皆さんは、「麺点師」という言葉をご存じでしょうか? これは中国の調理師資格のひとつで、その名の通り麺料理と点心を専門に作る人のことを指します。
中華料理店は数々あれど、この資格を持つ料理人を有するお店はあまり知られていません。そのなかでも特に評判のお店が、東京・新宿三丁目に存在します。「満月廬 (まんげつろ)」は、肉まんの評価が大変高く、さらに東京の極上食材を使った究極クラスの肉まん「東京肉まんX」を提供しているのです。
・安くてうまくて量が多いランチが評判
このお店、ランチで利用するという方も多いかもしれません。というのも、ランチがお得なんです。お得すぎるといっても過言ではありません。なぜなら、近隣では、1000円程度で提供されているメニューが750~850円で楽しめるからです。割安であるうえに、量が多く、しかもおいしいのです。日替わりも用意されているので、毎日通っても飽きません。
・本命は点心
豊富なメニューのなかでも、外せないのが点心です。餃子、小龍包、春巻きなど、いずれも一つひとつ手作り。麺点師の指導のもと、丹念に作られています。特に、他のお店と違うなと感じさせるのが、点心で使われている「皮」です。モッチリとした肉厚の皮は、具材の旨みを完ぺきに閉じ込め、噛むまで外にもらしません。したがって、口に入れた瞬間に肉汁がジュワーっと出てくるようにできています。ランチ利用なら、別途点心をオーダーするのを忘れないように。
・東京の食材にこだわった「東京肉まんX」
これらの点心のなかでも、究極なのが、東京肉まんXです。これは東京の新名物を作りたいとの思いから、東京の食材にこだわって作り上げた一品なのだとか。豚肉は牛の霜降りに負けないといわれるブランド豚「TOKYO X」を使用。これに同じく東京でとれる「どんこしいたけ」と「しんとり菜」を合わせた、まさしく東京肉まんです。
・豪華食材の絶妙なバランス
個性的な食材を使った肉まん、味の方はというと、美味の一言に尽きます! まず皮はマシュマロを連想させるようなふわふわ感。それでいて、しっとりとまとわりついてきます。まるで赤ちゃんの柔肌を触っているよう。そして半割りにすると、なかには肉汁たっぷりの具材が。皮が肉汁の水分を吸収して、黄金色に輝いています。一口食べると、これらが混ざり合って、絶妙なハーモニーを奏でているようです。さっぱりとした豚肉の甘さと、しいたけの旨み、そしてしんとり菜のシャキシャキとした歯ごたえが実にバランスがいい。おまけに、すべてのおいしさを吸った皮の食べ応えも十分です。
これから寒い日が続きます。コンビニに肉まんを買い求める人も多いと思いますが、たまにはこだわり抜いた肉まんを、頬張ってみてはいかがでしょうか。
■店舗情報 満月廬(まんげつろ)
住所 東京都新宿区新宿3-10-4
営業時間 11:00~24:00
定休日 無休
レポート:フードクイーン・佐藤
Photo:Rocketnews24
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