韓国に行ったらやりたいこと。そのひとつが「焼肉を食べる」だ。買い物も観光もいいが、やっぱり韓国焼肉はプランからはずせない。ということで今回は、韓国・釜山(プサン)で人気の焼肉店に出向いて、たっぷりと焼肉を堪能してみた。はたして美味しいのか?
・韓国の焼肉は牛肉ではなく豚肉がメイン
韓国好きにとって周知の事実。それは「韓国の焼肉は牛肉ではなく豚肉がメイン」ということ。これは常識といってもいいほど広まっている事実なので、多くの日本人が知っている情報だ。では牛肉はどうなのか? 残念ながら、美味しいとは言えないレベルのものだった。
・豚肉と比べて2~3倍の値段がついている
韓国には韓国牛と呼ばれている牛がいる。その牛肉を使用した焼肉がメニューに書かれており、豚肉と比べて2~3倍の値段がついている。たとえばこの店では、サムギョプサルが8000ウォンなのに対し、牛カルビは24000ウォンの値がついていた。
・牛肉は「高い=美味しい」ではない
韓国マニアの話によると、牛肉は「高い=美味しい」ではないという。確かに韓国の焼肉店では牛肉が高額な値段で提供されているが、やはり韓国は豚肉がメインであり、牛肉の味が洗練されていないのだという。もちろん美味しい牛肉を提供する店もあるだろうが、限りなく少ないのだとか。牛肉が高いのは、豚肉に比べて流通量が少ないだけでなく、注文する客が少ないのも大きな理由とのこと。「希少価値はあるが味が美味しいとは限らない」ということらしい。
・サムギョプサルは絶品
牛肉はボソボソとしていて肉汁が少なく、噛んでもなかなか噛み切れない。けっこうガッカリしていたのだが、サムギョプサルを食べてそんな気分が吹っ飛んだ。豚肉! 脂身! 肉汁! 塩! すべてが「頬を落とす最強兵器」として筆者の味覚神経を集中攻撃してくる! 本当にほっぺたが落ちそうで痛い! ウマイ! 痛い! ウマイ!
・「うま味」の埋蔵量が極端に多い
豚肉に含まれている「うま味」の埋蔵量が極端に多いのが実感できる。ほどよく辛いコチュジャン、唐辛子、サンチュ、ニンニク、ナムルなどが豚肉の美味しさを引き立てているのもスゴイ。これはタマラン! 日本に帰国したら、大久保あたりの焼肉屋に通って「また韓国で焼き肉を食べる日」を夢見たいと思う。
Correspondent: Kuzo
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オリジナル記事: 韓国の焼肉屋に行ってみた
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