『才色のフェアリア』は従来のオンラインRPGのダメな点を改善したプレイヤー重視のゲーム / RPG初心者にはかなりオススメ

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オンラインＲＰＧというと様々な有名タイトルが存在しているが、どれも敷居が高いゲームなのは間違いない。特に今までオンラインＲＰＧをプレイしたことがない人からしてみれば、最近発売された某有名ＲＰＧですら敷居が高すぎるだろう。

だが、パソコンのブラウザがあれば誰でも簡単にプレイでき、しかも映像も音楽もゲームシステムも本格的なオンラインRPGがあったとしたら、あまりゲームに慣れていない人でも遊べるのではないだろうか？　たとえば『才色のフェアリア』はその点において秀逸だ。
　
・ブラウザだけで遊べる / 低スペック / 無料
オンラインゲームは多々あるが、RPGとなると項高性能のパソコンと数千円のゲームソフトが必要となる。しかし『才色のフェアリア』はブラウザ（FireFoxやIE）だけで遊ぶことができ、ゲームソフトを購入する必要もなく、基本的に無料でプレイできる。
　
・美麗なグラフィック
「ブラウザゲームのRPGなら他にもあるぞ」と思うことなかれ。確かにブラウザで遊べるRPGは少ないながらも他にある。だが、『才色のフェアリア』を一度でもプレイすればそのレベルの違いに気がつくはずだ。そう、ブラウザゲームとは思えないほどの美麗なグラフィックで世界が創られているのである。

グラフィック担当のデザイナーが「また始発で帰るのヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!」と嘆いているのではないかと不安になるくらい描写が細かく、そうして創られた世界からは「まさにファンタジー!!」といわんばかりの魅力があふれている。やっぱり画像がユルいとプレイするモチベーションがあがらないもんね……。
　
・音楽がブラウザゲームの域を越えている
コンシューマー向けゲームでもパソコンゲームでも、良作のゲーム音楽ってよい意味で「心に刺さる魅力」をもっている。『才色のフェアリア』もご他聞にもれず、壮大な暴論が待ち構えているかのような音楽が用意されている。音楽ばかりは本当に実際にやんないとわかんないかもしれないが、やればわかる（笑）。
　
・ペットとともに冒険するシステムが斬新
モンスターや仲間をパートナーとして冒険するゲームは多々ある。たとえば『ポケモン』のピカチュウだったり、『ドラクエ』のスライムなどがその代表かもしれない。『才色のフェアリア』には、そのどちらにもない特色を持っている。

『才色のフェアリア』はペットのフェアリアという生物（？）と一緒に冒険をするのだが、プレイヤーキャラクターよりもペットのほうが強いのである。つまりプレイヤーよりもペットが強くなればなるほど冒険がラクになるのだ。もちろん主人公も戦いに参加することができ、他のゲームにはないペットとプレイヤーの成長とコンビネーションが楽しめる。
　
・移動がラクチン（かなり重要！）
オンラインRPGにとって、街や村などの移動は非常にツライ。特にオンラインRPGはだだっ広いマップのことが多く、町や村の内部を移動するだけでも数分の時間を要することもある。それがオンラインRPGの特色といわれればそれまでだが、正直なところ「チャッチャと武器屋から道具屋に移動して街から出たいよね」。

そんなオンラインRPGの面倒なところが『才色のフェアリア』にはない。なぜなら、マップ上で目的地をクリックするだけでどんなに離れている場所でもスルスルと自動で移動してくれるからである。だからといって、極端に街が狭かったり手を抜いていることはない。つまり、いままでのオンラインRPGにあった問題点が解決されているわけだ。
　
・戦闘がぼぼオートマチック
ぶっちゃけ、オンラインRPGはゲームシステムを奥が深いものにすることだけに必死になり、複雑すぎるゲームシステムになっている。特に戦闘はヘルプや説明書を何度も読んで、戦いの最中もをあせりながらやらないと理解できないことが多々ある。

『才色のフェアリア』はワンクリックで敵を攻撃し、そのワンクリック以降はオートマチックでモンスターと戦ってくれるのである。つまり、無駄にクリックすることなく冷静でシンプルに戦いを進めることができるわけだ。

もしピンチになったり新しい指示を出したいときは従来どおりマウスで指示を出せばよい。いままでのオンラインRPGの無駄な部分を完全にはぶき、ゲームとして楽しい部分だけはしっかり残している。そこに新しい要素をプラスしたのが『才色のフェアリア』というけだ。
　
・総評
人それぞれゲームに対する好き嫌いはあると思うが、ただひとつだけ確実にいえることは『才色のフェアリア』がユーザーにとって最善の状況でプレイできるオンラインRPGであということ。

詳しく書いていると数百行の原稿になってしまうので割愛するが、『才色のフェアリア』はファンタジー世界を冒険するオンラインRPGとしての持ち味は残しつつ、プレイヤーにとってネックだった部分をできるだけ省いている「プレイヤーのことを第一に考えて作られたオンラインRPG」であるといえる。記者もまだまだ冒険を続けるつもりなので、もし町で見かけたら声をかけて欲しい。
　
参考リンク：才色のフェアリア

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