ブラジルのある刑務所で受刑者が前代未聞の脱獄劇が発生した。脱獄を図ったのは、プロレスラー並みの巨漢の受刑者ら4名。方法は壁に穴をあけるというシンプルかつ大胆なものだ。しかし、いざ脱獄となったときに大問題が発生したのである。
なんと壁にあけた穴に腹がつかえ身動きができなくなってしまったのだ。壁から半身がニョキっと出た状態で刑務官に発見され、爆笑の渦のなか御用となったのだ。
この悲劇の大脱走はブラジル・ゴイアス州で起こった。Rafael Valadao受刑者ら4名は脱走をくわだて、鉄の棒でコンクリート製の壁に穴をあけた。計画は順調。1人目はすんなりと穴を通過した。だが、Rafael容疑者が通る段になって問題が発生した。
体重100キロを超えるRafael容疑者のお腹が穴につかえてしまったのだ。彼の腹は穴に対して大きすぎたのだ。身動きがとれなくなり計画は失敗に終わった。
だが彼の悲劇はこれだけでは終わらなかった。腹が穴にかなりフィットしていたのか、救出に時間がかかったのである。消防まで出動し、騒ぎは大きくなるばかり。最終的には、ほぼ全ての看守が集まり、爆笑のなか彼が救出されるのを見守ったという。
なお、脱獄を共謀したほかの3名のうち2名はRafael受刑者が壁でつかえたせいで、通り抜けることができず、その場で拘束。Rafael受刑者がつっかえる前に逃げ出した1名については12月4日の段階では「行方を追っている」とのことだ。
写真でもわかるように、Rafael受刑者は体中に擦り傷や切り傷を作っている。さらに医師によると肋骨を骨折した可能性があるそうだ。その上、ほぼ全ての刑務官に情けない姿を見られ笑われるとは、受刑者にとってこれ以上の辱めはないだろう。この代償は小さくはない。これを教訓に脱獄など考えず、刑に服してほしいものだ。
参照元:Mail Online(英語)
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オリジナル記事: 【プリズンブレイク】壁に穴をあけて脱獄するぜ → 腹がつかえて抜けねぇ → 見つかり恥ずかしい状態で捕まる
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