北米の郵便事情はあまりよろしくありません。もし北米から日本に荷物や商品を送る場合、できれば郵便局ではなく民間企業を使用したほうが良いでしょう。配送スピードが異様に遅いからです。まあ「日本の郵便事情が優良すぎる」とも言えるのですが、そうだとしても遅すぎるのです。
それでも郵便局から送りたい場合は、プランによって配送スピードが違うことを頭においておきましよう。北米の郵便局は『USPS』(アメリカ合衆国郵便公社)と呼ばれており、海外への荷物の発送は以下のプランがスタンダードです。
・『USPS』の海外発送プラン
USPS First-Class Mail International ← 亀にも匹敵する遅さ(遅すぎて孫が生まれる)
USPS Priority Mail International ← とにかく遅い(1~2週間で到着)
USPS Express Mail International ← 日本のEMSと同等のスピードでけっこう早い(3~6日で到着)
USPS Global Express International ← 最速で1日で到着する瞬間移動的スピード(1~3日で到着)
※上記の日数は筆者の実体験によるもの。実際に公表されているUSPSの日数とは違います。
海外の通販や『eBay』などのオークションサイトの品物を配送してもらう場合、「First-Class」と「Priority」はオススメしません。早く欲しいのに、遅すぎて不安になるのです(笑)。せめて「Express」で送ってもらいましょう。
重量にもよりますが、『iPad』や『WiiU』くらいのものでしたら「Priority」と「Express」は20~25ドルくらいの違いです。損害補償してもらえる金額も違います。安心とスピードが買えるなら安いものです。
ただ、上記の配送日数はあくまで目安です。ラッキーなことに早く到着したり、アンラッキーなことに大幅に遅れたり、場合によっては紛失することも稀にあります。なので本当は民間企業の『DHL』や『Fedex』などを使ったほうが良かったりします。スピード配送が基本だし、場合によってはUSPSより安いです。
Correspondent: Kuzo
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オリジナル記事: 北米郵便局『USPS』を使用して荷物を日本に送る / 各プランの到着が早い順まとめ
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