【愛の小説】「ハァハァハァ……お兄ちゃん」。妹の優子(16歳)は、汗をダラダラとたらしながら太くて硬い兄・武男(24歳)の棒を握り締める。そのようすをじっと見つめる武男は、優子の目線が湿った穴に向けられていることを悟る。
誰も踏み入れたことのない濡れた未開の穴。武男は優子に「もっと強く握れ。もっと強く」と言う。その口調は指示というより命令だ。優子がずっと握っていたためか、体温で武男の棒がどんどん熱くなっていく。両手で強く武男の棒を握り締めた優子。緊張のせいで全身からジワッと汗がにじみ出ているのがわかる。
武男は無言のままコクリとうなずき、穴に入れるGOサインを出す。優子は悩ましげな表情を浮かべつつ、汗をたらしながら強く握った武男の棒を動かす。あまりにも緊張している妹に対して我慢できなくなったのか、「そんなんじゃだめだ! もっと強く握って動かせ!」と武男が強く命令する。
優子は緊張がMAXに到達し「お兄ちゃん……。やっぱりできない……。初めてだし怖いもの」と言って涙を流しはじめた。そう、これは優子にとって初体験だったのだ。
強く命令してしまったことを後悔した武男は、優しく「ごめんな初めてだもんな。だけどみんな最初は怖いし緊張するんだよ。でもちゃんと入れればすごく気持ちいいんだから、俺を信じてくれ」と優子に話す。
「お兄ちゃん……。わかったわ。入れれば気持ちいいと思うし、お兄ちゃんのだし……、優子は頑張るよ」。意を決し、優子は改めて武男の棒を強く握り締めてググッと動かす。握る手からもたくさんの汗がにじみ出ている。
そしてついに優子は決心し、ゆっくりと誰も踏み入れたことのない未開の穴に……。初めての体験に「んんっ! ……ああっ! んっ」と声にならない声を漏らす優子。その表情を武男は恍惚の目で確認。そしてついに……。
ゴルフボールはグリーンを転がり、カップにストンと入ったのだった。優子は初めてのゴルフにご満悦。前日が大雨でコンディションは悪かったが、ゴルフ場オープン初日の初プレイであり、誰よりも早くコースをまわれたのだから嬉しくないはずがない。
武男は「お前、はじめてのゴルフなのにクラブ忘れてくるなよな(笑)。次は俺のクラブは貸さないからな(笑)」と言いつつも、妹の腕前に満足げのようだ。優子と武男、兄妹ゴルファー誕生のときである。
参照元: パワフルゴルフストーリー外伝
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オリジナル記事: 【愛の小説】優子の初体験 / 兄との汗だくレッスン
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