「理想」と「現実」とは、平行線。どこまで行っても、交じり合うことはないものではないでしょうか。特に恋愛では、その傾向が強く、好かれたい相手に好かれなかったり、あまりタイプではない相手に告白を受けたり。思い通りにいかないものです。だから人は、恋愛にはまってしまうのかもしれません。
とある男性記者(Tさん、26歳)の場合、女の子にモテたい! と強く願っているのですが、なぜか男性に言い寄られることが多いようです。「男にばっか「遊ぼうよ」とナンパされて困っています」というTさん、ここ最近の彼の出来事をお伝えしましょう。
・君、マッサージ師?
Tさんがマッサージ店の出入り口近くで、携帯電話をかまっていたところ、初老の男性が声をかけてきました。男性はマッサージ店の様子をうかがっていたようなのですが、ふいにTさんに声をかけ「このお店は男性マッサージ師はいるの?」と尋ねてきたそうです。お店の事情をわからなかったTさんは、「いや~、いるんじゃないですかね」と、あいまいな返事をしました。男性はさらに「君、マッサージ師?」と尋ねたうえで、「君、カッコいいから遊びたいな」と申し出てきたとのこと。Tさんは丁重にお断りして、その場を立ち去りました。
・覗き込むように顔を見て……
ある日のこと、仕事を終えたTさんは最寄駅まで足早に歩いていました。すると不意に、後ろから歩いてきた、身なりのきちんとしたメガネの男性がTさんと肩を並べて歩いてきました。何かな? と思っていると、ニュッと覗き込むように顔を見て、「遊びに行こうよ」と言ったそうです。Tさんは丁重にお断りをして、駅へと急ぎました。
・一万円でどう?
同じく帰宅時のこと、駅まで歩いていると一台の真っ白の大き目の車が近づいてきました。どうしたんだろう? と思っているとウィンドウが開き、運転席に褐色の肌で黒髪の東南アジア系男性が乗っているのが見えました。そして「●●●へ行きたい」と言ってくるではありませんか。道を尋ねているのかな? と思っていると、「お兄さんと遊びに行きたい。一万円でラブホテルどう?」と誘っているのです。そして、車に乗り込むようにと催促。Tさんは心のなかで「1万円かよ」と突っ込みながら丁重にお断りをして、帰路につきました。
・どこからともなく駆けてきた
牛丼店での昼食を終えて、店前でしばし佇んでいたTさん。おなか一杯で満足していると、どこからともなく一人の男性が駆けてくるではありませんか。ワッ! 何かきた! と驚いていると男性は、やや息を切らしながら一言、「遊ぼうよ」と唐突に誘いの言葉を投げかけてきました。Tさんは丁重にお断りをして、職場へと帰っていきました。
これらは、Tさんがここ最近2カ月の間に経験した出来事です。たしかにTさんはイケメンの部類に入るでしょう。丹精な顔立ちをしているので、男女問わずモテるはずなのですが、どちらかといえば男性に好まれるようです。ちなみにTさん自身は、「男性に声をかけられること自体は、不快ではないんですけどね。できれば女性に同じくらい声をかけられたいです(笑)」と話しています。いずれにしても人に好まれることは良いことです。Tさんにはがんばってもらたいと思います。
Photo:Rocketnews24
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オリジナル記事: 【男性実話】とある男性記者「女の子にモテたいのに男にばっか「遊ぼうよ」とナンパされて困っています」
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