日本でも多くの人が手にしているスマートフォンやタブレットPC。従来の携帯電話より圧倒的な機能を誇り、またパソコンと比べて起動や持ち運びの面でも便利。「いつでもどこでも」という欲求を満たした製品だと言える。SNSなどの投稿もより気軽にできるようになった。
その気軽さから、他にやることがあるのにネットやSNSについ夢中になったり、余計なことをネットでつぶやいて「しまった!」と思うことはないだろうか? この悩みは世界共通のようである。アメリカのCNNが発表した「スマホやタブレットユーザーが気をつけたい10のこと」がネット上で話題となっている。
1.酔っているときのメールやSNSへの投稿
酔うと文字を打つ能力は急速に低下する。あなたのメールやSNSの投稿を見れば酔っているのかどうか見ている人はすぐわかるものである。
2.ヒマさえあればスマホをさわる
「ヒマな時間」というのは一見無駄なようで、実は全くそうではない。何もすることがない時間にひらめくことだってある。このような時間はの創造力を育てる時間なのだ。
3.自分のグチを世界中に発信する
誰だって冷酷で思いやりがない世界やちょっとした不公平を悲しく残念に思うだろう。だが昔から世の中とはそういうものだ。
はっきり言って、他人はあなたの恋人や上司に対する不満になんて興味はない。日記にでもまとめて世界中にバラまけば、いい笑い者になるかもしれないが。
4.ケータイはいじるけど実際に電話をするのが怖い
スマホやタブレットがあれば音声コミュニケーションは必要ないだろう。「電話」であるにも関わらず話すこと怖がる人が多い。「通話ボタン」を押せば2人の会話が楽しめるというのに。
5.せっかくの生のコンサート中にも携帯をいじる
目の前に楽しいことがあるのに、それを楽しむより写真を撮りSNSにアップすることばかりに気をとられてはいないだろうか。
あるパンク親父の言うことは実に的を得ている。彼は「過去のライブは今よりも良かった。音楽の質の話ではない。観客の問題だ。過去の観客はアーティストと一緒に歌い、飛び、一緒に楽しんが、今の観客はいつも片手にスマートフォン。30秒でも時間があればライブの音楽より写真を撮ることに夢中だ」と嘆いているそうだ。
6.わいせつ画像を送信する
7.他人を傷つけるような写真を撮る
8.世界中に自分の怒りを見せる
怒りに身を任せてそれをメールやSNSに投稿してしまったことはないだろうか。世界中の人に怒りをわざわざ見せるなんて愚かなことである。そういうときは一旦深呼吸してスマホから手を離した方がいい。
9.歩きながらメールをする
歩きながらのメールは危険! 急ぎの用事だって相手も数分くらいは待てるものだ。それがダメなら立ち止まって電話をすればいい。
10.トイレでの使用
これはアカン。
とのことである。
多くのタブーに共通して言えるのは「一度ネット上に流してしまった情報は取り消すことができない」「自分の時間(世界)をすべてスマホに捧げている」ということだ。手軽にメッセージを送ることができ、もはや習慣化しているからこそ注意しなければならない。せっかく私たちの生活を便利にしてくれるものだ。スマホやタブレットとは上手につきあっていきたい。
参照元:CNN(英語)
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オリジナル記事: スマホやタブレットユーザーが気をつけたい10のこと
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