びっくりドンキーの巨大ハンバーグ「ガリバーバーグ」が今年もやってきた。大人の顔ほどもある大きさながら、さらっと食べられるジューシーな味わいは過去記事でも報じたとおり。
でも400gなんて食べられない……というあなた。鍋やラーメンなど、ちょっと多いなと思っても調味料や追加食材で「味変」すると味覚がリセットされて完食できた、という経験があるはず。
びっくりドンキーでは、昨年からガリバーバーグ用「味変セット」を用意。最近のガリバーバーグはひと味、いや、ふた味以上も違うぞ。
・「味変セット」とは?
ガリバーバーグを注文すると無料で提供される「味変セット」。「ホワイトペッパー」 「ハバネロソース」「粉チーズ」のセットがテーブルに届けられる。さらにハンバーグ本来の風味をとことん味わいたい人向けに「追加ハンバーグソース」もあり。
ほどなくガリバーバーグディッシュ(税抜1268円)が到着。わかってはいるけれど……デカい!
定番の比較構図。通常の150gハンバーグと比べるとその大きさが際立っている。
大きいだけじゃない、厚みもあるぞ。
ソースもたっっっぷりかかっている。肉汁の海に浮かぶハンバーグだ。
では、いただきます。びっくりドンキーは基本的にジューシーでふわふわ系のハンバーグ。大きく見えても食べるのに苦労することはあまりない。筆者のようにいつもの癖で「びっくりフライドポテト」を頼んでしまうような愚行さえなければ食べきれるだろう。デフォルト状態でも箸は難なく進む。
……進むのだけれども、もう我慢できない!
「味変」は飽きたときだけじゃない。それじゃあ、守りに徹するばかりで攻撃がおろそかになっているのと同じだ。もっと攻めていかなければ。出会いを求めて自ら「味変」したっていいじゃないか!
まずはホワイトペッパー。ホワイトなので自己主張は控えめながら、味がピリッと締まる。
続いて粉チーズ。「イタリアン風にも楽しめる」という触れ込みどおり、チーズの風味で一気に洋食風に! ハンバーグが隠れるくらい、惜しみなくがっつりかけた方がいい。
そして期待のハバネロソース。激辛ハンバーグって実際どうなの?
辛い! 白いご飯がめちゃくちゃ進む。一応「中辛」なので、罰ゲームで使われるような殺人的な辛さではない。量も加減できるので、多くの人が楽しめると思う。
ひらめいた。これ、組み合わせちゃってもいいんじゃないの? ハバネロ+粉チーズだ。
めちゃめちゃ美味しい!!
チーズのまろやかさの中に、ハバネロのパンチのきいた辛み。辛いはずなのに、なぜか甘みを感じる。いつものドンキーのハンバーグとは違う新たな食べ物が誕生した!
・11月17日までの期間限定
今年はテイクアウトにも対応。ただし「味変セット」は店内限定なので注意して欲しい。
店内飲食なら「エッグ」「おろしそ」「パイン」「チーズ」と通常のトッピングメニューもオーダーできるので、「自分だけのガリバーバーグにアレンジ可能」とのこと。
しかしこの「味変セット」、レギュラーメニューのときにも出して欲しいなぁ。ガリバーバーグ時だけとはもったいない。ハンバーグをいろいろな味にして食べるアレンジ、「大あり」だ。