沖縄県といえば、在日米軍の基地が集中していることで知られている。そのためタコライスや豚肉の缶詰である『スパム』が入ったゴーヤーチャンプルーなど、食にも欧米の文化が色濃く根付いている地域だ。
また、石垣牛などの和牛の産地としても知られており、焼肉店も那覇市街には多数ある。だが、本土の焼肉店と決定的に違うのは『焼肉とステーキを一度に楽しめる店が多い』ということである。『おくなわ 離島ガイド・プロジェクト』に携わる人によると、「沖縄では焼肉を食べたあとにステーキ屋で二次会をする人もたくさんいるんですよ」とのことだが、どれだけワイルドな人が沖縄県には多いのだろうか…。
そんな欲張りな沖縄県民を一つの店舗で満足させられる、スゴい焼肉店が那覇市にあるという! そのお店の名前は『牛屋』。名前からすると普通の焼肉店のように思えるが、行ってみたところ外観もかなりワイルド! 店内もかなりワイルド! 極めつけは店主もメニューもワイルド! なワイルド激ウマ焼肉店だったのだ!
・焼肉店なのにローストチキンやTボーンステーキがある
焼肉店で出されるステーキというと、上品なサーロインステーキやヒレステーキなどをテーブルに置かれた焼き台で焼くことを想像するだろう。だが、牛屋ではそんな常識は通用しない。数百グラムあるムチャクチャ分厚いTボーンステーキやリブステーキを豪快に店主がフライパンでジュワ~ッ!! と焼き上げ、自慢のガーリックが効いたソースで提供してくれる。
外は香ばしく焼き上げられ、なかはきちんと温かくなったレアな状態で出されるので、肉の旨味がかなりハンパない! 東京のステーキハウスでもめったにお目にかかれない激ウマなTボーンステーキが600~700グラムで3990円とは、沖縄の焼肉屋ってスゲー! と心から思ってしまった。
・焼肉もかなりウマい
牛屋の焼肉は自分で焼くスタイルではなく、店主が焼き台で焼いたものを提供してくれる。焼肉は特製のタレで食べるのだが、甘みの少ないニンニク醤油なのでいくらでも肉が食べられそう。こちらはステーキと違い脂ののった肉なのだが、大サイズでも一人でペロッと食べられてしまうぐらいだ。
また、別メニューだが沖縄の『アグー豚』の焼肉も何も付けなくとも脂の旨味がガツンと感じられるウマさ。こんなに美味しい店だらけだったら、沖縄県民が焼肉店とステーキ店をハシゴしてしまうのもうなずける。
これほどまでにウマいものだらけだったらいくら名物とはいえ、ゴーヤーチャンプルーやソーキそばばかり食べるのは絶対もったいないと思った。初めて沖縄に来る人はそれでも良いかもしれないが、何度も旅行に来ているという人はいつもとちょっと違ったものを食べてみるというのも良いかも!? 沖縄には他県民が知らないうまいものだらけさ~☆
写真:ロケットニュース24
訪問店舗:牛屋
店舗住所:沖縄県那覇市辻2-7-25
情報提供:おくなわ 離島ガイド・プロジェクト
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オリジナル記事: 沖縄県民は焼肉を食ったあとにステーキ屋で二次会をするらしい / 巨大ステーキと焼肉を一度に楽しめる『牛屋』は地元民も納得のウマさ
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