映画『プロメテウス』の主人公エリザベス・ショウの日本語声優に、タレントの剛力彩芽さんを起用し、上映前から不安と批判の声があがっていた。案の定、吹き替え版を観賞した人からは「吹替の剛力彩芽があまりにも酷すぎて観てて辛かった」という声があがっている。
しかし声優問題は上映が終了した今現在も続いている。そう、2013年1月9日に発売が予定されているブルーレイ版『プロメテウス』の吹き替えも剛力さんが担当しているため、『プロメテウス』ファン&『エイリアン』ファンが強い批判の声をあげているのだ。
声優としての能力に欠けるタレントを大ヒット映画の声優に起用する行為は、映画ファンが求めているクオリティを台無しにしてしまう。実際、剛力さんの声優能力は低すぎたようで、ブルーレイ版はちゃんとした声優で録り直してほしいという声が出ている。以下は、この件に対する芸能記者の意見である。
「この問題、そもそも剛力彩芽さんが悪いわけではありません。彼女は与えられた仕事を頑張ってこなしたと思います。問題なのは、タレントに主人公の声優をやらせた映画会社と芸能事務所です。こういうことをすれば映画ファンが悲しむだけでなく、剛力さんにも批判の目が向けられるんですよ。やっちゃいけない映画業界の悪習と言わざるをえません」(芸能記者 談)
Amazonのレビュアーは声優問題に対して「メーカーは正気なのでしょうか?」とタイトルをつけ、「なぜ日本語吹き替えに剛力彩芽さんを起用するのか完全に謎です。本作を”タレントを起用しないと売れない”となめているのでしょうか?」とコメントしている。
ファンたちから「声優変更の声」が大きくなれば、ブルーレイ版でプロ声優が主人公の声を担当した「別バージョン」が販売されるかもしれない? 今後も、『プロメテウス』の声優問題に対して注目していきたい。
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オリジナル記事: 映画『プロメテウス』声優にタレント剛力彩芽を起用して強い批判の声 / ファン「メーカーは正気なのでしょうか?」
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