ロケットニュース24では、以前の記事で、東京・池袋に『カレーは飲み物』というカレー屋さんがオープンしたことをお伝えしました。このお店は、おいしい欧風カレーライスを提供するお店だったのですが、またも驚きのカレー屋さんを発見しましたよ!
そのお店『サンパチカフェ』ではなんと、「飲むカレー」というメニューを提供しているのです。しかも看板には「世界初」と書かれているではありませんか!? これは試してみないとッ! ということで実際に食してみましたよッ!!
看板に掲載されている写真では、まるで野菜ジュースのように見えるのですが、これが「カレー」とはにわかには信じがたいです。店内はモダンな造りをしていて、カレー屋さんというよりはカフェといった感じ。それでも、キッチンにはインドの方と思われる外国人シェフがいらっしゃいます。う~ん……、やっぱりカレー屋さんなのかな?
オーダーはセルフサービスです。飲むカレーの価格は、ナンとセットで500円! なんとも良心的な価格。そして店員さんにすすめられ、カフェラテも頼むことに。注文して待つこと約5分。来ました! 念願の飲むカレーが。たしかにカレーの匂いがしています。ですが、見た目はパフェのように見えなくもありません。色は三層に分かれていて、上から緑・白・茶色です。
どんな味なのかな? とドキドキしながら、添えられたストローで飲んでみると、ズズズッと口の中にドロリとした液体が流れ込んできます。これはたしかにカレーです。特に飲みやすいという訳ではなく、口当たりは普通のカレーと変わりません。もしかして、ただ「飲み物」と言ってるだけで、本当は普通のカレーなのかな……。
そして味はといえば……、おいしい! 三層になったカレーの一番上、緑色の層はほうれん草とブロッコリー。真ん中の白い層は、豆腐とメープルです。一番下の茶色い層はカレールーとオニオンになっています。これらがほどよく混ざりあって、素材の本来の甘さを感じることができます。ベジタリアンの方でも食べられるということなので、野菜のおいしさを堪能するために作られたものではないでしょうか。カレーをセットのナンにのせても良し、ストローですすっても良し。自分なりの食べ方を楽しめそうです。
ちなみに、このお店は岡山県倉敷市に本店があり、2012年11月17日に東京初出店したばかり。つまり出来たばかりなんですね。料理はもちろん、スイーツやコーヒーにもこだわっていて、カレーはインド人シェフが、スイーツはパティシエが、コーヒーはバリスタが各々担当しているそうです。それらのこだわりから生まれた飲むカレーは、なかなか個性的な一品でした。カレー好きの人はぜひともチェックして頂きたいです。
■訪問店舗 サンパチカフェ (SANPACHI CAFE)
住所 東京都渋谷区道玄坂2-3-1 渋谷駅前ビル 1F
営業時間 7:00~24:00(ラストオーダー23:30)
定休日 無
レポート:千絵ノムラ
Photo:Rocketnews24
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