10月5日、電気通信事業者協会(TCA)は9月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表。auとソフトバンクからiPhone5発売後初めての発表なだけに気になるところだが、いったい結果はどうなったんだッ!?
・純増数でトップはソフトバンク
純増数では、32万200契約を獲得したソフトバンクが1位。KDDI(au)は22万4900契約し、iPhoneを提供していないdocomoは15万8600の純増となった。
これだけ見てみるとソフトバンクが他の電話会社に10万契約以上の差を付けて圧勝のように見えるが、もうひとつ気になる数字がある。それは「番号ポータビリティ(MNP)」の数である。
「番号ポータビリティ」とは電話番号は変更しないまま、他の携帯電話会社に移行できる制度。つまり、この数が大きければ大きいほど「他電話会社を使っていた人がこちらのほうが良いと考えて移動してきた」ということになる。
・MNPを利用した数はauが圧倒的に1位
純増数のなかからMNPを使用した数の1位はauの9万5300件で、2位はソフトバンクのプラス1200件となり、docomoはマイナス9万5200件となっている。auは9月でMNP12カ月のあいだ連続で1位を維持しており、純増数ではソフトバンクに負けたものの「携帯電話を使っている人が移りたくなる携帯電話会社ナンバー1」になった。
この報道を知った自称au信者の男性いわく「今日(10月5日現在)でiPhone5でLTEを使えてテザリングもでき、LTE圏内で緊急地震速報も拾えるのはauだけですよ? 当然の結果だと思います。auスマートバリューや女子割(男子割)などのサービスも充実していますし、”真の情報強者”ならau一択です。この報道によってauが神キャリアだというのがまた世の中に知れ渡ったんじゃないですかね…(遠い目)」とのことだった。
まあ確かに男性の言うとおり、auはソフトバンクと比べて東京の主要路線である山手線のLTEの入りも良く、通話品質についても定評がある。docomoも通話品質は良いかもしれないがそもそもiPhone5を使えないので、機種の人気と通話品質の良さ両方が揃ったauへ他の電話会社から移行したという人が増えているのだろうか?
あと、気になるところはソフトバンクはMNPでソフトバンクへ移行した数は1200件なのに、純増数で32万件もあるということだ。もちろん新規のユーザーが増えたのだと思うが、ソフトバンクの純増数とMNPの数があまりにかけ離れているのは何か理由があるのだろうか…!?
写真:ロケットニュース24
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