「ハッ」と気づいたら不可欠な存在になっていたパソコンこと、パーソナル・コンピュータ、略してPC。あなたは今、パソコンからこの記事をご覧になっているだろうか? それともスマホだろうか? それとも携帯電話?
いずれにしても、パソコンは「あっ!」という間に浸透していた。あなたがパソコンを使い始めたのは、いつごろだろうか? ハードディスクは何ギガだったのだろうか? いや、何メガだったのだろうか……。
そんな昔を思い出させてくれる一枚の写真が、古くからPCを触ってきたユーザーたちの瞳を「あの頃は……」と潤ませている。写真のタイトルは「25 Years Of Storage」、直訳すれば「記憶媒体の25年」である。
扇形に配置してあるのは、数々の記憶媒体、すなわちストレージだ。5インチのフロッピーディスクに、3.5インチのフロッピーディスク。容量は様々だが、「1.44MB」という数字は誰しもが思い出すことだろう。
やや中心に行くと、MO(エムオー)ディスクが入ってくる。容量は様々だが、230MBという数字が印象的だ。やたらとアクセスが遅かった。だが、ゴッツいMOディスクは頑丈だった。出版界では御用達のメディアであろう。
そして中心に近づいていくと、出ました、来ました、CD-ROMである。あのCDにデータが入る!? しかもCD-Rなんてモノまで登場した。なんと自分でCDが作れるのである。なんという時代に突入したのかと思ったものだ。
その後はDVDの時代に突入し、DVD-Rも登場した。メディアの企画がバラバラで、何を買えばいいのか分からなかった人も多いのでは。USBフラッシュメモリもどんどん容量が増し、今では16GBが1000円以内で買える時代。
それより何より驚きなのが、マイクロSDカードという、とんでもなく小さな記録媒体に64GBも保存できる時代がやってきているということだ。64GB。それが、切手よりも、小指の爪よりも小さなメディアに……。
今から25年後には、この扇形の一番外側にマイクロSDが写っているのかもしれない。いや、記憶媒体なんてモノ自体がなくなっている可能性が大だ。パソコンもスマホも携帯電話も、必要のない時代がやってくるのかも知れない。
参照元:BUZZ FeeD(英語)
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オリジナル記事: 【おじさん感涙写真】コンピューター記録媒体の25年
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