ケンタッキーフライドチキンはファストフードチェーンでありながら、上品かつ繊細な味付けのフライドチキンを堪能できる素晴らしいレストランである。圧力フライヤーで揚げるフライドチキンは、他店や家庭では作れない魅惑の味をしている。
皆さんは、ケンタッキーの実験農場の存在をご存じだろうか? 2012年現在はすでに実験農場ではなくなり、日本ケンタッキーフライドチキンの設立メンバー・大河原毅氏の会社が運営している『ハーベスター八雲』として営業している。ここで食べるフライドチキン、正直言って気絶するほどウマイ。
・その味に人を虜にする何かがある
実験農場時代はケンタッキーと同様の料理を食べることができたが、独立後は独自の味付けと製法で新たなフライドチキンや他の料理を追求。あまりにも美味しいことから、遠方からわざわざ食べに来る人があとを絶たないのである。
ケンタッキーはそこらじゅうにあるのに、わざわざ何百キロも離れた遠方から訪れるというのだから、その味に人を虜にする何かがあるに違いない。ということで実際に行ってみた。
・テラスから壮大な北海道の大地
JR八雲駅から自動車に乗って約10分ほど走ると『ハーベスター八雲』に到着する。駅前の風景とはまったくの別世界で、緑! 緑! 緑! とにかく自然あふれる場所で、店内に入るとテラスから壮大な北海道の大地を眺めることができる。
・ケンタッキーのチキンと同じ見た目
注文はカウンターですることができ、フライドチキンやサラダ、スイーツなどが置いてあるので店員に伝えて受け取る。ピザだけは窯で焼く必要かあるので、注文してから数分後に受け取ることになる。
それにしても、フライドチキンの姿を見て驚いた。まさにケンタッキーのチキンと同じ見た目をしているのである! マネをしたというより、もともとケンタッキーの実験農場だったのだからソックリで当たり前といえる。
・このうえなくソフトで繊細な味
ケンタッキーのスタッフは気を悪くしないで欲しい。ケンタッキーは絶品である。だが、『ハーベスター八雲』はその上をいってしまっているのである。ケンタッキーのチキンよりもソフトで上品な味をしており、それでいてヤミツキになるほどの魅力を秘めている。ヤミツキになってしまう理由は何なのか?
食感は綿のように柔らかく、焦がしバターのように芳醇な肉汁がたっぷりと染み込んでいるだけでなく、まったく脂っぽさを感じないのである。霜降りでありながらまったく脂っぽさを感じさせない佐賀牛を食べたときと同じような体験を、このチキンから感じたのだ。
・美味しすぎて食べすぎ注意
『ハーベスター八雲』のチキン料理に言えることだが、フライドチキンがフライドチキンであるがゆえに越えられない「脂っぽい」と「飽きる」という壁を越えている。たとえば、ケンタッキーで3~4つ食べるのが限界という人がいた場合、『ハーベスター八雲』で食べれば5~6個は飽きずに食べられるだろう。
・究極のデート&家族だんらん
この『ハーベスター八雲』は、料理が美味しいだけでなく素晴らしい風景と空気と時間を堪能できる場だ。ドライブでもいいし鉄道旅行でもいいので、北海道旅行の目的地や経由地として『ハーベスター八雲』をプランに入れることをオススメする。デートでも家族でも友だち同士でも楽しめる。きっと素晴らしい感動が待っているはずである。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 ハーベスター八雲
住所 北海道二海郡八雲町浜松365
時間 平日11:00~18:00 / 土日祝11:30~19:00(9~10月の営業時間)
備考 最寄駅はJR八雲駅 / タクシーで1500~2000円程度
Correspondent: Kuzo
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オリジナル記事: 【グルメ】元ケンタッキーフライドチキン実験農場のチキンが激ウマ / ハーベスター八雲
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