スパ! ルカだ。マサイ族の戦士・ルカだ。今回は久々にリクエストボックスに届いた質問に答えようかなって思ってる。質問主は「ばなな」さんで、内容は……
「以前の記事で、成人の儀式で数日間を村の外で過ごすという内容があったと思うのですが、その間は火や水はどうしているのでしょうか。特に火はとても気になりました。教えてください!」
とのこと。つまりナンだ、どうやって火を起こすのかってことだな? よし、教えよう!
まず、マサイ族伝統の火の起こし方ってのがあってだな、村に観光客が来た時は100%の確率で実演する。よって、ゴー(羽鳥)は3回4回と見てきたわけだが、それはさておき、使うモノは、木の板と、木の棒と、乾いた動物のウンコだ。
乾いだ動物のウンコの近くに木の板をセットして、木の板の穴の中に木の棒を入れて、ゴリゴリ〜って回したら……
火がつくってわけさ。あとは、ワラみたいなのに燃え移らせて火を大きくして……ってのがマサイ伝統の火起こし方法なんだな。でも、今の時代、こんなことしない。外でも家でも、火を起こすのに使うのは……
マッチと……
ロバの糞だ。
どうやるのかっつーと、木とかワラとかと一緒にロバの糞を混ぜといて、マッチで火をつけたらボウボウ燃えていっちょあがりというわけさ。特にロバの糞は火起こしにオススメ。スピーディーだし、よく燃えるぞ〜。でも火事にならないよう気をつけてな。では、オレセリ〜!