【感動哀愁写真】ムネリンこと川崎宗則選手の「世界で一番孤独な姿」が現地ファンに激写されていた

【感動哀愁写真】ムネリンこと川崎宗則選手の「世界で一番孤独な姿」が現地ファンに激写されていた

誰もが驚いたイチロー選手のヤンキース移籍。そして誰もが心配したムネリンことマリナーズ川崎宗則選手の心境。何がどう心配なのかの詳細は過去に報じたムネリン記事をご参照いただきたいが、一言で表すならば「愛する人を追って海外まで来たのに、突然、何も言わずに去っていった」という情況である。

主要メディアの報道によると、ムネリンがイチロー選手の移籍ニュースを知ったのはチームメイトからだったという。つまり、本当にイチロー選手はムネリンに何も言わずマリナーズから離れていったのだ。

イチロー選手の思いやりか。それとも……。いずれにしても、憧れのイチロー選手が対戦相手であるヤンキースのユニフォームに袖を通し、目の前でヒットを打つといった光景は、ムネリンにとっては「夢」もしくは「悪夢」のような情景であったはずだ。
 
まさか。夢だろ? そんなバカな……。俺を……俺を置いて行かないでくれっ……ッ!!
 
そんな事を思っているかもしれないムネリンの姿は、シアトルの現地ファンにしっかりと激写されていたもようである。撮影したのはシアトル在住のスポーツファンSeth Kolloen氏。

彼は7月24日のヤンキース対マリナーズ戦の試合会場から、グラウンドを見つめるムネリンの姿を激写。「Munenori Kawasaki, the loneliest man in the world.」(世界一孤独な男、川崎宗則)の言葉を添えてTwitterにアップした。
 
問題の写真を確認すると……背番号61、たしかにムネリンの後ろ姿が写っている。しかし、彼の横にチームメイトは誰もいない。さらにさらに、ほとんどの観客は右方向を向いているのに、ムネリンはじっとグラウンドを見つめている。なんという哀愁。なんという悲しき男の背中だろう。

ムネリンの視線の先には、何があるのだろう。イチロー本人だろうか。それともイチローとの思い出だろうか。もしかしたら、涙で霞んだグラウンドなのかも知れない。
 
だが、一晩経った7月25日、ムネリンは力強い前向きなコメントを発表した。それが「今度は僕がマリナーズでレギュラーを取る」である。詳しくは「マリナーズ川崎ムネリンついに沈黙を破りコメントを発表」の記事をご参照頂きたい。

去っていったイチローへの思いを断ち切り、新たな決意を表明したムネリン。ひとりグラウンドを見つめる彼が見ていたものは、マリナーズでレギュラーを取り、イチローと本気の対決をする未来の自分の姿だったのかも知れない。がんばれムネリン、今後の活躍に期待である。

参照元:Twitter SethKolloen


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