこと言ってると自分で無知加減を恥をさらしているようなものなので、自分のためには言わないほうがいい。
そもそも、映画は大衆が楽しむために作られたものであり「プロが作って客が観る」というのが作品を通したスタッフと客の関係性だ。もうお気づきだと思うが、プロが作ったんんだからプロの腕前で客を楽しませる必要があるんだよ。
プロがダメな作品を作ったら叩かれて当然なの。確かに、自分が気に入っている作品を酷評されたらいい気分はしない。それは理解できる。もちろん、酷評している側だってその作品を楽しんでいる人がいることぐらいわかっている。だが、観た本人が駄作だと思ったら駄作なんだよ。良作なら良作なの。
だが、いくら自分が好きな作品を他人に酷評されたとしても「じゃあお前が脚本を書いてみろ」という言葉は、作り手と客の関係性からしてありえない発想なのである。そういう発想に至る人は、いろんな意味で浅い。だからあまり言わないほうがいい。言った自分が恥をかくから。
・ラーメンでたとえるとこうなる
自分はマズイと思ったが他人はウマイと言っている → 自分に合わないだけと思えばいい
自分はウマイと思ったが他人はマズイと言っている → 自分には合った味だと思えばいい
「じゃあお前が脚本を書いてみろ」とか言っちゃう人は、自分が気に入ってるものを酷評する人に「じゃあお前が作ってみろ」ってサラッと言っちゃうんだろうな。作り手が受け手に評価されるのは当然のこと。こういうことを書くとムカついて頭にきたのか、あえて「じゃあお前が脚本を書いてみろ」とか冷静なフリをしつつ書いてくる人もいるが(笑)。効いてる効いてる。
執筆: 桃色のガンダルフ
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オリジナル記事: 【映画コラム】映画内容を酷評すると「じゃあお前が脚本を書いてみろ」とか言ってくる人いるけど恥ずかしいからやめたほうがよい
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